歪みエフェクトで音を馴染ませる
他トラックへ音が馴染まないという場合
楽曲を制作していると、音色は気に入っているが、
「他のトラックと音がなじまない」という事があります。
これには様々な原因、解決策がありますが、手っ取り早い解決方法の1つとして
「音を歪ませる」というものがあります。
歪ませると聞くと真っ先に連想するのが「エレキギター」です。
ただこの歪みはギターだけの特権だけではありません。
「ベース」はもちろん「ドラム」「ボーカル」「SE」まで様々な音に適用できます。
音を歪ませることにより、アタックの粒が揃い音域特性が変わるため、
他トラックとのなじみが良くなるという仕組みです。
どのようにトラックを歪ませるのか?
DAWソフトには「オーバードライブ」「ディストーション」「ギターアンプシュミレーター」
などのプラグインが付属しています。
それをトラックのインサートに適用するだけでOKです。
エフェクトで歪ませる際の注意点
- 「なじませる」という事を考え、深く歪みをかけすぎない。
アタックが無くなり、逆にオケに埋もれてしまいます。 - 歪みませた後に、EQを使い音質補正を行う。
特に低音、高音域が少なくなります。 - 音のなじみ以外にも、もう少しパンチが欲しい場合、
奇麗すぎる音をあえて汚す場合にもよく使用します。
色々な設定、組み合わせを試して、己の歪みスタイルを追求してみてください!!
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