広告

音程処理 音楽理論 音楽機材・ソフト紹介 音圧・音量 音像処理 空間処理 波形処理 歪み・サチュレーター 機材設定 機材 書き出し・読み込み・変換 打ち込みテクニック 打ち込み 基本編集 周波数 便利操作・作業効率化 作詞のメソッド 作業環境 低音処理 レコーディング リミッター・マキシマイザー リバーブ リハーモナイズ リズム楽器 リズム処理 リズム モニタリング ミックスが上手くなるTIPS ミキサー・ミキシング マルチ音源 マスタリング ポップス ボーカロイド ボーカル ボリューム処理(コンプレッサー) ベース ベル ヘッドホン ブレイクビーツ ブラス ファイル管理 ピアノ・Key ビンテージ ヒット曲の分析 パッド バージョン新機能解説 バンドサウンドを創るには バッキング ハード機器 ハードウェア操作 ドラム・打楽器 ドラム ドラゴンクエスト トリガー トランジェント ディレイ ディエッサー テンポ処理 テストタグネーム ソフトシンセ ストリングス ステレオイメージャー シンセサイザー サンプリング サンプラー サウンド入出力 サウンド入出 コンプレッサー ゲーム音楽 ゲート グリッチ ギター ギタリストのためのAbleton Live キック カットアップ オートメーション オーディオ操作 オーディオ処理 オーディオインターフェイス エフェクト処理 エフェクト インストール/製品登録 イコライザー アナライザー いきものがかり Zynaptiq YouTube生配信 XLN Audio Xfer Records
トップページ > Sibeliusの使い方 初級編 > 16. コードネームの入力
目次を見る
Sleepfreaks監修のDTM向けPC

コードネームの入力 Sibeliusの使い方

【PR】

今回は、コードネームの入力を確認していきます。
Sibeliusはコードネームを入力する方法が複数用意されており、ユーザーのスタイルに合わせて非常に効率的に作業を行うことができます。

コードネームを直接タイプして入力する

スクリーンショット_2017-06-08_23_22_02

楽曲冒頭の小節からコードを入力したいため、1小節目をクリックして選択します。
その後に

  • Mac: Command +「K」
  • Win: Ctrl +「K」

をタイプします。
あるいは、リボン「テキスト」タブ→「コード記号」から「コード記号」を選択します。

スクリーンショット_2017-06-08_23_24_54

拍の上部に、コードネームを入力するカーソルが点滅します。

コードネームの入力

コードネームは、アルファベットで表記します。
パソコンの文字入力モードで「英語」がタイプできる状態を確認しておきましょう。

ここでは「Am」とタイプしました。大文字のタイプには「Shift」キーを併用します。

スクリーンショット_2017-06-08_23_38_14

次のコードネームは、3拍目に「Am/G」とタイプします。
「Spaceキー」をタイプすると、点滅するカーソルが次の音符へ移動します。
ここでは、3回Spaceキーをタイプして3拍目まで移動させます。

スクリーンショット_2017-06-08_23_40_05

「Am」に続いて、「/」をタイプして、さらに大文字の「G」をタイプします。

スクリーンショット_2017-06-08_23_43_07

次のコードネームは、2小節目です。
パソコンのキーボードの「tab(タブ)」キーをタイプすると、次の小節まで、カーソルがジャンプして移動します。

MIDIキーボードを使って入力する

スクリーンショット_2017-06-08_23_57_06

MIDIキーボードでコードネームを入力することもできます。
ここでは「Fmaj7」を入力してみましょう。

MIDIキーボードでFmaj7の構成音である「F、A、C、E」の鍵盤を同時に弾くと
Fmaj7のコードネームが自動で表記されます。

スクリーンショット_2017-06-09_0_03_50

MIDIキーボードで、上記「Am/G」のような分数コードを入力する場合、「G、A、C、E」と転回型の形で鍵盤を演奏します。

コードネームの入力

ちなみに「♯」をタイプで入力するには、「Shift+3」(テンキーでないパソコンのキーボード上部の「3」)「♭」は、アルファベット小文字の「b」をタイプします。

コードネームの表記を変更する

コードネームの表記には、国やジャンル、人によって揺らぎがあります。
ここでは「Fmaj7」を「FM7」と表記を変更してみます。

コードネームの入力

リボン「外観」タブ→「ハウススタイル」から「記譜ルール」をクリックします。

スクリーンショット_2017-06-09_1_00_04

「記譜ルール」のダイアログが開くので、左のリストより「コード記号」を選択します。
「接尾辞の要素」→「メジャー7thコード」のタイプを「CM7(ベースライン)」にチェックを入れて、右下の「OK」をクリックします。

コードネームの入力

このように、該当するコードネームの表記がまとめて変更されました。

コードネームを音符に変更する

ちょっとした便利な機能として、Sibeliusにはコードネームを実際の音符に変換するというプラグインがあります。
ここでは、タイプしたコードネームから、簡易なピアノ伴奏を自動作成してみます。

スクリーンショット_2017-06-09_1_07_04

フレーズを選択した後、リボン「テキスト」タブ→「プラグイン」から「コード記号の音符化」を選択します。

スクリーンショット_2017-06-09_1_10_20

「コード記号の音符化」のダイアログが開きます。
ここでは、新規の楽器として「ピアノ」を選択し「OK」を押します。

コードネームの入力

このように新規で「ピアノ」伴奏のパートが付け加えられました。
小節をまたぐコードなどは、タイの処理などが必要になるので、この点のみ手動で対応します。

コードネームの入力

簡易ですが、コード伴奏の雰囲気が十分につかめますね。
次回、アーティキュレーションなどの記号の付け方を取り上げてみます。