×
目次

ミキサーウィンドウを理解する FL Studio 使い方

Author: sleepfreaks

各チャンネルのサウンドをリンクさせ様々な編集を行う

ミキサーウィンドウ

ミキサーウィンドウは各チャンネルのサウンドを受け取り、
ボリューム、パン、エフェクトなどを効率的に操作することができるウィンドウです。

楽曲の最終行程「ミキシング」時にも頻繁に使用されます。

オーディオレコーディングの項で少し登場しましたが、
チャンネルラック番号とミキサートラックの番号は連動しています。

同じ数字を割り当てることで、そのトラックにサウンドが送られるという考え方です。

解説動画

ミキサーウィンドウの説明

ミキサーウィンドウは大きく4つのパートに分かれています。

ミキサーウィンドウ-1

1_マスター部分

名前の通り、各トラックのサウンドが集約される部分です。
ここに来たサウンドがスピーカーやヘッドホンから聴こえてきます。

マスタートラックへ適用したエフェクトは、全トラックのサウンドに影響します。
また、ここで楽曲全体のボリュームもコントロールできます。

2_トラック部分

ミキサーウィンドウのメインとなる部分で、
各チャンネルから受け取ったサウンドの個別調整を行います。

各ツマミやノブについては後述します。

3_FXトラック

1つのエフェクトを複数トラックで共有する「センドリターン」を行うためのトラックです。
その方法や概要は以下の記事で詳しく解説しています。

4_インサートエフェクト部分

各トラックに対して、個別のエフェクトを適用することが可能です。
エフェクトの適用方法は以下の記事で解説しています。

トラックの解説

概要を把握した後は、主に使用するトラック部分を詳しく見ていきましょう。
この部分を理解できればミキサーウィンドウを快適に使用することができます。

トラック部分

  • 1_パン : サウンドの定位(左右の位置)を設定します
  • 2_ミュート/ソロ : クリックして消灯させると、一時的にサウンドが無音となります
    「Altキー + クリック」で他の全トラックがミュートとなる「ソロモード」となります
  • 3_ボリュームフェーダー : 音量の大きさを調整します
  • 4_ステレオ・セパレーション:サウンドの広がり具合を調整します
  • 5_ルーティング:複数のトラックを一箇所にまとめたり、上記のセンドリターンで使用します

色々な機能があり最初は戸惑うかもしれませんが、慣れてくると手早く操作できるようになります。
ぜひ操作しながら、最適なバランスを探ってみて下さい。




DTM解説情報をつぶやくTwitterのフォローもお願いいたします。