和音をバラバラに演奏するアルペジエイター シンセサイザー 初心者講座
シンセサイザーの代表的な音響効果「アルペジエーター」は、コードで演奏された音を分散させて順序立てて再生する機能です。本記事では、DAWソフトCubaseにおいて「Arpache 5」というMIDIインサートを使用した簡単な設定方法から、PlayOrder・StepSize・Length・Key Rangeといった4つの主要パラメータの調整方法まで詳しく解説しています。これらの設定を理解することで、演奏に躍動感や深みを持たせ、あらゆるジャンルの楽曲に対応したアルペジエーターを自在に作成できるようになります。
シンセサイザーの伝統的演奏法「アルペジエーター」
シンセサイザーの中でもかなり有名なサウンド「アルペジエーター」
ジャンルを問わずにあらゆる楽曲に使用されています。
「アルペジエーター」考え方は、
コードで演奏された演奏をバラバラに演奏するというシンプルなものです。
まずはそのサウンドを確認してみましょう。
「ノーマル」
「アルペジエーター」
一度は耳にしたことがありますよね?
それではその設定方法へいってみましょう。
アルペジエーターを適用する
まず始めに伝えておかなくてはいけないのが、
今までご紹介してきた「Retrologue」には「アルペジエーター」が搭載されていません(笑)
そのため、まずはアルペジエーターの適用からご説明します。
Cubaseでは全てのMIDIトラックへ簡単にアルペジエーターが適用できます。
- 1_アルペジエーターを適用したいMIDIトラックを選択します
- 2_「MIDIインサート」へ「Arpache 5」を適用します
たったこれだけです。
これで演奏全てに「アルペジエーター」が適用されます。
アルペジエーターを調整する
「Arpache 5」を調整し、好みのアルペジエーターを作成します。
- PlayOrder : アルペジエーター音程の動きを設定します。
「上から下がってくる」「上がっていく」「上がって下がっていく」などのパターンを選ぶことができます - StepSize : アルペジエーターの演奏音符を決定します。
最も有名なものは16分音符ですが色々と試してみる価値ありです - Length : 演奏される音の長さでノリを出す為にとても大切です。
「歯切れ良く」〜「滑らかに」の変化です - Key Range :演奏される音程の幅を決定します。
値を大きくするほど抑えた鍵盤範囲を超えてオクターブ上/下の演奏が行われます。
派手なアルペジエーター効果も作ることができます。
設定参考動画
動画はLogicのものとなってしまいますが、
上記概念を解説しています。(3分15秒〜)
最後に
このように簡単に「アルペジエーター」を設定することができるため、
是非トライしてみてください!
その他のシンセサイザーをお使いで、
既にアルペジエーターが搭載されている場合もあるかと思います。
上記の概念はアルペジエーター共通のため、
かなりの部分を応用し、使用できるはずです。
是非試しください。
よくある質問
Q1. アルペジエーターはどのようなシーンで活用されていますか?
アルペジエーターはジャンルを問わずあらゆる楽曲で使用されており、コード演奏を分散させることで動的で躍動感のあるサウンドを生み出すことができます。特にエレクトロニック音楽やシンセサイザーを活用した現代音楽で頻繁に活用されています。
Q2. Retrologueではアルペジエーターが使えないのですか?
Retrologueには標準でアルペジエーター機能が搭載されていないため、Cubaseの場合はMIDIインサートの「Arpache 5」を使用することで同様の効果を実現できます。他のシンセサイザーでは搭載されているものもあります。
Q3. StepSizeで一般的に使われる設定値は何ですか?
アルペジエーターで最も有名なStepSize設定は16分音符ですが、楽曲のテンポやジャンルに合わせて8分音符や32分音符など様々な値を試すことで、異なるニュアンスのアルペジエーター効果を実現できます。
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