9_耳コピのコツ1
耳コピのスキルを効率的に習得するには、何を聴きとっているかを明確にすることが重要です。1曲を何度も繰り返し聴いて深く分析し、複雑な楽曲よりも短いフレーズや簡単な曲から始めることをお勧めします。メロディー、ハーモニー、リズムといった音楽の三大要素を同時に聴き取るのではなく、各要素を分けて集中して聴くことで、より正確な音程認識が可能になります。DAWソフトのループ機能を活用し、声に出しながらチューナーで確認することで、確実な耳コピトレーニングが実現します。
この音感トレーニングの記事を通して、
いくつかトレーニング方法をご紹介してきましたが、
実践いただけましたでしょうか。
それでは、いよいよ最終章「耳コピのコツ」です。

何を聴きとっているか
聞こえやすい音、聞こえてきた音に意識が取られがちですが、
フレーズで聞きとる、音色・楽器ごとに聞きとる、ハーモニーを聞きとる。
など「いま何を聴いているのか」を明確にしましょう。
メロディーよりベースラインの方が、音の移動が簡単な場合が多いので、
聴きとりやすいです。
- 村井邦彦さん作曲「翼をください」のサビ
- ベースラインのみ
何曲も1回ずつ聴くより、1曲を何度も聴きましょう
たくさんの曲を聴くのも大切ですが、まずは1曲を何度も聴いて、
その曲を自分の中に取り込んでください。
そうする事で、楽曲の分析がよりスムーズになります。
フレーズやパターンの引き出しを増やして、作曲にも活用してください。
短いフレーズから、簡単な曲から始めましょう
1曲を聞き流すよりも、細かく区切って集中して聞く事で、
効率よく、より深く分析できます。
DAWソフトのループ機能を使用すると、簡単に同じ個所を何度も聞く事ができます。
音楽の三大要素という言葉を聞いた事がありますか?
これは「メロディー」「ハーモニー」「リズム」の事で、
音楽はこの3つの要素で成り立っています。
これらを一気に同時に聞きとるのではなく、メロディーならメロディーだけを、
ひとつのパートに専念して、それぞれ分けて聞きとった方が、簡単です。
- メロディー
- ハーモニー
- リズム(メロディーのリズム)
- ちなみに、このメロディーに対するハモリはこちらです。
ドレミファソラシドを適当に並べてその通りに歌う
次の音との距離をイメージして意識する事で、
より正確な音程を聞きとれるようになり、声に出せるようになります。
色々なパターンを試してみてください。
常に音を確認しましょう
声に出した音程が合っているか不安な時は、チューナーで確認しましょう。
次回はいよいよ最終回です。
引き続き耳コピについてのトレーニング方法をご紹介します。
よくある質問
Q1. 耳コピが上手くできません。最初は何から始めたら良いですか?
複数の曲を一度聴くのではなく、1曲を何度も繰り返し聴いて深く分析することから始めてください。さらに短いフレーズや簡単な曲を選び、メロディー、ハーモニー、リズムを分けて集中して聴くことが効率的です。
Q2. ベースラインとメロディーでは、どちらが耳コピしやすいですか?
ベースラインの方が音の移動が簡単な場合が多いため、メロディーよりも聴きとりやすいです。耳コピの練習を始める際には、ベースラインから挑戦するのも良い方法です。
Q3. 音程が正確に聴き取れているか確認する方法はありますか?
チューナーを使って確認することをお勧めします。声に出した音程が合っているかどうかを常に確認することで、より正確な音感を養うことができます。
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