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和音をバラバラに演奏するアルペジエイター シンセサイザー 初心者講座

シンセサイザーの伝統的演奏法「アルペジエーター」

シンセサイザーの中でもかなり有名なサウンド「アルペジエーター」 
ジャンルを問わずにあらゆる楽曲に使用されています。

「アルペジエーター」考え方は、
コードで演奏された演奏をバラバラに演奏するというシンプルなものです。

まずはそのサウンドを確認してみましょう。

「ノーマル」

「アルペジエーター」

一度は耳にしたことがありますよね?
それではその設定方法へいってみましょう。


アルペジエーターを適用する

まず始めに伝えておかなくてはいけないのが、
今までご紹介してきた「Retrologue」には「アルペジエーター」が搭載されていません(笑)

そのため、まずはアルペジエーターの適用からご説明します。

Cubaseでは全てのMIDIトラックへ簡単にアルペジエーターが適用できます。

Cubase-Arp

  • 1_アルペジエーターを適用したいMIDIトラックを選択します
  • 2_「MIDIインサート」へ「Arpache 5」を適用します

たったこれだけです。
これで演奏全てに「アルペジエーター」が適用されます。

  • SOZOM

アルペジエーターを調整する

「Arpache 5」を調整し、好みのアルペジエーターを作成します。

Arpache 5

  • PlayOrder : アルペジエーター音程の動きを設定します。
    「上から下がってくる」「上がっていく」「上がって下がっていく」などのパターンを選ぶことができます
  • StepSize : アルペジエーターの演奏音符を決定します。
    最も有名なものは16分音符ですが色々と試してみる価値ありです
  • Length : 演奏される音の長さでノリを出す為にとても大切です。
    「歯切れ良く」〜「滑らかに」の変化です
  • Key Range :演奏される音程の幅を決定します。
    値を大きくするほど抑えた鍵盤範囲を超えてオクターブ上/下の演奏が行われます。
    派手なアルペジエーター効果も作ることができます。

設定参考動画

動画はLogicのものとなってしまいますが、
上記概念を解説しています。(3分15秒〜)



最後に

このように簡単に「アルペジエーター」を設定することができるため、
是非トライしてみてください!

その他のシンセサイザーをお使いで、
既にアルペジエーターが搭載されている場合もあるかと思います。

上記の概念はアルペジエーター共通のため、
かなりの部分を応用し、使用できるはずです。

是非試しください。