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Waves TransX 使い方 レッスン② 実践編

ベースのアタックを強調する

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TransXはドラムやパーカッションに適用するイメージが強いですが、
ベースやギター等のトランジェント調整にも最適です。
プリセットを選択して、Range等のパラメーターを適切に調節するだけでも、
手早く効果を得られます。

TransX 解説動画

製品の購入:https://bit.ly/34p7bbS

  1. 1基本操作とパラメーター
  2. 2実践/応用編

シンバルのサスティーンを調整する

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Rangeを0以下の数値に設定してアタックを抑え、
アウトを上げていけば、反対にサスティーンを出すことができます。
合わせてDurationやReleaseを調整すれば、「サスティーンの山をどの部分に作るか」
といったニュアンスまで追い込んでいくことができます。

Multiでタイトなキック作り

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TransX Multiは、ピンポイントで帯域をコントロールしたい際にも使えます。
低域が伸びすぎているキックに対しては、高域に絞ってアタックを強調することにより、
タイトで張りのあるサウンドを狙うことが出来ます。
コンプレッサーに比べ、直感的かつスピーディな作業が可能です。

高域のアタックを抑えてサウンドを奥に配置する

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トランジェントは、サウンドの距離感とも深い関係を持っています。
通常、アタックが強ければ近くに、弱ければ遠くで鳴っているように聴こえます。

距離感をコントロールしたい場合、Multiで高域中心に調整すればより効果的です。
特に「奥に配置したいがリバーブで音質を変化させたくない」といった際に非常に便利です。

マキシマイズ済み2MIXのダイナミクスを復活させる

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マキシマイズ済みの2MIXに、新たにトラックを追加してミックスしようとすると、
うまく馴染まないことが多いです。
マスターで無理やりコンプをかけても、全体的に潰れすぎてしまいます。

そのような場合は、TransX Multiを使って2MIXのダイナミクスを復活させておくと、
ミックスしやすくなります。
特にキックやスネアに注目しながら、各パラメーターを調整します。
一例として、下記のような流れで作業するとわかりやすいでしょう。

  • ①Durationをある程度上げて各帯域が反応するようにする
  • ②各帯域ごとに幅やSensを微調整し、最後にRangeで効き具合を決める

 

記事の担当 大鶴 暢彦/Nobuhiko Otsuru

Sleepfreaks DTM講師 大鶴 暢彦
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