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6. ダンス楽曲のテンポを割り出す

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ダンス楽曲のテンポを正確に割り出すことは、DTMにおける楽曲編集を効率化するために欠かせません。本記事では、Studio Oneを使用して楽曲の1拍目を特定し、メトロノームとの同期を通じてテンポを決定する具体的な手法を解説しています。楽曲の始まりから1拍目を見つけ、イベント分割後にテンポ値を調整し、楽曲後半部分で確認することで、正確なテンポ判定が可能です。この作業により、複数の楽曲のテンポを統一でき、今後の音声編集作業が格段に快適になります。

楽曲のテンポを割り出して編集を快適に行う

前項では、楽曲の速度を変更する「タイムストレッチ」を解説いたしました。
今回はダンス楽曲のテンポを割り出す方法をお伝えしていきます。

楽曲のテンポを把握してStudio Oneのテンポと合わせておくことで、各楽曲のテンポを揃えたり、今後の楽曲編集が圧倒的に行いやすくなります。
それではその方法を確認していきましょう。

ダンス楽曲のテンポを割り出す 動画解説


楽曲のテンポを判明させる方法

ここではトラック1の楽曲テンポを例に、テンポを割り出していきます。

楽曲の1拍目を探す

楽曲を聴きながら「1.2.3.4」とカウントをとってみてください。
その「1」に該当する部分が小節の1拍目となります。

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今回の楽曲のように楽曲の始まりが1拍目というケースも多いです。
しかし、楽曲がフェードインしてきたり、最初はリズムが入っていなかったりなど、例外もあります。

楽曲の途中

そのような場合、楽曲の途中部分から1拍目を明確に判断できる部分を使用します。

最適な部分を見つけた後は、ソングの横倍率を拡大します。

  • 1_ツールメニューから分割ツールを選択します
  • 2_細かな範囲をエデットできるようにスナップを消灯します
  • 3_該当箇所をクリックします

イベントがクリックした範囲で分割されます。

分割後は、その前にあるイベントを削除します。

分割した後ろのイベントを楽曲の始まり(1小節目の1拍目)へ移動します。
これでStudioOne上のテンポと1小節目の1拍目だけはテンポが合うことになります。

テンポを合わせる

StudioOneのメトロノームを有効にし、テンポ値を確認します。
現在、StudioOneに設定されているテンポは127となっています。

おそらく、このまま楽曲を再生すると、メトロノーム音と楽曲がズレているはずです。
その場合、対象の楽曲テンポは127ではないということが確定します。

もし、この状態でズレが出なければ偶然、楽曲のテンポがStudio Oneの設定テンポだっということになります。

ズレていた場合は、楽曲の2小節目1拍目をサウンドと目で確認します。
「1.2.3.4.1」とカウントして、最後の「1」の部分が2小節目1拍目に該当します。

上の画像の赤い線が楽曲の2小節目1拍目となり、黄色い線がStudio oneの2小節目1拍目です。

テンポ値を上下ドラッグすることで、拍の基準値が移動するため、これを楽曲の2小節目1拍目へ合わせます。
これで楽曲テンポとStudioOneのテンポが一致したことになり、楽曲のテンポは130と割り出すことができます。

テンポ合わせの注意点

上記でテンポを合わせた後は、必ず楽曲の後半部分を再生してメトロノームとズレていないかを確認してください。

例えば、楽曲のテンポが131で、Studio Oneのテンポを130に設定した場合、最初の数小節はズレていないように聴こえる場合があります。

しかし、この1の差が後半に向かうにつれて次第に大きくなってきます。
後半でズレていた場合は、テンポを1ずつ上下させて後半を確認することで、正確なテンポを判明させることができます。

テンポが判明した後に行う作業

楽曲テンポが130と判明しましたが、上記で分割したイベントの前半を削除していますので、これを復活させます。

まずは正確な位置へ移動を行うため、スナップを点灯させ有効にしておきます。

move-event

イベントを再び後ろへ移動します。

この際、イベントを配置する位置は、小節の1拍目にします。
画像の場合は25小節目の1拍目に配置しました。

楽曲とStudio Oneのテンポが合っていると、どの小節頭にイベントを移動したとしても、メトロノームとズレることはありません。

イベントの下部分を前に向かってドラッグすることで、削除したイベントが復活します。
これで楽曲全体が再生でき、テンポにあった状態となります。

このように頭に空白がある場合は、

使用範囲の設定

空白部分をドラッグで詰めます。
この場合も小節頭を基準として、キリが良い状態にしておきます。

先頭へ移動

最後に楽曲を再生したい部分へ配置すれば、テンポの割り出した上で、楽曲を完璧に配置することができます。

  • threebodytech 記事中

よくある質問

Q1. ダンス楽曲のテンポが判明しない場合はどうすればよいですか?

楽曲全体を通してメトロノームとのズレを確認してください。特に後半部分でズレが顕著になる場合があります。テンポを1ずつ上下させながら何度も再生し、楽曲全体で同期する値を探すことが重要です。

Q2. 楽曲の始まりが1拍目でない場合、どこから測定すればよいですか?

楽曲がフェードインしたりリズムが不明確な場合は、楽曲の途中で明確に「1.2.3.4」とカウントできる部分を見つけて、その1拍目を基準に設定してください。

Q3. テンポ合わせ後、イベントを元の位置に戻す際の注意点は何ですか?

イベント配置時は常に小節の1拍目を基準とし、スナップを有効にしておくことが大切です。これにより、どの小節位置に配置してもメトロノームとのズレが生じません。

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