Ableton Liveでは、MIDIトラックをオーディオに変換する「リサンプリング」という機能が搭載されています。この操作により、打ち込み素材に対して細かいニュアンス調整やエフェクト処理、トリッキーな音響加工が可能になります。オーディオトラックの入力を「Resampling」に設定してレコーディングするだけで、MIDIの柔軟性からオーディオの豊かな表現力へシームレスに移行でき、プロダクションの自由度が大きく拡がります。
LiveでMIDIトラックをオーディオ化するメリット
「MIDIトラック」は非常に便利です。
しかし、細かいニュアンス調整やトリッキーな手法などを行なう際には
「オーディオ」にしなくてはいけない場面が多くあります。
今回は「打ち込み素材」を「オーディオ」へ変換する操作を解説していきます。
またこの操作をLiveでは「リサンプリング」と呼びます。
リサンプリング方法
「セッション/アレンジビュー」問わず作業を行うことができます。
変換用の「オーディオトラック」を作成し、これを以下の様に設定します。
- 1_「I-O」をクリックし点灯させます
- 2_表示された「インプット」を「Resampling」へ変更します
- 3_レコーディングボタンを点灯させます
オーディオ化を行うMIDIトラックを「ソロ」にします。
オーディオ変換する小節よりレコーディングを開始します。
レコーディング後、
ダブルでトラックが鳴ってまうことを避けるため、MIDIトラックを「ミュート」します。
また「オーディオトラック」の入力は「Resampling」→「Ext in」へ戻しておくと良いでしょう。
よくある質問
Q1. Ableton LiveでMIDIをオーディオに変換するメリットは何ですか?
オーディオ化により、細かいニュアンス調整やエフェクト処理、波形編集が可能になります。また、オーディオファイルとして固定されるため、CPU負荷の軽減やトラック間の音響処理の柔軟性が向上し、より高度なプロダクション手法が実現できます。
Q2. リサンプリング時にダブル音が発生するのを防ぐには?
オーディオ化後、元のMIDIトラックを「ミュート」することで防げます。また、オーディオトラックの入力を「Resampling」から「Ext in」に戻しておくことで、不要な信号の重複を確実に回避できます。
Q3. セッションビューとアレンジビューのどちらでリサンプリングができますか?
リサンプリング操作はセッションビューとアレンジビューの両方で実行可能です。プロジェクトの進行状況や作業スタイルに応じて、どちらのビューからでも自由に行えます。
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