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EDMレシピ #3 トラックサウンドを広げるテクニック

EDMレシピ 公開 2023.04.01 更新 2026.07.18
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EDM制作において、トラックに立体感と広がりを持たせるテクニックを3つのステップで実装できます。音声の複製、パンニングによる左右分離、そして片方の音へのディレイ処理(10ms設定)という簡単な手法を組み合わせることで、モノラルなサウンドをステレオ感のある豊かな音に変換できます。クラップやシンセ、ボーカルなど複数のパートに応用可能で、プロフェッショナルな音圧感を実現する効果的なDTM手法です。

トラックの立体感をコントロール

EDMレシピ3サムネ

第三回は立体的なサウンドに仕上げる、サウンドを広げるテクニックをご紹介します。
今回は簡単に適用できるテクニックをご紹介しますのでぜひ実践してみてください!

音を広げるテクニック

  1. 1STEP1 – 音を複製する
  2. 2STEP2 – パンニングを使って音を左右に分ける
  3. 3STEP3 – 片方の音にDelayを挿入する

まず最初に今回ご紹介する内容を取り入れるとどんなサウンドになるのか、確認してみましょう。

テクニックを使用したサウンド(Clap,シンセ,ボーカルにテクニックを使用)

テクニックを使用することでより音が左右に広がり、立体感のある音に仕上がります。
ここからはステップごとに音の広がりをつけるテクニックをご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

音を複製する

まず今回はこちらのClapの音を使って音の広がりを解説していきます。

まずはこの音を複製します。

▶︎音を複製
複製mp4

  • threebodytech 記事中

パンニングを使って音を左右に分ける

音の複製が終わったら次は【パンニング】を使って音を左右に振り分けます。
パンニングの設定は片方を【50R】、もう片方を【50L】に設定しています。

▶︎音をパンニングを使って左右に分ける

片方の音にDelayを挿入する

パンニングの作業が終わったら最後に片方の音に【Delay】を挿入します。
▶︎Delay

Delayの設定の手順はこちらです。

  • 1_DelayのWetを100%に設定する
  • 2_Feedbackを0%に設定する
  • 3_Delayのモードを時間単位で指定できるように設定する
  • 4_Delay timeを10msに設定する

▶︎DelayのWetを100%に設定

▶︎Feedbackを0%に設定

▶︎Delayのモードと時間の設定

こうすることでClapの音に広がりをつけることができます。

テクニックを使用した全体サウンド(Clap,シンセ,ボーカルにテクニックを使用)

今回のテクニックはClapだけではなく広がりをつけたい様々なパートで使えるテクニックです。
このテクニックを使うことで簡単に音の広がりを作ることができ、ステレオ感のあるサウンドに仕上げることができます。
ぜひこのテクニックを身につけてご自身の楽曲でも試してみてください!
それではまた、次回のレシピでお会いしましょう。

よくある質問

Q1. トラックサウンドを広げるテクニックの基本的な手順は何ですか?

3つのステップです:①音声を複製する②パンニングで左右に振り分ける(50R/50L)③片方にディレイを挿入する(Wet100%、Feedback0%、10ms)。この順序で処理すれば立体感のあるサウンドに仕上がります。

Q2. ディレイの設定で重要な値は何ですか?

最も重要な設定は3つです。Wet値を100%に、Feedbackを0%に、そしてディレイタイムを10msに設定することです。この値により自然な広がり効果が実現できます。

Q3. このテクニックはすべての音に使用できますか?

はい、クラップ、シンセ、ボーカル、その他のパートなど、広がりを付けたい様々な要素に応用可能です。楽曲全体のステレオ感を強化できます。

記事の担当 町田 航平/kouhei Machida

18歳から音楽制作を始める。 その後、19歳の頃にイギリスにあるPoint Blank Schoolにて音楽制作を学ぶ。

翌年、DJとしてスペインのイビサ島へ渡り、「Hotel Ocean Driveや Club Itaca」を始めとするホテル/クラブでのプレイを経験。 同時にハウスミュージックの制作を始める。

2019年、ドイツ/ロシア/イギリス/ポルトガル/東京の複数レーベルから楽曲リリースを果たす。

2020年にはイギリスのレーベル「Back It Up Records」よりリリースした楽曲「Werk」がBeatport Tech Houseチャートでランクインし、現在もダンスミュージックアーティスト/DJの若手アーティストとして精力的に活動を行なっている。

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