Solid Bus Comp バスコンプを使用してサウンドをまとめる
様々な楽器に使用可能なバスコンプ
「バスコンプ」とは複数のトラックを1つのトラックにまとめ、
そのトラックに対して、トータルコンプレッサーを適用することです。
コンプレッサーの効果で、各トラックの音量が影響し合います。
これにより一体感、統一感が高まり、バスコンプ独特のサウンドメイキングを行うことができます。
ここではドラムを例にバスコンプを解説していきます。
バスコンプの解説動画
Solid Bus Comp 主要パラメーターについて
- 1「Threshold」日本語にすると「しきい値」圧縮を開始する値を決める
- 2「Makeup=Gain」圧縮した分、小さくなった音量を持ち上げる
- 3「Ratio」Thresholdを超えた音をどのくらい(1/2,1/4など)圧縮するか
- 4「Attack」Thresholdを超えてから圧縮完了までの時間
- 5「Release」Thresholdを下回ってから圧縮解除までの時間
- 6「Gain Reduction」どのくらい音量を圧縮したかを視覚的に確認できる
ここではドラムを例に解説を行っていますが
- 数の多いコーラストラック
- ストリグストラック
- ブラストラック
- バスドラムとベース
など様々なトラックへ使用することができます。
まとまり感が気になるトラックに対して、良い結果が期待できます。
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