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オーディオのテンポ追従と音程変化 Cubase 使い方

オーディオをプロジェクトのテンポに追従させる

Cubaseの「AudioWarp機能」を使用することで、
オーディオイベントを楽曲のテンポに従わせることができます。

これにより、途中でテンポを変更したとしても、
そのテンポに自動で追従するMIDIイベントのような扱いが可能になります。

Cubase_オーディオのテンポ追従と音程変化



リニアモード/ミュージカルモード

Cubase_リニア/ミュージカル

オーディオイベントをプロジェクトのテンポに追従させる際、「ミュージカルモード」を使用します。

ミュージカルモードがONの場合、プロジェクトのテンポが変わると、
オーディオイベントは、MIDIイベントのように、そのテンポに従います。

  • リニアモード_「絶対時間」DAWのテンポを変えても、そのテンポに追従しない。
    (オーディオトラックでは初期設定にされている場合が多い)
  • ミュージカルモード_「相対時間」DAWのテンポを変えた時、そのテンポに追従する。
    (MIDIトラックでは初期設定にされている場合が多い)

Cubase_ミュージカルモード

ミュージカルモードを使用する場合は、「サンプルエディター」の「♩」もONにします。

Cubase_ミュージカルモード_2

DAWのテンポを変更すると、オーディオイベントもタイムストレッチされます。

テープレコーダーの効果

Cubase_テープレコーダー

テープレコーダーの効果(テンポが早くなるとピッチが上がり、テンポが遅くなるとピッチが下がる)
それも再現可能です。

Cubase_アルゴリズム_Time-Tape

サンプルエディターの「アルゴリズム」を「Time」から「Tape」へ変更します。

Cubase_テンポトラック

あとは、「テンポトラック」を作成し、テンポを書き込むのも良いかと思います。