音楽理論講座 5_弱進行と和音の転回
本記事では、DTMにおけるコード進行と和音展開の重要な概念である弱進行と和音の転回について学べます。主要三和音(スリーコード)の基礎知識を復習しながら、他のコードバリエーションの活用方法を解説しています。特に同じコードであっても和音の順序(ボイシング)を変えることで、楽曲全体の印象が大きく変わることを理解できます。この知識を習得することで、より洗練されたコード進行の作成が可能になり、プロフェッショナルな音楽制作スキルの向上につながります。
コード進行の決まりと和音展開

前項は、主要三和音(スリーコード)を使用し、
チューリップのメロディにコードをつけていきました。
ここでは復習を兼ね、他コードバリエーションの解説。
そして、和音の順序に関して解説を行っていきます。
特にこの和音順序(ボイシング)は同じコードでも、
楽曲の印象が大きく変わるため、凝りに凝ってみてください。
解説動画
よくある質問
Q1. 弱進行とは何ですか?DTM初心者でも理解できますか?
弱進行は音楽理論における特定のコード進行パターンで、主和音から下行方向に進む進行を指します。初心者向けの講座なので、基礎的な主要三和音の知識があれば十分理解できます。
Q2. ボイシングを変えるだけで本当に曲の印象が変わりますか?
はい、大きく変わります。同じコードでも和音の音の並び順序を変えることで、曲の雰囲気、テンション感、流動性が異なり、聴き手に与える感情的インパクトが変化します。
Q3. 音楽制作初心者が和音の転回を学ぶ際に気をつけることはありますか?
実際にDAWで音を出しながら、異なるボイシングを比較して聴き、耳を養うことが重要です。理論だけでなく実践を通じて、転回による音響的変化を感覚的に理解することをお勧めします。
記事の担当 侘美 秀俊/Hidetoshi Takumi

武蔵野音楽大学卒業、映画/ドラマのサウンドトラック制作を中心に、数多くの音楽書を執筆。
オーケストレーションや、管弦楽器のアンサンブル作品も多い。初心者にやさしい「リズム早見表」がSNSで話題に。
北海道作曲家協会 理事/日本作曲家協議会 会員/大阪音楽大学ミュージッククリエーション専攻 特任准教授。
近年では、テレビ東京系列ドラマ「捨ててよ、安達さん。」「シジュウカラ」の音楽を担当するなど多方面で活躍中。
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