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5. Traktor Deckの種類 (Track Deck / Remix Deck / Stem Deck) DJ Traktor

DJ Traktor 使い方 公開 2016.01.26 更新 2026.07.17
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Traktor Pro 2では、音源再生用のDeckとして「Track Deck」「Remix Deck」「Stem Deck」の3種類が用意されています。Track Deckは楽曲全体を再生する基本的なデッキで、シンク機能やループコントロールを搭載しています。Remix Deckはサンプルやループを組み合わせてライブリミックスを構築でき、複数のサンプルスロットと個別のフィルタ・ボリュームコントロールが特徴です。Stem Deckはバージョン2.9から搭載された最新機能で、楽曲を複数のステムトラック(ビート、ベース、シンセなど)に分離して操作できるため、より自由度の高いDJ表現が可能になります。

Deckについて

Traktorにおいては音源を再生する為のDeckとして、
“Track Deck” “Remix Deck” “Stem Deck”の3種類が用意されています。

*Deckの切替はDeckのアルファベット(A〜D)の場所でマウスをクリックすることにより選択できます。

Track Deck

最も使用する頻度が多いDeckで、一般的に楽曲をプレイするCDJや
レコードプレイヤー(ターンテーブル)と同様と考えてください。

楽曲全体の波形が表示され、展開を把握しやすい画面となっています。
主な機能は以下の通りです。

  • 1 シンク&マスター:他Deckとテンポ、タイミングを合わせるために使用します。
  • 2 テンポベンド:楽曲を少しだけ進めたり、遅らせたりして微妙なテンポのズレを調整します。
  • 4 PLAY/STOP、CUE、CUP:再生スイッチ関連です。
      CUE:キューポイントから押している間再生
     CUP:キューポイントから再生
  • 5 ループコントロール:1で1拍をループします。(4/4の楽曲では32で8小節です)
  • threebodytech 記事中

Remix Deck

ループやワンショットサンプルを再生し、ライブリミックスを構築したり、
Track Deckで再生中の楽曲に音をミックスするといった事が行えるDeckです。

Track Deckと共通の機能の他に、以下のような機能が備わっています。

  • 1 サンプルスロット:縦に4つ並んだサンプルセルのいずれかを再生可能で4スロット表示されます。
  • 2 サンプルセル:ループやワンショットサンプルが格納されているセル
  • 3 サンプルセルのプレイコントロール部:セルの再生方法を選択ワンショット、ループ、逆再生など
  • 4 ボリューム:スロットの音量コントロール
  • 5 フィルタ:スロットのフィルタコントロール(上側でハイパス、下側でローパス)
  • 6 ページセレクタ:4スロットX4サンプルセルのページを4ページから選択する

Remix Deckを使用する際は、KONTROL F1(画像:NI社HPより引用)などを準備して
フィジカルに操作することを強くお勧めします。

URL: http://www.native-instruments.com/jp/products/traktor/dj-controllers/traktor-kontrol-f1/

Stem Deck

Version2.9から搭載されたSTEMSフォーマットに対応したDeckです。

一見は、Track Deckと全く同じですが、
STEMSの楽曲ファイルは拡張子がmp4(コンテナ)のファイルが用いられており、
中身はは4つのステムトラック(ビート、ベース、シンセ、アカペラ等)に分けられています。

各機能はTrack Deckと同様です。

現状(Ver.2.9)、コンピュター上に各ステムを表示することはできませんが、
TRAKTOR Kontrol D2/S8/S5上には、各ステムの波形を表示することができます。
各ステムが可視化されることにより、より直感的な音量・フィルタ等の操作が可能となります。
(一般的なMIDIコントローラに、操作パラメータを割り当てることも可能です)

StemViewonDisplay

STEMSフォーマットは様々なオンラインサイトで販売されています。

ご自身で制作した楽曲を、NI社の提供する下記のソフトを使用して、
STEMS用のフォーマットに書き出すことも可能です。

STEMクリエーター
http://www.stems-music.com/ja/stem-creator-tool-jp/

ご興味を持たれた方は、ぜひ試してみてください。


よくある質問

Q1. Track DeckとRemix Deckの主な違いは何ですか?

Track Deckは楽曲全体を再生する標準的なデッキで、Remix Deckはループやワンショットサンプルを複数のスロットで管理し、ライブリミックスを構築できるデッキです。Remix Deckを使用する際はKONTROL F1などのコントローラーの利用が推奨されています。

Q2. Stem Deckで使用できるファイル形式は何ですか?

Stem Deckは拡張子がmp4のSTEMSフォーマットに対応しており、ビート、ベース、シンセ、アカペラなど4つのステムトラックに分離されています。NI社のSTEM Creatorを使用して自作楽曲をSTEMS形式に変換することも可能です。

Q3. Stem Deckの利点は何ですか?

各ステムトラックを個別に可視化・操作できるため、より直感的な音量調整やフィルタ処理が可能です。TRAKTOR Kontrol D2/S8/S5では各ステムの波形表示に対応しており、より細かいDJ操作が実現できます。

記事の担当 田澤 伸浩/Nobuhiro Tazawa

Sleepfreaks DTM講師 田澤 伸浩
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