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MIDIキーボードを使用したリアルタイムレコーディング KORG Gadgetの使い方

キーボードでプレイした演奏をレコーディング

Key

ここではパソコンに接続したMIDIキーボードの演奏をソフトに記録する、リアルタイムレコーディングを解説していきます。

ノートの発音タイミング、長さ、ベロシティなどの演奏ニュアンスもしっかりと記録されます。
前回のドラムパターンに合わせてベースを打ち込んでいきましょう。

KORG Gadget

新たなガジェットを立ち上げます。
「Synth」→「Bass」から「Chicago」を選択しました。

Chicagoは太いサウンドが特徴のシンセベース専用音源です。

Rename

トラックが追加されますので、分かりやすく名前をつけておきましょう。
ダブルクリックでリネームが可能です。

まずはパソコンがMIDIキーボードを認識しているかを確認しましょう。
この設定は下記の記事で解説しています。

次にMIDIキーボードの演奏をどのガジェットに記録するのか?を指定します。

Song

対象のトラックを選択するか、トラックの「MIDI」を点灯させます。

これでMIDIキーボードを演奏してみてください。
ガジェットからサウンドが鳴るはずです。

Clip

録音するクリップを選択し、フレーズの小節数を指定します。
今回、ドラムのフレーズは2小節ですが、ベースは1小節のパターンとします。

Rec

録音の準備ができた後、「レコーディング」を点灯させて、「プレイ」を押します。
カウントが始まりますので、後はプレイを行ってください。

レコーディングが終わった後は、再生を停止するとレコーディングも終了します。

After Rec

このようにプレイしたフレーズがレコーディングされました。
ノートの発音タイミング、長さ、ベロシティも反映されています。

便利なループレコーディング

Loop

ループアイコンを点灯させると、レコーディングが繰り返されるループレコーディングを行うことができます。
再生をするまでレコーディングが繰り返され、演奏したノートがクリップ内に重なっていきます。

  • ピアノの左手と右手を分けて演奏する
  • 難しいフレーズを数回に分散してレコーディングする
  • ドラムパターンでキック、スネア、ハットを別々に演奏してレコーディングする

など非常に便利にレコーディングを行うことができます。

ループレコーディング使用例 参考動画

メトロノームを聞くには?

Click

メトロノームアイコンを点灯させることで、レコーディング中や再生中にメトロノームが流れます。

カウントの長さを変更するには?

Count

上メニュー「KORG Gadget」から「環境設定」→「一般」→「メトロノーム・カウントイン」から変更が可能です。
設定を「オフ」にすることで、レコーディングのプリカウントが省略されます。