広告

音程処理 音楽理論 音楽機材・ソフト紹介 音圧・音量 音像処理 空間処理 波形処理 歪み・サチュレーター 機材設定 機材 書き出し・読み込み・変換 打ち込みテクニック 打ち込み 基本編集 周波数 便利操作・作業効率化 作詞のメソッド 作業環境 低音処理 レコーディング リミッター・マキシマイザー リバーブ リハーモナイズ リズム楽器 リズム処理 リズム モニタリング ミックスが上手くなるTIPS ミキサー・ミキシング マルチ音源 マスタリング ポップス ボーカロイド ボーカル ボリューム処理(コンプレッサー) ベース ベル ヘッドホン ブレイクビーツ ブラス ファイル管理 ピアノ・Key ビンテージ ヒット曲の分析 パッド バージョン新機能解説 バンドサウンドを創るには バッキング ハード機器 ハードウェア操作 ドラム・打楽器 ドラム ドラゴンクエスト トリガー トランジェント ディレイ ディエッサー テンポ処理 テストタグネーム ソフトシンセ ストリングス ステレオイメージャー シンセサイザー サンプリング サンプラー サウンド入出力 サウンド入出 コンプレッサー ゲーム音楽 ゲート グリッチ ギター ギタリストのためのAbleton Live キック カットアップ オートメーション オーディオ操作 オーディオ処理 オーディオインターフェイス エフェクト処理 エフェクト インストール/製品登録 イコライザー アナライザー いきものがかり Zynaptiq YouTube生配信 XLN Audio Xfer Records
トップページ > ダンスのための音楽編集 Studio One Prime(全動画解説) > 7. 複数のダンス楽曲のテンポを統一する
目次を見る
Sleepfreaks監修のDTM向けPC

複数のダンス楽曲のテンポや速度を合わせる フリーソフト

基準となる楽曲に他楽曲の速度を合わせる

tempo-song

「1つの楽曲のテンポに他楽曲のテンポも合わせたい」という要望も多いかと思います。

前項の「テンポ割り出し」を応用して複数の楽曲テンポをダンス時の基準としたいテンポへ合わせる方法を解説していきます。

一度コツを掴んでしまえば、今後も素早く最適なテンポ調整を行うことができます。
是非、お好みのダンス楽曲を利用して挑戦してみてください。

複数のダンス楽曲テンポを統一する 動画解説


複数の楽曲テンポを合わせる方法

tempo

まずは前項の方法を使用して、速度合わせたい楽曲のテンポを把握します。
ここではBPM130と94ということが判明しました。

そして、どちらの楽曲にテンポに合わせるか?を決めます。

ここでは上の楽曲(BPM130)のテンポに、下の楽曲(BPM94)を合わせていきます。
よって編集を加えるのは下の楽曲ということになります。

tempo-1

まずはStudio One上のテンポを編集楽曲のテンポに設定します。
ここでは94ということになります。

範囲の指定

次に楽曲をソングの頭に配置します。
その後にツールを「範囲ツール」に切り替え、楽曲の頭から最後までを選択します。

この際、選択範囲の始まりは1小節目1拍目に設定し、選択の終わりはキリの良い小節頭に設定します。
画像では1小節目から38小節目の頭までを選択しています。

そして、選択範囲で指定した空白を含めたイベントを作成します。

bounce

上メニューから「イベント」→「選択範囲をバウンス」を選びます。

after-bounce

これで選択範囲の空白を含めたイベントが作成されました。

テンポの確認

ここで重要なことは、イベントが終了する小節を把握しておくことです。
現在は38小節目の頭と覚えておきます。

tempo130

次にStudio Oneのテンポを合わせたいテンポへ変更します。
ここでは130ということになります。

先ほどまで38小節頭までだったイベントの長さが移動し、約52小節目に来てしまっています。
ということは、このイベント内容を伸縮させ、38小節頭に合わせることで、テンポ94の楽曲がテンポ130で再生されることになります。

ここで以前にお伝えした「タイムストレッチ」が活躍します。

タイムストレッチ

  • Mac : Option
  • Windows : Alt

を押しながらイベントを38小節頭まで縮めます。
これで、楽曲のテンポが130となり、上の基準楽曲と同じ速度になります。

song-setting

あとは楽曲をタイムラインへ自由に配置して、ダンス楽曲同士の流れを自由に作ることができます。