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初心者でも簡単!リミックス講座 ① リミックスの始め方

リミックス講座 公開 2017.03.03 更新 2026.07.18
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本記事は、DTM初心者がリミックス制作に挑戦するための基礎知識と実践的なコツを紹介しています。リミックスとは既存楽曲にオリジナリティを加えて生まれ変わらせる制作手法であり、ステムミックスの選択、テンポ調整、エフェクト処理、オーディオ編集といった基本的なポイントを押さえることで、初心者でも高品質なリミックス作成が可能です。記事ではビギナー向けのコンテスト情報も提供しており、実践を通じたスキル習得の機会を提供しています。

リミックスを始めよう

今回より「初心者でも簡単!リミックス講座」と題して、リミックス初挑戦の方にもわかりやすい基本的な手法をご紹介していきたいと思います。

まず、そもそもリミックスとはどういった制作手法を指すのか、おさらいしておきましょう。

リミックスとは

上記の通り、リミックスとはつまり、既存楽曲へのリスペクトを込めながら、オリジナリティを加えて楽曲を生まれ変わらせる作業と言うことができます。

初心者でも簡単!リミックス講座① リミックスの始め方 動画解説

YouTube動画への質問と回答の抜粋

なんてソフト使ってるんですか


この動画で使用しているソフトはSteinberg社の「Cubase Pro 9」です。


初心者でもコンテストに応募できる!

本講座は、「Hiroshi Watanabe”Dignity of Life”Remix Contest by Re:animation」との連動企画となっています。
このコンテストにはビギナー部門も用意されており、初心者の参加も大歓迎とのことです。

本講座で使用する原曲もコンテスト課題曲と合わせてありますので、ぜひ下記リンク先より素材をダウンロードし、参加を前提としながら読み進めてみてください。きっとモチベーションが倍増するはずです!

 

また、コンテスト参加にはSleepfreaksニュースレターの購読(無料)も必須となっておりますので、こちらもお忘れなくお願いいたします。

  • threebodytech 記事中

素材となるステムミックスを確認する

ステムミックス

リミックスされることを前提とした楽曲においては、多くの場合、ドラム、ベース、メロディといった役割ごとに書き出されたトラック=「ステムミックス」が公開されています。
まずはそれらをDAWにインポートし、内容を確認していきましょう。

それら全てを使用する必要はありません。
この中からリミックスに使用するトラックを決めていきます。

トラック選択

最低限、メロディやボーカルトラックは使用した方がいいでしょう。
その他はほぼ自由ですが、後述するようにあえて使わない方がいいトラックもあります。
ここでは「Last Synth Melody」「Beat Loops」「Synth Sequence」の3トラックを使用することとしました。

リミックスのコツ/注意点

使用トラックを選択する際の考え方

原曲のステムミックスから使用するトラックを決定する際、迷ってしまうのが、原曲の雰囲気をどの程度残し、どの程度オリジナリティを加味するか、という点です。
そこでお勧めするのが、思い切ってリズムやベースのトラックは使わない、という手法です。

トラック選択

こうすることで、メロディや進行で原曲のモチーフを保ちながらも、大きく楽曲の雰囲気を変えたリミックスとすることができます。

今回はベースはオリジナルフレーズを考え、打ち込むこととしました。

ベース

オーディオループ等を使う際の注意点

リズムトラックについては、別のオーディオループを用いて原曲と差別化を図ることとしました。
それらのWAVファイル等をインポートする際の注意点があります。

オーディオインポート

多くの場合、ループが持つ元のテンポと、リミックス楽曲のテンポがバッチリ合うということはありませんね。その際は、ループのテンポをタイムストレッチなどで調整します。
また、リミックスの手法の一つとして、楽曲のテンポを大胆に変えてしまうというやり方もありますので、その際は原曲のステムのテンポを調整しましょう。

エフェクトを用いて原曲ステムをリミックスに馴染ませる

さらに今回は、原曲ステムに含まれる「Beat Loops」も合わせて使用することとしますが、そのまま使うと低音が強くリミックスの中で浮いてしまいます。
このような際は、ステムにエフェクトをかけて調整していきます。

EQ

まずは低域をカットして適度な存在感とし、メインのリズムトラックとのかぶりも防ぎます。

リズムループの低域カットは定番手法ですが、今回はさらにスピーカーシミュレーターや、Frquency Shifterといったエフェクトも併用し、リズムの一部を取り入れつつも雰囲気を変えることを狙っています。

オーディオを編集する

メインとなるメロディはもちろん原曲ステムを用いますが、こちらもそのまま使うのでは面白味がありません。リミックスでは、オーディオ素材を切り貼りする等の手法もよく用いられます。

Melody切り貼り

今回はメロディのステムを1小節ごとにカットし、間にシンセで別のフレーズを挟むことで、原曲との掛け合いのようなアレンジとしてオリジナリティを加えています。


いかがだったでしょうか?
このようなコツや注意点を押さえれば、初心者の方でもリミックスにチャレンジできそうですね。

次回以降は、さらに一歩進んだテクニックもご紹介していきますので、どうぞご期待下さい!

よくある質問

Q1. リミックスを始めるには何が必要ですか?

DAW(音楽制作ソフト)と、リミックス対象曲のステムミックス(ドラム、ベース、メロディなど各要素ごとに分けられたトラック)があれば始められます。コンテスト課題曲であれば、公式サイトから素材をダウンロード可能です。

Q2. ステムミックスのすべてのトラックを使う必要がありますか?

いいえ。むしろメロディやボーカルは使用しつつ、リズムやベースを敢えて使わないことで、原曲のモチーフを保ちながら大きく雰囲気を変えたリミックスが実現できます。

Q3. オーディオループのテンポが合わない場合はどうすればよいですか?

タイムストレッチなどを使用してテンポを調整します。また、楽曲全体のテンポを大胆に変更するという制作手法もあり、その場合は原曲ステムのテンポも合わせて調整しましょう。

Q4. 原曲ステムを使う際に浮いてしまう場合の対処法は?

エフェクト処理が有効です。例えばリズムループが低音で浮く場合は、低域カットやスピーカーシミュレーター、Frequency Shifterなどを用いて調整します。

Q5. メロディを使う場合、そのまま使ってもよいですか?

より良いリミックスにするため、メロディステムを1小節ごとにカットして間にシンセフレーズを挿入するなど、オーディオ編集で加工することをお勧めします。これにより原曲との掛け合いのようなアレンジが実現できます。