マスタリング 楽曲の取り込み Studio One 使い方
StudioOneなら本格的なマスタリングも行える
「StudioOne」は楽曲制作だけではなく、
楽曲を整え「配信」「CDプレス」可能な状態まで仕上げる「マスタリング」を行うことができます。
マスタリングとは?
「DAW」で作成した楽曲達を「1つのアルバム」にする際、
起こる問題が楽曲ごとの「音量」「音質」の違いです。
これらを補正し
「アルバム全体を心地よく聴かせる」「音質を統一しアルバム全体のコンセプトを作る」
ということ目的とした作業が「マスタリング」です。
また「曲間の調整」「曲のクロスフェード」などをコントロールする。
「曲の情報」「JANコード」をテキスト入力するなど、やることはかなり多いです。
これら「マスタリング」の流れを解説していきたいと思います。
プロジェクトを立ち上げる
↑ 楽曲制作は「ソングを作成」から行いますが、
マスタリングは「新規プロジェクトを作成」を選択します。
↑ マスタリングを行う「2MIX楽曲」を
「プロジェクト」へ「ドラッグ&ドロップ」します。
↑ 楽曲が2つのトラックへ交互に配置されます
2MIXファイルに関して
マスタリングを行う「2MIXファイル」の注意点として
- 1_リバーブなどの余韻がぶつぎりにならないよう長めに書き出しておく
- 2_クリッピングしてはいけない
- 3_2MIX段階では音圧を上げない(リミッター、マキシマイザーはかけない)
あくまで自然な音量 - 4「MP3」ではなく「WAV」のファイルで書き出す
上記に注意してください。
ソングを直接インポートできる
StudioOneの「ソングデータ」を「ドラッグ&ドロップ」することも可能です。
↑ この連携は非常に便利で、もし「ソング」の方を修正した場合、
マスタリング中のファイルにもその変更が適用されます
このような記事も読まれています
M/S処理
センターと左右(L/R)の音量差を調整し、音圧を上げたり、広がりを与えることができます。
WAVES Center MS処理
手間がかかるMS処理を非常に簡単に行うことができるプラグインです。
fabfilter Pro-Q 2 新機能解説 1
高性能EQ_ Pro-Q 2の解説をしていきます。リニアフェイズ、MS処理に加えて、参考楽曲の周波数を分析し、楽曲へ適用する機能もあります。
MAGIC AB 2 マスタリング時のリファレンスに特化したプラグイン
MAGIC AB 2」は制作中の楽曲プロジェクト上で複数のリファレンス音源を即座に切り替え、「AAX/AU/VST」規格に対応しており、ほとんどのDAWで使用することができます。比較することが可能なプラグインです。