広告

Sleepfreaks
音程処理 音楽理論 音楽機材・ソフト紹介 音圧・音量 音像処理 空間処理 波形処理 歪み・サチュレーター 機材設定 機材 書き出し・読み込み・変換 打ち込みテクニック 打ち込み 基本編集 周波数 便利操作・作業効率化 作詞のメソッド 作業環境 低音処理 レコーディング リミッター・マキシマイザー リバーブ リハーモナイズ リズム楽器 リズム処理 リズム モニタリング ミックスが上手くなるTIPS ミキサー・ミキシング マルチ音源 マスタリング ポップス ボーカロイド ボーカル ボリューム処理(コンプレッサー) ベース ベル ヘッドホン ブレイクビーツ ブラス ファイル管理 ピアノ・Key ビンテージ ヒット曲の分析 パッド バージョン新機能解説 バンドサウンドを創るには バッキング ハード機器 ハードウェア操作 ドラム・打楽器 ドラム ドラゴンクエスト トリガー トランジェント ディレイ ディエッサー テンポ処理 テストタグネーム ソフトシンセ ストリングス ステレオイメージャー シンセレシピ シンセサイザー サンプリング サンプラー サウンド入出力 サウンド入出 コンプレッサー ゲーム音楽 ゲート グリッチ ギター ギタリストのためのAbleton Live キック カットアップ オートメーション オーディオ操作 オーディオ処理 オーディオインターフェイス エフェクト処理 エフェクト インストール/製品登録 イコライザー アナライザー いきものがかり Zynaptiq YouTube生配信 XLN Audio
トップページ > Maschineの使い方 > MASCHINE JAM の使い方 > 19. LOCK機能を使用して状態を呼び出す MASCHINE JAM 使い方
目次を見る
Sleepfreaks監修のDTM向けPC

LOCK機能を使用して状態を呼び出す MASCHINE JAM 使い方

パフォーマンスやミキシング時に大活躍のリコール機能

lock

LOCK機能を使用することで、ボリューム、パン、ミュート/ソロ、エフェクトパラメーターを最大64パターン記録し、簡単にその状態を呼び出すことができます。

これはミキシングの結果を聞き比べる際や、ライブパフォーマンス時などに大きな効果を発揮します。
今回はこの便利なLOCK機能について解説を進めていきます。

LOCK機能を使用した状態の保存と呼び出し

※9:42秒からの解説となります

まず初めに、LOCK機能に登録するための状態を作ります。
ボリュームやエフェクトパラメーターなどを好みに合わせて調整します。

調整が終わったら、LOCK機能へ保存します。

lock

「SHIFT」ボタンを押しながら「LOCK」ボタンを押します。
PADの表示がLOCK状態へ切り替わります。

lock-select

64PADの好きな箇所(ここでは一番左上を選択)を押します。
これで現在の状態が1つのPADヘ記録されました。

他の設定も保存してみましょう。
新たにパラメーターなどを好みの値に設定します。

lock2

完了したら再度、「SHIFT」ボタンを押しながら「LOCK」ボタンを押します。
ここでは把握しやすいように、先ほど登録したPADの隣を選択しておきます。

これで準備が整いました。

recall-lock

先ほど登録した1つ目のPADを押すと最初の状態が呼び出され、その隣のPADを押すと後に保存した状態が呼び出されます。
このようにして最大64パターンの状態を記録、呼び出すことができます。

LOCKを上書きしたい場合は?

以前に登録した状態(PAD)に対して、現在の状態を上書きすることができます。

LOCKの上書き

「SHIFT」ボタンを押しながら「LOCK」ボタンでLOCK画面に入った後、「LOCK」を押しっぱなしにします。
現在使用されているLOCKが点滅しますので、そのPADを選択します。
これで現在の状態が記録したLockに上書きされます。

LOCK状態を削除したい場合は?

lock-clear

「CLEAR」を押しながら削除したいPADを押します。
PADが消灯し、保存していた状態が削除されたことを表します。

Undoで操作を取り消す

誤ってLOCK状態を削除してしまったという場合。
「Undo」を使用して、その操作を取り消すことができます。

undo

「SHIFT」ボタンを押しながら「一番左上のPAD」を押します。
これで直前に行った操作が取り消され1つ前の状態に戻ります。
このUndoを繰り返すことで1つ前だけではなく、更に前の状態に戻すことも可能です。

また、Undo自体を取り消したい際は、同じ要領でUndoの右に配置されているPAD「Redo」を使用します。
これでUndoにより遡った操作を元に戻すということができます。

非常にユニークで実用的なMORPHING機能

保存したLOCK状態を切り替える際、通常であれば瞬時に記録された状態が復元されますが、このリコールを一瞬ではなく、時間をかけて切り替えるということことができます。

これによりサウンドが徐々に変化していくというモーフィング効果を得ることができるため、ライブパフォーマンスなどで非常に面白い演出ができます。

lock-morphing

LOCKモード中にダイアルに触れるとMORPHINGのダイアログが表示されます。
これを「ON」に変更します。

  • 「Travel」 : LOCKが呼び出された際、指定した小節/拍をかけてパラメーターが移動します。
  • 「Grid」 : LOCKが呼び出された際、指定した小節/拍にLOCKの動きが収まるようにパラメーターが移動します。


製品のご購入