作業を振り返る DTM音楽クリエイターの心得
作業終了後こそ学ぶチャンス
無事に制作を終えた後、
もうその件に関しては、考えたくはないものです(笑)
ただし、ここに効率向上のポイントが宿っています。
今回の作業で良かったこと、悪かったこと
これらを確認し直すことで、必ず次回に活かすことができるヒントに気が付きます。
これに関しては、実践している方は少ないのではないでしょうか。
目標時間を決めて、振り返る
例えばベースを打ち込んでいる際、必ずこの時間までに終わらせるなど
時間を区切って考えることは非常に重要です。
というのは、やはり大好きな音楽。
一度こだわり出すと抜け出せません(笑)
貴重な時間がなくなっていきます。
この時間区切りを実践していくと、
「あれ?意外にその通りの時間になるな」ということに気が付きます。
あえて区切りをつけることで、意識的に目標がインプットされ、
作業が淘汰されていきます。
これに間に合った場合はOKとします。
次回は設定時間を少し短めにして、ご自身の作業平均時間と限界時間を把握しておいてください
間に合わなかった時。ここがポイントです。
なぜか?を考えます。
- 苦手なジャンルだった
- パソコンにトラブルが起きた
- フレーズに納得がいかなかった
それぞれ、理由があると思います。
どうしたら同じことが起きないか?を考えることが大切です。
- 苦手なジャンルだった_今回の制作を基に次回の短縮を目指す
- パソコンにトラブルが起きた_日頃からメンテナンスやサブPCの用意
- フレーズに納得がいかなかった_見切るタイミングを決めておく
など、各項目について対策を行うことができます。
次の制作にそれを活かしていくことで、確実に実力を上げることができます。
これはやり過ぎに感じるかもしれませんが、
作業風景をデスクトップ録画ソフトで撮影しておく。
やりすぎですね(笑)
ただ、これは非常に効きます。
既に納品が終わり完成形を知っている状態で観覧するため、
完成に辿り着くまでの無駄が丸分かりです。
この無駄部分のメモをとったり、感じておくだけでも良いかもしれません。
次回からの作業の時に、
「あ、これは無駄にする雰囲気」と未来が見えます(笑)
「ここに音を足すのは後で消すことになる」など判断が鋭くなるため、
作業時間が圧倒的に短縮されます。
一度お試しいただき、その効果を体感してみてください。