Positive Grid BIAS AMP 2 使い方② アンプのカスタマイズ
Positive Grid BIAS AMP 2は、アンプシミュレーターの中でも特にカスタマイズ性に優れたプラグインです。プリアンプとパワーアンプセクションをブロック単位で交換することで、サウンドキャラクターを大きく変化させられます。さらに真空管の種類選択、複数のスピーカーキャビネット、SM57やMD421などの実機マイクをシミュレートしたマイキング機能により、細かい音色調整が可能です。これらの機能を組み合わせることで、ギタリストはDAW上で本格的なアンプ音作りを実現でき、レコーディングやライブ配信の音質向上に直結します。
更に進んだアンプ詳細設定や音作り

前回に続いてアンプシミュレーター「BIAS AMP2」の解説を行っていきます。
当製品の特徴としてアンプ内部のカスタマイズが挙げられます。
真空管の種類、トーン回路、出力トランスなどの細かな設定を直感的に変更できることは、音色アプローチのアドバンテージと言えるでしょう。
Positive Grid BIAS AMP 2 解説動画 2
製品のご購入はこちらから
ブロックごとの入れ替えで大胆にサウンドを変化させる
アンプの内部を変更できると言っても、どこから触れば良いかわからない方も多いのではないでしょうか?
その際にお勧めしたいのが、サウンドの核とも言えるプリアンプやパワーアンプセクションを丸ごと変更するという方法です。

「PREAMP」セクションにはジャンルやサウンドタイプに合わせた様々なセットが用意されています。
実際にサウンドを鳴らしながら、イメージに近いサウンドを探してみましょう。

「POWER AMP」セクションも同様に変更が可能です。
これら2つのセクションを組み合わせることで、サウンドキャラクターをガラッと変えることが可能です。
真空管の種類
もう少し深くカスタマイズを行いたい場合、プリアンプ部の真空管を変更してみましょう。

このように選択した真空管タイプでサウンドに変化が加わります。
キャビネット/マイキングセクションを使用する
サウンド調整を行う中で、外すことができないのが「スピーカーキャビネット」です。

当製品には様々なキャビネットタイプが搭載されています。

上記のプリアンプ/パワーアンプセクションで作成したサウンドをキャビネットの選択で更に追い込むことができます。

加えて、定番のSM57、MD421、R121、C414の4種類のマイクから最大2種類のマイクをミックスして音作りを行えます。

オープンバック/クローズドバックなどマイクの位置も細かく指定することができます。

以下、2つのマイクで音作りを行う際のオススメの設定例
(MIC1,2の役割が反対になっても問題ありません)
- MIC 1:高音域メイン
- MIC 2:中低音域メイン
いかがでしたでしょうか?
今回はアンプ内部の音作りについて解説いたしました。
次回はユニークなアンプマッチ機能、プリセットクラウド機能について解説いたします。
どうぞご期待ください!
BIAS AMP 2の種類と価格について
Standard:通常99ドル
Professional:通常199ドル
Elite:通常299ドル
購入先
メーカーサイト:Positive Grid
日本代理店:Media Integration, Inc.
海外ショップ:Plugin Boutique
製品のご購入はこちらから
よくある質問
Q1. BIAS AMP 2でアンプのカスタマイズが初めてですが、どこから始めればよいですか?
まずPREAMPセクションでジャンルやサウンドタイプに合わせたプリセットを試聴しながら選んでください。次にPOWER AMPセクションを組み合わせることで、基本となるサウンドが決まります。その後、キャビネットやマイクで細かく調整していくのが効率的です。
Q2. 真空管の種類を変更すると、どの程度サウンドが変わりますか?
真空管の種類によってサウンドキャラクターが明確に変化します。プリアンプ部の真空管を変更することで、ゲイン特性やハーモニクスが変わり、同じアンプ設定でも異なる音色を得られます。
Q3. マイキングで2種類のマイクを使う場合、どのように役割分けすればよいですか?
高音域を強調したい場合はMIC1をメイン、中低音域を強調したい場合はMIC2をメインとすることが推奨されています。逆の役割分けでも問題ありませんので、自分の好みに合わせて調整してください。
Q4. BIAS AMP 2にはどのようなスピーカーキャビネットが搭載されていますか?
記事では具体的な種類は記載されていませんが、複数のキャビネットタイプが用意されており、オープンバック/クローズドバックなどマイク位置も細かく指定できます。プリセットで作成したサウンドをキャビネット選択でさらに追い込むことが可能です。
このような記事も読まれています

ギタリスト 鈴木健治のギターアンプの音作り① アンプシミュレーターとは?
ギターアンプの音作りの方法について、今回から3回に分けて解説を行っていきます。本物のギターアンプを触ったことがない方から、アンプシミュレーターでの音作りがうまくいかない、という方のお役に立てるような内容を目指していきます。

サウンドが一気にリアルに。Guitar Rig 5
ギターアンプを再現するアンプシミュレーター。有名ギターアンプを多数搭載しており、すぐにリアルなサウンドに仕上げることが可能です。ベースアンプも備わっており、エレキ特有のサウンドを簡単に再現することができます。

重厚なギターサウンドを簡単に得るテクニック
ロックに代表される迫力あるバッキングを作成する方法を解説していきます。

生に引けをとらないエレキギター音源 Electri6ity
再現が非常に難しいと言われているギターの打ち込みですが、エレキギターに必要な多くの演奏法が搭載されており、とてもリアルなエレキサウンドを実現することができます。
記事・動画解説者

鈴木 健治 ギタリスト、ギターサウンドデザイナー
Erykah Badu,宇多田ヒカル,SMAP,V6,MISIA,BoA,EXILE,倖田來未,安室奈美恵,坂本 真綾,ケツメイシ,島谷ひとみ 他沢山のアーティストの作品やライブ等に参加。
エフェクターのサウンドプロデュースや FinalGuitar(iOS app)のサウンドプロデュース。
使用DAWはLogic Pro X , Cubase Pro, Studio One
Line6 Japanの公式サイトにて、「鈴木健治のギターレコーディングマスタークラス」連載。
ZOOM社マルチエフェクターのファクトリープリセット作成。
Media Integrationサイトにて「鈴木健治のBIASシリーズを使いこなそう」連載。
DVD鈴木健治直伝! ギター宅録メソッド ~ギターレコーディング匠の技とEDIT法~発売。Ovaltoneのディストーションペダル、OD-Five 2 Extreme, KS-1のサウンドプロデュース。
近年はBGM向けインスト楽曲も多数制作。
鈴木健治ギター宅録のススメ : http://takuroku.club/
Twitter @kenjisuzuki_
ギターレッスンについて:http://takuroku.club/chiba-lesson-guitar/
【自分好みにアンプのカスタマイズが可能💡】BIAS AMP 2は、真空管の種類、トーン回路、出力トランスなどの細かな設定を直感的に変更できたり、キャビネットやマイクの選択も可能です👌
>Positive Grid BIAS AMP 2 使い方②
詳細:https://t.co/05e8haukfK解説:鈴木健治さん(@kenjisuzuki_ ) pic.twitter.com/Ll7XvDiJVI
— SLEEP FREAKS (@SLEEPFREAKS_DTM) 2019年2月23日











