目次を見る

MIDIトラックの打ち込み Ableton Live 使い方

  • 最新のLive 12 動画・記事はコチラから

オリジナルのリズムパターンを作成する

少し「クリップ」を触ってみると、
Liveには多くのクリップが付属していることが確認できます。

ただ必ず好み合うクリップが見つかるという訳ではありません。

あるクリップに対して、
「もう少しスネアを入れたい」「ハイハットは必要ない」など

クリップのカスタマイズを行いたいという場面が、少なからず出てきます。

完全に白紙の状態からオリジナルパターンを作成することも可能です。

これら編集作業を「打ち込み」と呼びます。

今回はその「打ち込み」方法を解説して参ります。

クリップと打ち込み

ビートメイキング

MIDIノートエディタを開く

クリップダブルクリック

「打ち込み」を行なう「クリップ」をダブルクリックします。

打ち込み

「MIDIノートエディタ」が開かれます。

これはクリップの中身を表示しています。
この内容を変更することで、クリップ演奏も変更されるという概念です。

MIDIノートエディタについて

編集を行なうにあたり、
必ず覚えておきたい重要項目を見てみましょう。

MIDIエディタ

1_タイムライン

小節や拍を表します。

クリップを再生させると「再生カーソル」が「左から右」へ移動し、
現在、再生を行なっている箇所を視覚的に確認することができます。

ルーラの設定

数字部分を「上下ドラッグ」することで「横画面の倍率」を変更できるため、
作業に合わせ頻繁に切り替えることとなります。

2_キーボード部分

キーボード配列

MIDI鍵盤と完全に連動しており、「キット名」が記載されています。

タイムラインの小節/拍に合わせて配置を行いリズムを作ります。

3_MIDIノート

MIDIノート

エディタの中に作成されるMIDIのことを「MIDIノート」と呼びます。

エディタ内のマス目を「ダブルクリック」し追加を行ないます。

既に存在する「MIDIノート」を再度「ダブルクリック」することで「削除」が行なえます。

グリッド(マス目)の変更

グリッド

初期状態のマス目は「16分音符1つ分となっています」 
これを変更することで、さらに細かな「打ち込み」が可能となります。

またこのマス目のことを「グリッド」と呼びます。

「グリッド」の変更方法は非常に簡単です。
空白部分を「右クリック」し「固定グリッド」より任意の音符を選択するだけです。