オープンハットをクローズハットで止めるチョーク設定 FL Studio 使い方
複数のチャンネルと連動したチョーク設定も可能
チョークの項目では、1つのチャンネルを連打した際に、前の音を止める設定について解説しました。
今回は「オープンハットをクローズハットで止める」といったような、
複数チャンネルを連動させるチョーク設定を解説していきます。
まずはサンプルのサウンドをご確認下さい。
8分裏へオープンハットを入れていますが、少しだらしない印象です。
これに対して、クローズハットでオープンハットをチョークさせると、
締まりが出てグルーヴが明確になった印象となります。
今回はこの設定方法を確認していきましょう。
複数チャンネル連動のチョーク設定
音を止める側のチャンネル(ここではクローズハット)をクリックし、エディターを開きます。
工具アイコンを選択し「Group」の「Cut」に数字を割り当てます。
ここでは「1」としましたが、もし他の楽器が他の用途で「1」を使っていた場合、
「2」などに設定し、他の番号と被らないように設定します。
次に音を止められる側のチャンネル(ここではオープンハット)をクリックし、エディターを開きます。
同じく工具アイコンを選択し「Group」の「By」へ先ほどのクローズハットに設定した番号を割り当てます。
これでオープンハットのサスティンがクローズハットによって停止されるようになります。
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