耳コピ講座 リズム編 キックとスネアのコツ
DTM初心者が耳コピを行う際、キックとスネアから始めることが効果的です。本記事では、楽器の特性を理解し、MIDIノートを視覚的に確認しながら聴く方法、およびイコライザーで音域を絞るテクニックを紹介しています。これらの手法を段階的に実践することで、リズム楽器の聴き取り能力を自然に習得でき、より高度な耳コピスキルへのステップアップが可能になります。
楽曲の主軸となる2つのキットを打ち込む

耳コピ講座の第二回目は「キックとスネア」です。
楽曲のリズムを構成する上で非常に重要なトラックとなり、
かつ音程という概念が少ないため、最初に挑戦するという場合に適しています。
また以下より楽曲をダウンロードしていただけます。
楽曲ファイルダウンロード
DAWの1小節目に貼り付け、テンポを126に設定することで、
動画解説と同じ状態になります。
是非トライしてみてください。
解説動画
YouTube動画への質問と回答の抜粋
何を押せば6:19 のところのみたいにコッピしたMIDIが順番に並べるんですか?
Mac : Command + D Windows : Control + D で隣にイベントを複製となります。 便利ですので、是非ご使用ください。 今後ともよろしくお願いします。
楽器の特性を知る

耳コピを行う上で大切なことは、
対象の楽器特性を把握することです。
「アクセントが強い」「低音が豊かで丸い」など
耳にそのサウンドを覚え込ませることで、楽曲の中でそのサウンドが探しやすくなります。
単体で何度も楽器の音を聴き、再度、楽曲を聴いてみてください。
目で見て感じる

特にリズム楽器に有効です。
実際に打ち込まれた「MIDIノート」を見ながら楽曲を聴く。
これだけでも、対象キットが聴こえやすくなります。
自転車でいえば補助輪のようなものですが、
これを何度も行っていることで、自然に聴きとりができるようになります。
MIDIファイルは次の項で配布致します。
イコライザーで音域を絞る

これも非常に有効な方法です。
対象のキットが聴こえやすくなるように、
他部分をイコライザーでカットします。
キックは低音
スネアは中音
ハイハットは高音
と特性が分かれていますので、
それを利用したテクニックです。
耳コピ講座 記事へのアクセス
1_耳コピの下準備
2_リズム_キックとスネア(当記事となります)
最初は音程に縛られないリズムから解説を行っていきます。
リズム楽器のメインである、キック/スネアが対象となります。
3_リズム_ハットとシンバル
キック/スネアが終わった後は、金物系のハット、シンバルに挑戦していきます。
4_楽曲のキーの把握と利用
楽曲のキーを把握しておくことで、
音程を判断する際の指針となります。
5_ベース
リズムとコードどちらに対しても絶大な影響力を持つベース。
以降に出てくるコード分析の際にも重宝します。
6_コード概念の把握
コード進行を理解するための基礎知識を学習していきます。
簡単にコードを作ることができるようになります。
7_コード進行
ベースとメロディーを手かがりとして、
和音の採譜を行っていきます。
8_コード進行_2
キーの構成音以外の音程に関して学習していきます。
曲のアクセントとなる部分です。
9_上ものバッキング
コード進行で採譜した音達をヒントに、
フレーズを聴きとっていきます。
耳コピ楽曲採用者
今回は沢山のご応募をいただき、誠にありがとうございました。
その中から楽曲を採用させていただきました、クリエイターをご紹介させていただきます。
三浦コウ / Kou Miura
WebSite/SNS
WebSite : http://komiura.flavors.me/#soundcloud
Twitter : https://twitter.com/Miura_Kofficial
コメント
この度は、取り上げて頂けた事に大変感謝しております。
作曲を始めて3年程になりますが、cubaseを買ったばかりの頃はスリープフリークス様のサイトを拝見していました。
とてもわかりやすく解説されているのでとても有り難いです!
サウンドを作る時にいつも心掛けている事なのですが、スピーカーと聴いている自分との間にある空気感や距離感を意識して作っています。
同じ手法は使わないように気を付けて、研究しながら毎回曲を作っています。
壁にぶちあたる事だらけですが、新しい曲が出来た時の楽しさ、喜びを大切に、日々精進したいと思います!
リリース作品
よくある質問
Q1. 耳コピ初心者はどの楽器から始めるべきですか?
キックとスネアから始めることをお勧めします。音程という概念が少なく、楽曲のリズム構成に重要な役割を果たすため、初心者に最適です。単体で楽器音を聴き、その特性を覚え込ませることが習得の鍵になります。
Q2. イコライザーを使った耳コピのコツは何ですか?
キックは低音、スネアは中音、ハイハットは高音と、各楽器の周波数特性が異なります。対象の楽器が聴こえやすくなるよう、他の楽器をイコライザーでカットすることで、効率的に聴き取りができます。
Q3. MIDIノートを見ながら聴くことの効果は?
視覚情報と聴覚を同時に使うことで、対象のキットが聴き取りやすくなります。繰り返し実施することで、補助輪なしで自然に聴きとり能力が向上していきます。

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