ラウドネス曲線 Loudness DTM用語集・辞典
人間の耳はパソコンのように全音域を同じ様に感じる事はできない、
例えば「低音域、中音域、高音域」の「周波数」を同じ音量で鳴らしたとしても
それぞれが異なる音量で聴こえる。
人間の耳は「低音域」の感知に弱いため、
認識には他音域よりも多くの音量が必要となる。
そのため「MIX時」に低音域を多く出しすぎてしまい、
「楽曲がまとまらない」「音圧が上がらない」などの弊害が生じてしまうことが頻繁に起こる。
その場合は「イコライザー」を使用し低音域のカットを行う。
この「ラウドネス曲線」を理解しておくことは良いMIXを行うためにとても重要である。
各音域が同一音量として聴こえるために必要な「実際音量」
これを表したものがこの「ラウドネス曲線」である。
ラウドネス解説動画
Wavelab⑦ ラウドネス・ノーマライゼーション 動画
YouTube、Spotifyなど音楽配信メディアに投稿する際に注意したいのが、各メディアはリスナーが快適に視聴できるよう、音量を一定に揃える「ラウドネス・ノーマライゼーション」というプロセスを適用しています。