Native Instruments「Reaktor 6」使い方 1_ BLOCKSを使用したパッチ操作
「Blocks」を組み合わせてMyシンセを作る
社のReaktor6の新機能「BLOCKS」
この新しいフレームワークにより、
アナログモジュラーシンセで行うようなパッチングが簡単に行えます。
まずは、基本概要と音の出し方をご紹介いたします。
Reaktor6 解説動画
「Blocks」の呼び出し
Reaktorを立ち上げ、「EDIT」→「Library」→「Reaktor Blocks」の順にクリックします。
「BLOCKS」は、様々な種類にカテゴリー分けされております。
「Bento Box」「Boutique」「Digilog」「Driver」「Modern」「Monark」「Rounds」「UTIL」
詳しくは下記リンクよりご確認ください。
「REAKTOR 6 BLOCKS」
今回は、Monarkのオシレーターを使用したいと思います。
「Reaktor Blocks」→「Monark」→「OSC-Monark OSC.ism」をドラッグ&ドロップします。
Monarkのオシレーターが表示されました。
あとは、このオシレーターに対して、
様々な「BLOCKS」を組み合わせていきたいと思います。
「Blocks」同士を繋げる
パッチ作業の基本的な考え方
- Blocksの「右側」→「OUT」
- Blocksの「左側」→「IN」
左側にある「Util Note In」は、
「Reaktor Blocks」→「Util」→「INT-Note In.ism」
こちらからドラッグ&ドロップしております。
「Util Note In」のPitchのOutと「Monark Oscillator」PitchのInを繋げます。
このまま、オシレーターから「Out」に繋げると、
音が鳴り続けてしまいます。
「エンベロープ」を繋げる
シンセサイザーのボリュームをコントロールするエンベロープ
いまいち良くわからないという方は下記リンクをご参照ください。
シンセサイザー講座 6_AMP/エンベロープ
「BLOCKS」からエンベロープを選択します。
「Reaktor Blocks」→「Bento Box」→「MOD-ADSR Envelope.ism」をドラック&ドロップします。
また、オシレーターの信号とエンベロープの信号をまとめる
「Multiply」を表示させます。
右クリックから「Searchbox」
「Multiply」と検索します。
「オシレーター」と「エンベロープ」を「Multiply」へ、
「Multiply」から「Out」へ繋げます。
表示の切り替え
Reaktorの表示を変更したい場合は、
左上にある「Panel」ボタンや、右側のアイコンをクリックすることで、
表示の切り替えが可能です。
「Blocks」の配置を変更したい場合は、直接「Blocks」をドラッグすることで、
順序を入れ替えることも出来ます。
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