DTM音源 サンプラー 2 素材から音程楽器を作る
DTMにおけるサンプラーの活用方法を解説した記事です。「缶を開ける音」といった日常の音を素材として取り込み、キーボード鍵盤に割り当てることで、任意の音階を持つ楽器として再生できます。Native InstrumentsのKontaktを使用すれば、ドラッグ&ドロップで簡単に素材を読み込め、Time Machineモード選択により音程変更時のピッチシフトに対応可能です。さらにコード演奏をサンプリング化することで、単音打ち込みでコード進行を演奏させることもでき、創造的な音楽制作の幅が大きく広がります。
素材に音階を与え、音楽的に使用する

前項のリズム素材を作成に続き、サンプラーの解説を行っています。
今回は素材を音程楽器として使用するというないように重点を置いていきます。
サンプリング音のみで楽曲ができてしまうのでは?という位、
柔軟なサウンドコントロールを行うことが可能です。

サンプリングを行った「缶を開ける音」をサンプラーへ取り込み、
素材へ音程を割り当てていきます。
無限とも言える可能性を感じていただけると思います。
サンプリング解説動画
- 1MIDIの基礎知識
- 2MIDIの「パラメーターと数値」について
- 3ソフトシンセ/プラグイン DAW対応規格の注意点
- 4オーディオインターフェイス選びの注意点
- 5サンプラー 1 素材をサンプリングしてリズム楽器を作る
- 6サンプラー 2 素材から音程楽器を作る
- 7ピアノロールとリズムの読み方 1
- 8ピアノロールとリズムの読み方 2
- 9ピアノロールとリズムの読み方 3
- 10必ず合わせたい楽曲の基本チューニング
- 11連符について
YouTube動画への質問と回答の抜粋
コメント失礼します。 まさに本動画でご説明いただいているように、自分で録音したサンプル音声をtone machine機能で音程楽器として使用したいと考えています。 ソフトウェア音源を購入したいわけではないので、高額なKONTAKTを購入するのに足踏みしているのですが、無償、もしくは1万円程度で買える、tone machine機能を備えたプラグインソフトウェアはご存知ありませんでしょうか😂
このような機能でしたら多くのDAWに純正付属しているサンプラーで可能と思いました。 いかがでしょうか?
4年前の動画にコメント失礼します。最近studio oneでDTMを始めたものです。曲の中にゲームキャラ、例えばカービィやマリオのボイスや効果音をサンプルとして入れたい場合はどうしたらいいですか?ネットにあるフリーの音源を拾ったりするのでしょうか?スマブラなんかのゲーム内にあるボイス集なんかを録音して使うなんて著作権侵害とかですよね?kawaii future bass の楽曲を作りたくて、既存曲でカービィなどのボイスや効果音を入れたいです。よろしくお願いします。
短い効果音でしたら問題になったというケースは聞いたことがありませんが、念のためフリー素材や、素材販売サイトで購入したものを使用する。 もしくはシンセサイザーを使用してご自身で作成するという形が良いと思います。
いつも視聴させて頂いています。 キューベースPro8の純正での音階を付けるやり方などありますか??
お世話になっております。 この方法で音階をつけるのはいかがでしょうか? https://sleepfreaks-dtm.com/for-advance-cubase/pitchcorrect-2/ 是非、お試しください。
素材に音程をつけるサンプラー
今回の使用サンプラーはNativeinstruments「Kontakt」を使用します。

前項の「Battery」と同様に、
素材ファイルをKontaktウィンドウへ「ドラッグ&ドロップ」します。
これにより、素材が鍵盤に割り当てられ、音程が割り当てられます。
再生のモード
通常のサンプラーは以下のように演奏されます。
- 音程が低くなるほど再生速度が遅い
- 音程が高くなるほど再生速度が早い
この場合、楽曲に対して上手くタイミングを合わせられない可能性があります。
各ソフトごとに設定は異なりますが、Kontaktの場合、

編集モードから「time machine」を選択することで、
どの音程でも速度を変えることなく、再生が可能になります。
コード演奏をサンプラーへ読み込む

このようなコード演奏をオーディオ化し、同じ要領でサンプラーへ取り込むと、

単音の打ち込みで、上記コードを演奏させることができます。
音程を変更すると、コードを平行移動させることができます。
よくある質問
Q1. サンプラーで音程を変えると再生速度が変わってしまうのはなぜですか?
通常のサンプラーは、低い音程では再生速度が遅く、高い音程では速くなる仕様になっています。Kontaktの「Time Machine」機能を使用すれば、どの音程でも速度を変えることなく再生できます。
Q2. 日常の音(効果音など)を楽器化することは実際に可能ですか?
はい、可能です。缶を開ける音などの素材をサンプリングしてKontaktに読み込み、キーボード鍵盤に割り当てることで、その素材を音程楽器として演奏できます。
Q3. コード演奏をサンプラーで使用する場合、調を変えることはできますか?
できます。コード演奏をオーディオ化してサンプラーに読み込んだ後、音程を変更することで、コード全体を平行移動させられます。
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