Steinberg URシリーズ Guitar Amp Classics ギターアンプシミュレーター 使い方
ラインで録音されたギタートラックをリアルなアンプサウンドに
ここではオーディオインターフェイス URシリーズに付属するギターアンプシミュレーター「Guitar Amp Classics」を解説していきます。
ラインレコーディングされたギタートラックには欠かすことができないアンプシミュレーターは、まるでアンプを通したかのようなリアルなギターサウンドを生み出します。
Guitar Amp Classic はトラックの特性に合わせて4つのアンプタイプを使い分けることができ、シンプルな操作で簡単に高音質なギターサウンドを得られます。
また、これらパラメーターの多くは、実際のアンプにも共通して使用できる知識です。
ここでしっかりと習得しておきましょう。
Guitar Amp Classics 解説動画
- 1dspMixFxの基本概要・セッティング編
- 2Morphing Channel Strip コンプレッサー編
- 3Morphing Channel Strip イコライザー編
- 4Guitar Amp Classics ギターアンプシミュレーター
- 5REV-X デジタルリバーブ
Steinberg製品 販売代理店株式会社ヤマハミュージックジャパンコンテンツへのアクセス
- Yamaha Music Japan MPP(Youtube) https://www.youtube.com/user/SteinbergJapan
- MPP(Twitter) https://twitter.com/SteinbergJP
- 音楽制作番組Sound Roster(Fresh!) https://freshlive.tv/ymjsoundroster
製品のご購入 : https://japan.steinberg.net/jp/products/hardware/ur_series/lineup.html ※dspMixFxが使用できる製品は「UR242/UR44/UR28M/UR824/UR-RTシリーズ」となります。
Guitar Amp Classicsの使用方法
Guitar Amp Classicsは4つのアンプタイプが用意されています。
各特性を把握し、トラックに合わせて使いこなしていきましょう。
各アンプの共通パラメーター
まずは各アンプに共通する項目を把握していきます。
実際のギターアンプも同じパラメーターが備わっています。
「GAIN」を上げるほどサウンドに歪みが加っていきますので、サウンドを確認しながら最適な値を決定します。
この際、GAINで音量が大きく変わってしまった場合は「OUTPUT」で全体の音量をコントロールしてください。
OUTPUTは、音質に変化を与えることなく音量のみ調整できます。
- TREBLE : サウンドの高域を強調します。
輪郭がハッキリとして、シャープなサウンドになります。 - MIDDLE : サウンドの中域を強調します。
キャラクターを付けるイメージで調整していきます。 - BASS : サウンドの低域を強調します。
太さや迫力を加えて、存在感を出すことができます。 - PRESENCE : 高域の倍音を強調します。
オケに埋もれてしまうなどという場合に音ヌケが良くなります。
これらパラメーターを組み合わせてサウンドシェイプを整えていきます。
CRUNCH
カラッとしたナチュラルで軽い歪みが特徴のアンプで、リズムカッティングやバッキングなどにも活躍する他、ベーストラックを軽くドライブさせても面白いサウンドが得られます。
左に配置されている「Normal/Bright」で歪みのタイプをコントロールし、更にサウンドバリエーションを広げることもできます。
DRIVE
「GAIN」と「MASTER」の組み合わせで作り出される歪みサウンドは、ポップスからラウドなロックまで幅広いジャンルで活用可能です。
歪みと併せて、「AMP TYPE」から、ピッキングニュアンスをしっかりと表現できるライトサウンド、モダンなロックサウンド、ハイゲインなメタル系サウンドを切り替えることができます。
CLEAN
アルペジオやカッティングにマッチするクリーンサウンドが特徴のアンプで、上部には「コーラス/ビブラート」のエフェクトが備わっています。
特にコーラスを合わせたサウンドは、誰もが一度は耳にしたことがある有名なサウンドです。
LEAD
ギターソロやリフなど、単音のフレーズに特化した太くハイゲインなサウンドが特徴です。
アンプサウンドは歪みが強くなるほど、ピッキングニュアンスが出づらくなりますが、左の「High/Low」を組み合わせることで、ニュアンスを出しつつ、太く重厚なサウンドを作り出すことができます。
いかがでしたでしょうか?
ギタートラックには欠かすことができないアンプシミュレーターを使いこなし、ギタートラックのクオリティアップに挑戦してみてください。
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