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環境設定を整える Maschineの使い方

Maschineの使い方 ハードウェア編 公開 2016.04.08 更新 2026.07.17
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Native InstrumentsのMaschineを使ったDTM制作において、最初に行うべき環境設定について解説した記事です。オーディオ出力の指定、サンプルレートとレイテンシーの調整、MIDIキーボード連携設定、そしてPadの感度やベロシティスケーリングなどのハードウェア設定を詳細に説明しています。初心者から上級者まで、快適で効率的なMaschineの操作環境を構築するための実践的な知識が得られ、制作ワークフローの最適化に役立つ内容です。

ワークフローを追いながらMaschineの使用方法を解説

Maschine

このカテゴリーでは、Nativeinstruments「Maschine」の実機解説を行っていきます。

簡単な楽曲を構築するスタイルで本講座を進めていきますので、
作業の経過と共に、本体の操作をしっかりと習得していただけます。

解説の環境は下記となります。

  • ハード : Maschine Studio
  • ソフト : Maschine
  • 音源 : Maschine内蔵音源 + KompleteSelect

なお、DAWと連携して使用されたいという方は、
下記の記事をご参照ください。

それでは解説に入っていきます。

サウンド出力やレイテンシーを調整する

Maschineを使用していく中で、
一番最初に行うべきことは、本体の操作性を整えることです。

この環境設定について触れていきます。
当設定はソフト上から行います。

まずは、Maschineのサウンドをどこから鳴らすのか?ということと、
Padやキーボードの反応速度を決定します。

Audio MIDI

上メニューから「File」→「Audio and MIDI Settings」を立ち上げます。

Audio and MIDI Settings

  • Device : Maschineのサウンドをどこから鳴らすのか?
    また、Maschineへ楽器などをサンプリングする際に使用する機器を指定します。
  • Sample Rate : 数字が大きいほど高音質となりますが、
    CPU負荷やサウンドの遅れに繋がります。画像の「44100」はCD規格の音質です。
    特に理由がない場合は「44100」「48000」をご選択ください。
  • Latency : Padを叩いてからサウンドが鳴るまでの遅延時間となります。
    数字を下げるほど、遅延が少なくなりますが、CPU負荷が高くなります。
    特に音源が多くなってきた際に負荷が高くなります。
    「256」〜「512」を目安に調整してください。
  • threebodytech 記事中

MIDIキーボードを使用する

MaschineはMIDIキーボードからも演奏が可能です。
この連携を有効にする場合の設定となります。

Audio and MIDI Settings-1

「MIDI」タブを選択し、「Input」を選択します。
使用したいキーボードを「On」に変更することで、使用が可能となります。

環境設定で快適な動作環境を整える

上メニューから「Maschine 2」→「Preferences」へアクセスします。

Pattern Length

「Default」の「Pattern Length」
レコーディングを行う際、自動的に作成されるパターンの長さとなります。
初期値は「4(小節)」ですが、少し長く感じるため、当講座では「2(小節)」にしておきます。

「Hardware」からは、Padの演奏ニュアンスを調整することができます。
まずは一番上の箇所よりお使いのMASCHINEを指定します。

その下の設定がとても重要です。
Maschineの演奏スキルにも左右されますので、実際にPadを叩きながら調整を行ってください。

  • Touch Sensitivity : PADを叩いた際の感度です。

    スライダーが左に向かうほど、Padの感度が鈍くなります。
    メリットは誤操作が減ることですが、連打や細かなニュアンスを出しにくくなります。

    スライダーが右に向かうほど、感度が高くなっていき、少し触れただけでも、サウンドが鳴ります。
    連打やニュアンスコントロールには向いていますが、誤操作が増える可能性が高くなります。

    初心者の方は、中央から少し左くらいが良いと感じました。

  • Velocity Scailing : Padが叩かれた強さに対して、ベロシティ値を割り当てる基準です。

    全7段階あり、「Soft3」に向かうほど、弱い演奏でも高いベロシティが割り当てられます。
    演奏が安定するというメリットがありますが、ニュアンスが出にくいという特徴があります。

    逆に「Hard3」へ向かうほど、演奏によるベロシティ幅が広くなります。
    演奏ニュアンスを出しやすいですが、安定した演奏が求められます。

    初心者の方は「Liner」もしくは「Soft1」くらいが良いと思います。

演奏の上達度に合わせて、定期的にチェックしてみてください。

「Colors」からは、「Pad」の色などを変更可能です。
楽曲の中から個別にコントロールも可能ですが、ここで指定したカラーがデフォルト値として反映されます。

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よくある質問

Q1. Maschineのレイテンシーが高いと音楽制作にどのような影響がありますか?

レイテンシーが高いとPadを叩いてからサウンドが鳴るまでに遅延が生じ、リアルタイム演奏の違和感につながります。256~512を目安に調整することで、CPU負荷とのバランスを取りながら快適な制作環境を実現できます。

Q2. Padの感度設定で初心者はどの値を選ぶべきですか?

初心者はTouch Sensitivityを中央から少し左寄りに、Velocity Scalingは「Liner」もしくは「Soft1」に設定することをお勧めします。これにより誤操作を減らしつつ、基本的なニュアンスコントロールが可能になります。

Q3. サンプルレート44100と48000では実際にどのような違いが出ますか?

どちらもプロフェッショナルな音質で制作可能ですが、44100はCD規格、48000はビデオ制作向けです。特に理由がなければ44100で問題なく、CPU負荷もほぼ同等なため、好みで選択して大丈夫です。

   

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