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ADSR形式を使用してサウンドの長さをコントロール FL Studio 使い方

ワンショットとADSRを使い分けてノリをコントロールする

ピアノロール上でオーディオサンプルを打ち込む場合、
デフォルトでは「ワンショット形式」で動作します。

ワンショット

ワンショットは一度でもサンプルが演奏された場合、最後まで演奏されるという特徴があります。

便利な場合もありますが、
下の図のように一度、演奏を止めて再度入ってという演奏の長さを指定することができません。

ADSR

その場合に活躍するのが「ADSR形式」です。
ノートの長さだけオーディオサンプルが再生されるため、長さのコントロールにとても重宝します。

一般的なADSRについては以下の記事で詳しく解説していますので、ご一読下さい。

FL STUDIOのADSRの設定

ADSR設定

設定はとても簡単です。
チャンネルラックから設定したいチャンネルをクリックし、エディターを開きます。

エンベロープタブの「Volume」へアクセスし「Envelope」を点灯させます。
今回はノートオンの間だけ音がなる設定行ってみます。

  • ATT : ゼロに設定し鍵盤が押されたらすぐにサウンドがなるようにします
  • HOLD : ゼロに設定し音量の維持を無効化します
  • DEC : どの値でも構いません
  • SUS : ノートがオンの間、どのくらい音量を減衰させるか?という設定です。
    今回は減衰する必要がないためマックスにします
  • REL : ノートがオフになった後、サウンドが無音になるまでの時間です。
    今回はすぐに演奏を止めたいためゼロに設定します

これで設定は完了です。
ノートの長さに比例して、サウンドが再生されます。

これを利用すると、キックやスネアなどの長さや余韻もコントロールできるため、非常に便利です。
ぜひ、お試しください。