オーディオを使ったディレイテクニック
なかなか難しいディレイ設定
ディレイはトラックへ奥行き感を与える非常に重要なエフェクトです。
「やまびこ」エフェクトとしても有名です。
通常、トラックへディレイをインサートして使用しますが、
「思ったような繰り返しにならない」
という悩みが多いです。
そんな時に試してほしいのが、「オーディオを使ったディレイ効果」です。
あらゆる効果を簡単に
その方法は極めてシンプルです。
同じオーディオを他トラックへコピーしてズラす。という原始的方法です。
が、この方法非常に沢山のメリットがあります。
ディレイを視覚的に確認できる
ディレイの返りが目に見えてわかるため、他楽器への兼ね合いも把握できます。
やまびこタイミングを自由に
波形をズラスだけで、音の返りを4分音符、8分音符、など自由に調節できます。
また微妙にズラしノリを作ることもできます。
PANも自由に
1回目の返りは右。2回目の返りは右。など自由なパン設定が行えます。
音量も自由
それぞれの音の返り音量を個別に決める事ができます。
1回目より2回目の返りの方が大きいなどの変則技も簡単に行えます。
それぞれにエフェクトを適用できる
「やまびこ」だけにフェイザーをかけたり、EQでカットしたり等
エフェクトも柔軟に適用できます。
上記ポイントを組み合わせるとかなりの所まで
音を追い込めるため是非試してみてください。
レッスンではこのような事も習得できます
- オーディオエディトの応用テクニック
- ディレイの基本概念、ツマミを徹底解説
- トラック別のディレイ使用方法解説(応用)
- リバーブとディレイの使い分け
このような記事も読まれています
NI 高性能ディレイ REPLIKA
サウンドを細部まで作り込むことができる万能ディレイです。サウンドは温かみがあり、トラックを楽曲に馴染ませる際にも重宝します。
ディレイ_フィードバックを使用したアレンジ
ディレイのフィードバックを高めにすることで特殊効果的なサウンドを作るテクニックを解説していきます。
ディレイを使用し立体/空気感を作る
ディレイを使用して、シンセサウンドに奥行きをつけていきます。リバーブとは異なる奥行き感を楽曲へ取り入れてみてください。
クロスフェード_CrossFade
別々のオーディオファイルをつなぎ合わせた際に発生するノイズを防ぐため各ファイルのつなぎ目音量を調整する機能をDAW別に解説していきます。
- CATEGORY:
- 制作レシピ