異なるDAWで楽曲を互換させる 1_DAWの構造把握
楽曲をDAW間でスムーズに移行させるための基本知識
DTMを行っていると、音楽仲間と楽曲を共同作業したり、
複数のDAWを使い分けるという場面に遭遇します。
その際に問題となるのが、DAW同士の互換です。
ここでは、これらやり取りを、スムーズにするための知識、方法を解説していきます。
まずはDAWをしっかりと把握するための基本構造から見ていきましょう。
DAWの構造把握
1_DAWの構造把握 ※現在の記事となります
2_MIDIとAUDIOの互換
3_データの読み込み
MIDIとオーディオトラック
全DAW共通で、楽曲を構築するのは「MIDI」「オーディオ」の2種となります。
そのため、この2つをしっかりと互換させることが大切です。
- MIDI_容量が小さく扱いやすいため、DAWファイルへ組み込まれます
- オーディオ_容量が大きいため、DAWファイルとは異なるフォルダへ保存されます
※Logic Xに関しては、オーディオをDAWファイルに組み込む機能があります。
詳しくはコチラをご参照ください。
オーディオトラックの注意点
上記でも説明した通り、
オーディオは別のフォルダに分かれて記録され、
MIDIはDAWファイル内に記録されます。
そのため、同じDAWを使用していたとしても、
必ず「オーディオ」も渡さなくては、相手側で楽曲再生に支障がでます。
DAWは何をしているのか?
DAWの役割は、明確です。
そのタイミング(小節)に配置されたオーディオ、MIDIを再生する。
これが基本となります。
その他には、再生する速度(テンポ)、ソフトシンセの指定、エフェクトなどをコントロールしています。
そのため、全DAW共通項目である「MIDI」「オーディオ」を使用していたとしても、
DAWが異なることで、開くことができなくなってしまいます。
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