ボーカル録音のクオリティーを上げる リフレクションフィルター
更に高音質なボーカルレコーディングのために
楽曲クオリティを高めるために重要なこと。
それはレコーディングの段階で可能な限り良い音で収録するということです。
特に楽曲に対して大部分を占める「ボーカルトラック」は、
音質の決め手として、非常に重要な項目となります。
録音後に「EQ、Comp」で何とかなるのでは?
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
結論としてはかなり厳しく、しっかりとレコーディングしておかなくては、
素材をカバーする作業(マイナスを隠す)となってしまいます。
最初から良い音でレコーディングすることができれば、
後はそれを活かす作業(素材を高める)ができます。
この差はとても大きいです
部屋の反射を防ぐリフレクションフィルター
高音質でレコーディングを行うためには
- エアコンなどの環境ノイズに気を使う
- マイクやプリアンプの機材レベルを上げる
- マイク角度やレコーディングディレクション
などがありますが「部屋の反響」も重要なポイントです。
声が壁、天井、床に反射し、それをマイクが拾ってしまうことで、
「余計な周波数」が入ってしまったり、「望まない残響感」が出てしまいます。
これらは「EQ、Comp」で取り除くのは非常に難しいのです。
これを防ぐための機材が
「リフレクションフィルター」です。
声を吸収し、反射を防ぐことができます。
マイクの周りに取り付けるだけと非常に原始的ですが、
実際に試していただくと、その違いに驚かれるはずです。
ボーカルレコーディングの音質に悩まれている方は、
是非、お試しいただきたく思います。
ゲインリダクションを考慮したオートメーション順序
ハードウェアコンプレッサーをかけ録するテクニック
宅録ボーカルミックスの基本プロセス 〜基礎処理編〜
このような記事も読まれています
ボーカルレコーディングのためのマイクセッティング 5つのポイント
自宅でボーカルを綺麗にレコーディングするために ここではDTMでボーカルを最適にレコーディングするためのマイクセッティングポイントを解説していきます。 ご紹介する各ポイント
Waves_Vocal Rider ボーカル音量コントロール
ミックス時に調整するボーカルのボリュームオートメーションを自動的に作成するプラグインです。もちろん、細かなカスタムも行なうこともできます。
良いボーカルトラックを制作するために
ボーカルトラックをいかに良く聴かせるかが楽曲のクオリティへ大きく影響してきます。少しでも高いクオリティでボーカルトラック制作の工夫をご紹介します。
オートメーション_Automation
オートメーションでボーカルボリュームを変化させることで、より魅力的な楽曲を作ることができます。オートメーションをDAW別で解説していきます。
レイテンシー_Latency
MIDI鍵盤やレコーディング時のプレイが遅れて聴こえる場合に設定を確認します。