BIAS FX 2 リリース!最新鋭のギターサウンドと新機能「GUITAR MATCH」をご紹介

Author: sleepfreaks

BIAS FX 2 リリース

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ギタープロセッサーで人気を誇るPositive Grid社から「BIAS FX2」が発売されました。
前回のバージョンに比べてかなりの変更点がありますので、新機能もあわせてご紹介します。

BIAS FX 2 -New Era of Tone – Overview

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BIAS FXとは?

BIASシリーズには以下の3つのバリュエーションがあります。

  • BIAS Pedal:ソフトウェア上でストンプ、べダルボードの作成も可能
  • BIAS FX :アンプとペダルボードを統合
  • BIAS AMP:アンプ機能に特化し、部品のカスタマイズも可能

この内、DAW上やスタンドアローンでアンプとペダルボードを利用できるのがBIAS FXです。
「BIAS AMP」についてはこちらで解説しております。

BIAS FX2は何が変わったのか?

ギターで作品を制作するミュージシャンにとってアンプシミュレーターやエフェクターは重要なツールです。
BIAS FXはプロアマ、ギタリスト問わず人気を誇っているギタープロセッサーですが、アップデートしてどうのように変わったのでしょうか?以下は主要な変更点です。

再設計されたDSPエンジン

BIAS FX2は旧バージョンのUIを継いでいるものの、完全に再設計されたプロセッサーです。
何百もの改良を施した高解像度のDSPエンジンが究極のレスポンシブ、ディテール、そしてバラエティに富んだギタートーンを提供してくれます。

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また、再設計されたUIにはお気に入りのペダル設定を簡単に整理、検索、呼び出し、プレビューできる新しいプリセットマネージャが含まれています。
自分好みにカスタムしたペダルボード設定をスナップショットとして登録でき、スナップショットを使って即座にリアンプすることも可能です。

新機能「GUITAR MATCH」


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GUITAR MATCHは今回のバージョンアップの目玉とも言える新機能です。
Positive Grid社が新たに独自開発したエミュレーション技術でサウンドを分析し、手元のギター(あるいはギターソフト音源)を誰もが知るあの「レガシー」サウンドへと変えてくれます。

BIAS FX 2の革新的なGUITAR MATCHテクノロジーを使えば、どんなギターでもピックアップ、ボディタイプ、ボディの太さまで正確に再現した昔ながらの「レガシーコレクション」に変えることができます。

お手持ちのギターをクラシックアメリカンギター、ビンテージLPなどのサウンドにするために特別なピックアップは必要ありません。

レコーディングする際にギターを交換して次のトラックを録音した経験や、ライブの際に次の曲で別のギターに切り替えた経験はありませんか?

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GUITAR MATCHを利用すればレコーディングスタジオやライブハウスに何本もギターを持っていく必要はありません。
BIAS FX2がインストールされたMacがあればどんなトラックや曲にも対応できます。

新しくなったアンプ、ペダル&ラック

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アンプ、ペダル、ラックもすべて新しく改良され、これまで以上にギターサウンドへ比類なき奥深さを提供してくれます。

また、必要不可欠なツールからクリーミーなビンテージエフェクト、エコーテープディレイ、トライコーラス、チューブコンプレッション、スプリングリバーブ、ワウ、モダンで煌びやかなアウトボードギアまで、最新鋭の8つのスタジオラックプロセッサーが高解像度なスタジオ品質の制作を可能にします。

ラックモデラーも新しく

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ラック・モデラーにFuzz、Time、Harmonizerが追加されました。これらの新しいモデラーはレコーディングとライブパフォーマンスのレベルを高めてくれます。

BIAS FX2の高度なモデリングスイートにより、ビンテージとモダン両方のファズペダルがグリットとサステインを向上させ、より深みのあるエフェクトとアンサンブルリードラインを即座に作成できます。

また、新しく改良されたラックのハイエンドコレクション(Echorec Drum Delay、Tube Multiband Compressor、Rotary Speaker)は高度なDSPエミュレーションを使用してサウンドを完璧に仕上げる事ができます。

Celestion®との提携

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Positive Grid社はギターアンプスピーカーの老舗「Celestion」と提携しました。
CelestionのスピーカーはMARSHALLやVOX、BOGNERなどの著名メーカーのギターアンプにも搭載され、世界的に最も信頼されたスピーカーメーカーです。

Celestionのドライバーは他のどのブランドよりもクラシックな曲の「キラートーン」に使用され、ジミ・ヘンドリックスやスラッシュ等のギターヒーロー達の名演を支えてきました。
Celestionのインパルスレスポンス(IR)は、Pete ThornやScott HendersonからGeorge Lynchまで幅広いギタリスト達のお気に入りです。

高額なキャビネットを何台も購入する必要はありません。BIAS FX2ならギタリストたちが愛して止まないスタジオクラスのスピーカーサウンドを簡単に作品に取り入れる事ができます。

ToneCloud®

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今もなお拡張し続けているToneCloud®オンラインコミュニティでは、カスタムアンプ、ペダル、ペダルボード用の50,000を超えるプリセットに直接アクセスできます。またこれらは無料で共有、利用が来ます。
お気に入りのギタートーンを見つけ作品に取り入れましょう。

GUITAR MATCHの使い方

上記で説明した通り「GUITAR MATCH」は手元のギターやギターソフト音源を分析し、有名なクラシックアメリカンギターやビンテージLPギターなどのサウンドへ自動でエミュレート・サウンドシフトしてくれる機能です。
以下はGUITAR MATCHの使い方について説明します。

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まずはBIAS FX2 UIの画面下に表示されているギターアイコンをクリックします。

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GUITAR MATCHを利用する為にプロファイルを作成する必要があります。
①の「Nickname」にプロファイル名を入力し、②でお手元のギターのボディタイプを選択します。
選択が終わりましたら③の「ASSIGN PICKUPS」をクリックして次の項目へ進みます。

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①ではお手元のギターのピックアップのタイプを選択します。
ギターによってはピックアップが2つのものや3つのものがあり、ブリッジにシングルコイル、ネックとミドルにハムバッカーを装着しているものものなどがあります。
お手ものとギターのピックアップを確認しましょう。

選択が終わりましたら②の「NEXT」をクリックして次の項目へ進みましょう。

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次にピックアップポジションを設定します。
選択が終わりましたら「NEXT」をクリックして次の項目へ進みましょう。

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次にピックアップ出力を測定します。
ボリュームノブを最大にして、いくつかの別々のフレーズを弾きます。

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測定が終わると「Complete」と表示されます。
「NEXT」をクリックして次の項目に進みましょう。

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次にフレッド毎の全体的な周波数分析を行います。
6弦から1弦までゆっくりとアルペジオで弾きます。
これを0フレット(開放弦)から始め数フレット繰り返します。
「PAUSE」をクリックすると一旦分析をストップします。

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分析を終えると「Profiling Success」と表示されます。
これでプロファイリングが完了し、他のギターへサウンドへシフトする準備が整いました。
①の「PROFILE ANOTHER PICKUP」をクリックすると別のピックアップでの分析を行えます。
②の「TO GUITAR MATCH」をクリックして次の項目へ進みましょう。

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①で利用したいギターのタイプを選びます。ラインナップには有名な「レガシー」ギターが豊富に用意されており、曲やトラックによってギターのタイプを選ぶ事ができます。

②「From」の下にプロファイル時に入力したニックネームが表示されています。クリックすると他のプロファイルに切り替える画面へ進みます。

③ピックアップを選択します。

④各種パラメータを設定します。収録されているラインナップには予め個々のギターのキャラクターに沿ったサウンドが用意されていますが、自由にカスタマイズする事が可能です。

⑤GUITAR MATCHは④設定したパラメータを保存し読み込む事ができます。別のギタータイプでもパラメータを当てはめたい場合は予め設定しておくと便利です。

⑥各種パラメータの設定が終わりましたら「Apply Match Result」をONにして⑦の「OK」をクリック。これでGUITAR MATCHの設定は完了です。

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②を押すとこのような画面に切り替わります。
他のギターでも鳴りの違いを試したいときは予めプロファイルを設定しておくと便利です。


いかがでしたでしょうか?
レコーディングの際にアウトボードに満足できない時はGuitar RigやGTR Tool Rack等と併用してBIASも触るのですが、BIASシリーズはどのギタープロセッサーよりもかなり安定性があると思います。
今回、BIAS FX2をレビューするにあたりデモ版を利用してみましたが、以前のバージョンに比べて臨場感が増した印象でした。
操作性も極めて感覚的で、初めてギタープロセッサーを使う方や「打ち込みっぽさを無くしたい」「ギターのサウンドクオリティを向上させたい」といった方にオススメの製品です。

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記事の担当 遠藤 洋徳/Endo Hiroshi

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