DJ機器を把握する DJ Traktor 使い方
DJ機器に関して
こんにちは、Sleepfreaks 講師の田澤です。
前回の「DJは何を操作しているか?」に続き、DJ周りの機器をご紹介いたします。
Traktorの具体的な操作に関して早く説明を行っていきたいのですが、
こちらも前回に引き続き基礎的なパートとして知っていただきたいと思います。
ご紹介したターンテーブルとミキサーの組み合わせが基本と考えて進めていきます。
DJ機器を把握する
TraktorProの特徴
URL: http://www.native-instruments.com/jp/products/traktor/dj-software/traktor-pro-2/
まず、TraktorProに関しては、これまでに行われていた、
テンポ合わせ(テンポ調整)がボタン1つ(SYNC機能)で行えるようになりました。
これにより3曲4曲以上のより複雑なDJミックスが、より容易に可能になったと思います。
ソフトウェアをインストールすれば、パソコン一台のみでもDJを楽しめるメリットもあります。
また、ループ機能やリミックスデッキと呼ばれる機能で、サンプリング&プレイも大きく進化、
数多くのエフェクトも内蔵されています。
またこれらをより容易にコントロールするためのTraktorと連動できるMIDIコントローラ、
タブレットやスマートフォンのアプリも多数登場しています。
Traktor Scratchの特徴
URL : http://www.native-instruments.com/jp/products/traktor/digital-vinyl/traktor-scratch-a10/
ターンテーブルやCDJを用いた操作感覚同様にDJプレイを行えるように作られているシステムです。
これにはまず、Traktor Scratch対応のオーディオインタフェースorミキサーが必要です。
対応機器のリンクは下記となります。
http://www.native-instruments.com/jp/support/knowledge-base/show/2124/traktor-scratch-certified-traktor-scratch-pro/
仕組みとしては、下記となります。
- 1_オーディオインタフェース(対応ミキサー)へ
コントロールヴァイナルからの信号(タイムコード:XX分 XX秒)が入力される。 - 2_USB経由でパソコンがコントロールヴァイナル(コントロールCD)の情報を認識する。
- 3_パソコン上でTrakto Scratchが各デッキの楽曲のXX分 XX秒部を演奏し、
USB経由でオーディオインタフェースの各音声出力をミキサーの各チャネルに接続する。
これにより、ターンテーブルやCDJでスクラッチプレイをしたり、
テンポ調整を行ったりする事ができるものです。
ターンテーブルやCDJを使用してる場合に、
”Thru”機能を使用すれば、お手持ちのレコードやCDもこれまで同様にプレイできると言う点があります。
***Traktor Scratch対応機器によりターンテーブルやCDJが無くともスクラッチプレイ等の演奏可能
さらに、ここ数年ではタブレットやスマートフォンでもDJ用アプリも出てきており、
上外付けのオーディオインタフェースやコントローラが一体化した機器と組み合わせ、
現場レベルで十分に使用出来るレベルにあるように思います。
URL : http://www.native-instruments.com/jp/products/traktor/traktor-for-ios/traktor-dj/