あなたに合うコースを診断
表示されない場合は別タブで開く ↗
PR

Nektar Panorama Tシリーズの使い方 ① DAWインテグレーション

ソフトシンセ_使用法 公開 2019.04.14 更新 2026.07.18
記事を読む ↓
Sponsored
TRACK SHIBUYA-HONMACHI|DTMerのためのデザイナーズ防音マンション

Nektar Panorama Tシリーズは、DAW(デジタルオーディオワークステーション)での音楽制作に特化したMIDIキーボードです。49鍵のT4と61鍵のT6の2モデルが用意されており、DAWインテグレーション機能により、CubaseやLogic ProなどのメジャーDAWを手元から直感的に操作できます。フェーダーやエンコーダーを活用してトランスポートコントロール、ミキサー操作、トラックのボリューム・パン・オートメーション調整など、制作効率を大幅に向上させることができます。初期設定からファームウェアアップデート、各モード(Mixer・Instrument・Multi・Internal)の使い方までを習得すれば、快適な制作環境が実現します。

DAWで音楽制作を行うことに特化した機能が満載

Nektar Panorama

ここではNektar Technology社からリリースされているMIDIキーボード「PanoramaTシリーズ」の解説を行っていきます。

Tシリーズは鍵盤数が異なるT4(49鍵)/ T6(61鍵)の2タイプが用意されており、機能に差は付けられていません。

  • ベロシティ/アフタータッチに対応したキーボードと8つの超高感度パッド
  • MIDIコントローラーとして活躍するフェーダー/ノブの搭載
  • DAWをTシリーズからコントロールできる「DAWインテグレーション」への対応
  • ソフト音源を自由にルーティング/コントロールできる「Nektarine」との連携
  • 電源が不要なUSBバスパワー
  • など。

DAWで音楽制作を行うことに特化した機能が数多く搭載されています。
当記事では、これら機能の中でも目玉となっている「DAWインテグレーション」を中心に製品の魅力をお伝えしていきます。

DAWインテグレーションは「Cubase、Nuendo、Logic Pro、GarageBand、Bitwig Studio、Reaper、Reason」など主要DAWのコントロールに特化した機能となっており、これらをTシリーズから快適に操作することができます。

まずは設定から確認していきましょう。

Nektar Panorama DAWインテグレーション動画解説

YouTube動画への質問と回答の抜粋

nektar impact 25+を購入しようと思っているのですが中古品を購入した場合でもアカウントをつくりシリアルコードを入力すればインデグレーションできるのでしょうか?


販売者様がメーカーへその旨を伝え、シリアルを開放した後に販売する。 もしくは販売者様のアカウントメールアドレスを購入者様に変更するというような流れが必要になると思います。 そのため、購入前にこの点を販売者様に確認した方が良いと感じました。


製品ページ : https://hookup.co.jp/products/nektar-technology/panorama-t4-t6

DAWインテグレーションの下準備

製品の購入後はNektarのサイトへアクセスし、アカウントの作成/Tシリーズの登録を行います。

http://support.nektartech.com

Tシリーズを登録するとDAWインテグレーションに対応するDAW別のインストーラーが表示されます。
使用しているDAWソフトをクリックして、インストーラーをダウンロードします。

Panorama Apple Support

インストーラーを起動してプログラムのインストール行います。
次に下記のファームウェアアップデートへ進んでいきます。

Tシリーズのファームウェアアップデート

上記と併せて、Tシリーズ本体のファームウェアアップデートを行う必要があります。
まずはTシリーズ本体の電源を切ります。

ファームウェア

フェーダー9ボタン + Shiftボタンを押しながら電源を入れます。
この際、画面が白く表示されます。

DAWインテグレーションのインストールフォルダの中に、ファームウェアが収録されていますので起動します。

Load File

「Load File」を選択し、

ファームウェアフォルダ内の「.binファイル」」を選択します。

「Program」を選択してこのような画面が表示されれば成功です。
Tシリーズの電源を落とし、起動しなおせば最新の状態で使用できます。

  • threebodytech 記事中

DAWインテグレーションを使用する

各DAWのインテグレーション設定はそれぞれ異なります。
下記ユーザーガイドからご確認ください。

URL : https://hookup.co.jp/assets/upload/support/attachments/2018/09/25101/Panorama_-T_User_Guide_JP.pdf

ここではCubaseを例にDAWインテグレーション機能を解説していきます。

トランスポートコントロール

Panorama TransPort-1

DAWインテグレーションが有効になっていると、「ループのOn/Off・早送り/巻き戻し・再生/停止・録音」をT-シリーズから行うことができます。
これにより、作業の効率が飛躍的に向上します。

Panorama TransPort Shift

また「Shift」ボタンとトランスポート組み合わせることで、制作中に使用頻度の高い「ループ範囲の設定・Undo・ClickのOn/Off」もコントロール可能です。

モードについて

Tシリーズをコントロールする上で重要な項目がモードの切り替えです。
※上記トランスポート機能はどのモードからも動作します

Panorama TransPort Mode

  • Mixer : DAWのミキサー(トラック)をコントロールします
  • Instrument : ソフト音源をコントロールします(事項で解説)
  • Multi : 付属ソフトNektarineがロードされている場合に機能します(事項で解説)
  • Internal : MIDIコントローラーとして機能します

ミキサーモード フェーダーを使用する

「Mixer」は各トラックをコントロールすることに特化したモードです。
※トラック名は半角英数字のみを使用することが推奨されています

Panorama TransPort Fader

「フェーダー1〜8」がミキサーチャンネルのボリュームに割り当てられます。

白いライン

実際に割り当てられている範囲は、DAW上のトラックに対して白いラインで表されます。

Panorama TransPort Master

「フェーダー9」は現在選択されているトラックをコントロールできますが、下のボタンを押しながらフェーダーを動かすことで、マスターボリュームをコントロールできるため非常に便利です。

Panorama TransPort Track Select

「Track-/Track+」ボタンで選択トラックを前後で切り替え、それに伴い8フェーダーのコントロール範囲も移動します。

Panorama TransPort Mute

フェーダーの下に配置されたボタンから、対象トラックのミュートOn/Offを切り替えることができます。

Panorama TransPort Solo

フェーダー9のボタンを押しながら、フェーダー1〜8のボタンを押すことで、対象トラックをソロをコントロールできます。

ミキサーモード エンコーダーを使用する

Panorama TransPort Encoder

Tシリーズに装備された8つのエンコーダーを使用して、更にトラックを便利にコントロールできます。

Panorama Encoder Mode

ディスプレイ下のボタンから制作内容に合わせてエンコーダーの役割を切り替えます。

  • PAN : トラックのパンをコントロールします(編集対象はフェーダーと同様に白いラインのトラックと連動)
  • SENDS : 選択しているトラックのセンドレベル8つをコントロールします
  • Q.CTRLS : 選択しているトラックのクイックコントロール8つに対応します
  • WRITE : 選択しているトラックのオートメーションOn/Offを切り替えます


いかがでしたでしょうか?
DAWインテグレーションを使用することで、快適な制作環境が実現するということを感じていただけたかと思います。
手元からDAWをコントロールできるのは、大きなアドバンテージになりますね!

次回はTシリーズに付属するソフトシンセ管理ソフト「Nektarine」の解説を行っていきます。
Tシリーズを最大限に活かす音源コントロールは必見です!

製品ページ : https://hookup.co.jp/products/nektar-technology/panorama-t4-t6

よくある質問

Q1. Nektar Panorama Tシリーズに対応しているDAWは何ですか?

Cubase、Nuendo、Logic Pro、GarageBand、Bitwig Studio、Reaper、Reasonなどの主要DAWに対応しています。各DAWのインテグレーション設定は異なるため、ユーザーガイドの確認が推奨されています。

Q2. DAWインテグレーション機能を使う前に何をする必要がありますか?

Nektarサイトでアカウント作成とTシリーズの登録を行い、使用DAWに対応したインストーラーをダウンロードしてからインストール、その後Tシリーズ本体のファームウェアアップデートを行う必要があります。

Q3. Tシリーズのフェーダー9はどのような機能ですか?

フェーダー9は現在選択されているトラックのコントロール、ボタン併用時はマスターボリュームのコントロールが可能です。Shift併用で選択トラックのソロも操作できます。

Q4. MixerモードのエンコーダーはPAN以外にどのような役割がありますか?

SENDS(センドレベル)、Q.CTRLS(クイックコントロール)、WRITE(オートメーション)の切り替えが可能で、制作内容に合わせて使い分けられます。

Q5. Tシリーズに電源ケーブルは必要ですか?

不要です。USBバスパワーで動作するため、DAWを実行するコンピュータに接続するだけで使用できます。