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かけ録りを行う

エフェクトの結果を波形に取り込みレコーディング

「かけ録り」とは、
適用しているエフェクトを波形に組み込んでレコーディングすることです。

波形

これにより

  • CPUの節約になる
  • クリップを防ぐことができる(リミッター/コンプ)
  • 後のミックスが行いやすくなる

などのメリットがあります。

ただし、波形として保存してしまうことで、
後にエフェクトのオン/オフが出来ないというデメリットもあります。

そのため「この音でいきたい!」というサウンドを、
レコーディング段階で明確にしておく必要があります。

ボーカルに対してコンプ「かけ録り」することもありますが、
あくまで軽く整える目的で浅く設定することが多いです。

かけ録りの設定

ここではLogicとCubaseの「かけ録り」を解説していきます。

Logic

新規オグジュアリー

ミキサーウィンドウの
「オプション」→「新規オグジュアリー」を作成します。

設定 

  • 1_作成した「オグジュアリ」ーのインプットを
    ギターやマイクなどインターフェイスの入力に合わせます。
    エフェクトも適用します。
  • 2_「オグジュアリー」のアウトプット「適当なBus」に割り当てます。
    オーディオトラックのインプットをその「Bus」と同じに設定します。

これでレコーディング波形にエフェクト結果が反映されます。

Cubase

非常に簡単です。

ミックスコンソール

「デバイス」→「MixConsole」を開きます。

インプット

その左部分がインプットになっています。
この部分に「エフェクト」を適用することで、録音された波形にエフェクトが組み込まれます。

ハードウェアコンプレッサーをかけ録するメリット

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