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MIDIコン難民必見!Novation Launchkey Mk3 シリーズを徹底レビュー!その即戦力機能とは?【PR】

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Novationの人気MIDIキーボード/コントローラーを徹底レビュー

今回は、さまざまなMIDIキーボード/コントローラーの中でも比較的安価なイメージがあるNovation社のLanchkey Mk3シリーズについて、じっくり触ってレビューしてみました。
こちらについては、以前Cubase 12のMIDI Remoteに関する企画でも取り上げたのですが、Cubase連携もさることながら、鍵盤の質の良さ制作に役立つ即戦力機能など、他にもたくさん魅力がありますので、ご紹介したいと思います。

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Novation Launch Key Mk3シリーズ 動画

  1. 1Cubase連携の振り返り
  2. 2Novationというメーカーについて
  3. 3Launchkey Mk3シリーズの特徴

Cubase連携の振り返り

最初に簡単に、LaunchkeyのCubase連携について振り返っておきましょう。

詳しくは上述の記事から動画をご覧いただきたいのですが、以下のような特長がありました。

  • 接続後すぐにGUIに反映される
  • デフォルトでミキサーコントロールとクイックコントロールに対応
  • それぞれのモードをコントローラーのボタンで切り替え可能
  • ミキサーモードではトラックカラーに追従
  • トランスポートに加え、非録音時の演奏記録をMIDIデータとして呼び出せるCapiture MIDIボタンを搭載

とにかく簡単に設定できて、すぐ使えるというのが嬉しいですね。

Novationというメーカーについて

Novationというメーカーについて、皆さんはどのような印象を持っているでしょうか?
やはりこのLaunchKeyのようなMIDIコントローラー/キーボードの印象が強いと思われますが、実はそもそもシンセサイザーのメーカーとして1992年に創立されています。

昨年で30周年を迎えるという、比較的歴史の長いメーカーと言えます。
初期に作られたシンセ「BASS STATION」はバージョンアップされて現在も販売されていますし、真のアナログとモデリングのウェーブテーブルシンセを掛け合わせたフラッグシップモデル「SUMMIT」は惜しみなくクオリティを追求した高級機です。

このように作り手のこだわりが強いメーカーなので、実は安価なMIDIキーボードの細部にもその特色は表れています。
実際デザインが良く、筐体の作りや鍵盤のタッチが他社の同価格帯の製品と比べると一線を画しているように感じるのがNovation製品の特徴です。

Launchkey Mk3シリーズの特徴

Launchkey Mk3シリーズは、mini/25/37/49/61/88とライナップも豊富で、様々なニーズに対応してくれます。

ハイクオリティな鍵盤

鍵盤の感想についてはぜひ上記の動画をご覧いただきたいのですが、Novation製品全般に通底しているクオリティと言っていいものです。
特に追加された88鍵バージョンのタッチが独特で素晴らしいものでした。

一般的なピアノタッチよりは軽いので、その類を求める方には合わないと思いますが、いわゆる「セミウェイテッド」と呼ばれるジャンルで質の高い鍵盤を求めている方にはかなりお勧めできます。
軽い力でストンと沈みますが、跳ね返りも良く指に吸い付くような心地よさがあるので、癖になるタッチです。
ヴェロシティの繊細な表現ができるため、さまざまな楽器の入力時に威力を発揮するでしょう。ライブバフォーマンスにも適していると思います。

初心者にも優しい機能

1. スケールモード

スケールモードをオンにすると、設定したスケールに含まれるノート以外は入力されなくなります。
つまり楽曲のキーあるいはその時使いたいスケールがわかっていれば、設定しておくことで音を外すことがなくなりますので、ミスを恐れず思い切った演奏をすることができます。
上級者でも、手癖をなくして自由に弾くことで新たなフレーズを生み出すことができるかもしれません。

操作に関しても、ルートを鍵盤で指定し、パッドでスケールタイプを選ぶというのも簡単でいいですね。

2. スケールコードモード

スケールコードモードをオンにすると、現在選択されているスケールで使うコードがパッドにアサインされ、指一本でコードを演奏することができるようになります。
和音の構成を覚えたり、コードチェンジの際に運指を意識する必要がなくなるため、誰でも簡単にコード進行を演奏できてしまう初心者に優しい機能です。
トライアドはもちろん、7th/9th/69などをパッド上で行ったり来たりしながら試せますので、特に楽曲の基礎的な進行を構築する際など、制作時に威力を発揮しそうですね。

3. アルペジエイター

今では多くのMIDIキーボードに搭載されているアルペジエイターですが、Launchkeyにも搭載されています。
左の方の鍵盤でパターンを変えることができ、ツマミを使ってテンポやゲート、スイングなどさまざまなパラメーターを調整することができます。 
Shiftキーを同時押しする操作がやややりづらいですが、ライブでなけく制作であれば問題なくできるでしょう。
なお、このアルペジエイターのボイシングは鍵盤で行うことが必須となっていて、スケールコードモードにおけるパッドでコードを指定することは出来ないため、注意してください。


以上今回は、Novation Launchkey Mk3に注目して、しっかりとレビューしてみました。
以前MIDIコントローラー/キーボードについてアンケートを取らせていただきましたが、やはり実際触れない人も多く、制作にどう役立てられるのかわからない方が多かったようです。そのメリットが見えなければ、投資もしづらくなってしまいますよね。
ただ、既に使っている人はもう手放せないアイテムになっていますし、実際制作においてその差が出てくることはあると思います。
Launchkeyはその点、かなり導入しやすく、質も高いため、初心者から上級者の方までお薦めできます。
これから、MIDIコントローラー/キーボードの購入を検討されている方の参考となれば、幸いです。