Dorico SEの概要とDorico 3.1の新機能まとめ
Doricoは楽譜作成ソフトとして、2020年に無料版「Dorico SE」と最新版「3.1」がリリースされました。Dorico SEは2プレーヤー・2パートという制限がありますが、基本的な記譜・再生・印刷機能はElements版と同等で、無料で楽譜作成を始められます。一方、Dorico 3.1では複数パートを1段にまとめるコンデンシング機能の改良、再生モードでの強弱記号レーンの追加、括弧付き符頭や水平表示のギターコードダイアグラムなど、楽譜表記の自由度が大幅に向上しており、プロフェッショナルな楽譜制作がより効率的に行えるようになっています。
最新のDORICO 5 全解説
無料版「SE」の登場と、3.1アップデート

先日、Doricoの無料版「Dorico SE」と、Dorico全体のアップデート「3.1」がリリースされました。
今回はいつもの講座とは別に、Dorico SEの概要とDoricoの新機能についてご紹介していきたいと思います。
Dorico SE紹介と3.1の新機能 動画
Steinberg製品 販売代理店株式会社ヤマハミュージックジャパンコンテンツへのアクセス
- Yamaha Music Japan MPP(YouTube)https://www.youtube.com/user/SteinbergJapan
- MPP(Twitter)https://twitter.com/SteinbergJP
- 音楽制作番組Sound Roster(Fresh!)https://freshlive.tv/ymjsoundroster
製品ページ : https://japan.steinberg.net/jp/products/dorico/what_is_dorico.html
YouTube動画への質問と回答の抜粋
コメント失礼いたします。musescoreをしたことあるのですが、再生するといかにも機械音な感じがします、 再生時できるだけ自然音のする楽譜作成ソフトを探していろいろ動画を視聴しております こちらのDoricoの上位版はどんな音がしますでしょうか? 無料版と同じかんじでしょうか?
サウンドに関しましては、同じエンジンを使用しているはずですので、上位、下位の差はないと思っています。 上位を体験版として使用できますので、ぜひサウンドを確認してみてください。 https://www.steinberg.net/ja/dorico/trial/
Dorico SEについて

Dorico SEは無料版ということで、ProやElementsと比べると2プレーヤー、2パートまでという制約がありますが、それ以外はElementsと同等の機能を有しています。
入手先と詳細は、こちらを参照ください
https://new.steinberg.net/ja/dorico/se/

起動すると、steinberg hubが開きます。SEでは、右上に「アップグレード」のボタンが表示されています。

ここをクリックすると、上位版Dorico Elementsの購入画面へと進むことができます。
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SEでは、ProやElementsの上位版で作成されたプロジェクトを開くことができ、編集以外の再生と印刷が行えます。

hubからプロジェクトを作成するには、メニューから「Hubを開く」を選択します。


まず、上位版との違いは、テンプレートが6種類になっています。(合唱および声楽のカテゴリに1種類、ソロのカテゴリに5種類)

「新規空白プロジェクト」を作成してみます。

このように2パートまで追加でき、「設定」「記譜」「再生」「印刷」の4つのモードが使用できます。
簡単な楽譜を作成するのには十分ですし、お試しとしても活用できますので、ぜひ無料で入手してみてください。
Dorico 3.1新機能について
次に進化したDorico 3.1の新機能を確認していきましょう。
コンデンシングの改良

Dorico 3.0で追加された、複数のパートを1段にまとめて表示することが可能なコンデンシング機能ですが、表示方法が改良されました。
例えば、このように声部が上下の符尾に分かれて表記されたものがあります。

「記譜」メニュー→「記譜オプション」→左カテゴリー「コンデンシング」で表示のタイプを変更することができます。
ここでは「音符とコードのアマルガメーション方法」を「アマルガメーション許可」としてみます。

このように、同じリズムはひとつの符尾にまとめられ、リズムが違う声部のみが上下に符尾が分かれる、シンプルな表記となりました。
強弱記号レーンの追加

「再生」モードで、従来の「Velocity」や「MIDIコントロールチェンジ」の項目に加えて、強弱記号のレーンが増えました。
括弧付きの符頭の記譜

下部「プロパティーパネル」から「括弧付きの符頭」を選択することができます。

デフォルトでは「丸括弧」ですが「四角括弧」に変更することも可能です。
ラインパネル

さまざまタイプのラインを表記できるようになりました。
右の項目の「ライン」を選び、水平のタイプ、垂直のタイプから、選択することができます。
ギターコードダイアグラムの水平表示

従来のギターコードダイアグラムは、このように垂直向きの表示のみ可能でした。

「浄書」モードの「浄書」メニュー→「浄書オプション」、左のコードダイアグラムのカテゴリ→「コードダイアグラムのプリセット」を「水平」にすることで日本では、なじみのある水平のタイプに変更することができます。
Steinberg製品 販売代理店株式会社ヤマハミュージックジャパンコンテンツへのアクセス
- Yamaha Music Japan MPP(YouTube)https://www.youtube.com/user/SteinbergJapan
- MPP(Twitter)https://twitter.com/SteinbergJP
- 音楽制作番組Sound Roster(Fresh!)https://freshlive.tv/ymjsoundroster
製品ページ : https://japan.steinberg.net/jp/products/dorico/what_is_dorico.html
【無料版】Dorico SEの概要とDorico 3.1の新機能まとめ
今回はいつもの講座とは別に、無料版の楽譜作成ソフトDorico SEの概要とDorico 3.1新機能についてご紹介していきたいと思います。
📝記事:https://t.co/Vm1WTezWdn🎥YouTube:https://t.co/TuQvKpSMpp pic.twitter.com/2QpggQFSlF
— SLEEP FREAKS (@SLEEPFREAKS_DTM) February 8, 2020
よくある質問
Q1. Dorico SEは本当に無料で使用できますか?
はい、Dorico SEは完全無料の楽譜作成ソフトです。2プレーヤー・2パート限定など制約はありますが、初心者向けの楽譜作成やお試し利用に十分な機能を備えています。Steinberg公式サイトから入手できます。
Q2. Dorico SEでPro版やElements版で作成された楽譜を開けますか?
はい、上位版で作成されたプロジェクトをDorico SEで開くことが可能です。ただし編集はできず、再生と印刷のみが行えます。
Q3. Dorico 3.1のコンデンシング機能とは何ですか?
複数のパートを1段にまとめて表示する機能です。3.1では表示方法が改良され、同じリズムは1つの符尾に統合され、異なるリズムのみが上下に分かれるシンプルな表記が可能になりました。
Q4. ギターコードダイアグラムの表示方向は変更できますか?
はい、浄書オプションからコードダイアグラムのプリセットを「水平」に変更できます。日本では一般的な水平表示での楽譜作成が可能です。








