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初心者でも簡単!リミックス講座 ④エフェクトの活用

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手軽に変化を与えることができる「エフェクト」

この講座も第4弾となりました。コンテスト締め切り間近ですので、作品にもう一捻りを加える要素として、エフェクトの活用法を取り上げていきます。

effect

リミックスにおけるエフェクトは、元素材に対して音質的な変化を与えるものや、アレンジ的な要素を加えるものなど、様々なものがあります。
リミックスによく用いられる代表的なエフェクトをご紹介しますので、ぜひご自身の作品に活かしてみてください。

リミックス講座④ エフェクトの活用 動画解説

【連動企画】初心者でもコンテストに応募できる!

本講座は、「Hiroshi Watanabe”Dignity of Life”Remix Contest by Re:animation」との連動企画となっています。
このコンテストにはビギナー部門も用意されており、初心者の参加も大歓迎とのことです。

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本講座で使用する原曲もコンテスト課題曲と合わせてありますので、ぜひ下記リンク先より素材をダウンロードし、参加を前提としながら読み進めてみてください。きっとモチベーションが倍増するはずです!

 

また、コンテスト参加にはSleepfreaksニュースレターの購読(無料)も必須となっておりますので、こちらもお忘れなくお願いいたします。

フェイザー(Phaser)

フェイザーは素材に対して位相をずらした音を加えることで、独特の効果をもたらすエフェクトです。

phaser

サウンドに周期的なうねりや広がり与えたり、定位感を曖昧にするといった効果があります。

mix

他の多くのエフェクトについてもそうですが、効果の周期を楽曲のテンポと同期(sync)させたり、MIXと呼ばれるつまみで効果の強さを調整したりします。

リミックスにおいては、アレンジが変化する箇所にかけることでトリッキーな雰囲気を加える、といった用いられ方が良く見かけられます。

使用方法については、以下の記事・動画でも触れていますので、併せてご覧下さい。

フィルター(Filter)

フィルターは特定の周波数域をカットするエフェクトで、シンセの主要な機能としても有名ですね。

filter

ハイパス(Highpath)、ローパス(Lowpath)といった種別があり、オートメーション等でカットする領域を動かしながら使用するのが一般的です。

cutoff

動かすパラメーターとして代表的なものは「CUTOFF」です。
カットする周波数域をコントロールし、サウンドをこもらせたり、逆に低域を抜かしてスカスカの音にするといったこともできます。使ってみれば、一度は聞いたことがある効果だとわかるはずです。
リミックスにおいては、盛り上げの前の静けさを演出するといった際に使用すると効果的でしょう。

使用方法については、以下の記事・動画でも触れていますので、併せてご覧下さい。

ディレイ(Delay)

ディレイは空間系エフェクトとして有名ですが、リミックスにおいてはより積極的な変化付けにも使用されます。

delay

原音にやまびこ効果を与え余韻をつけるのが基本の原理です。
一方で、テンポシンクを使えばアレンジ的な活用法も期待できます。

pingpong

例えばピンポンディレイは、左右交互にやまびこを飛ばすことで、フレーズをトリッキーに繰り返すことができます。
リミックスにおいては、バッキングやシーケンス等のフレーズにかけて、より複雑で奇抜なアレンジを目指してみるのもいいでしょう。

使用方法については、以下の記事・動画でも触れていますので、併せてご覧下さい。

サイドチェイン・コンプレッション(Sidechain Compression)

クラブミュージックの定番手法とも言えるサイドチェイン・コンプレッションは、もちろんリミックスにおいても有効なテクニックです。

side chain

適用方法以下の記事・動画にありますので、わからない方はこちらをご覧下さい。

リミックスにおいても、キックをトリガーとして、ベースや上モノ全体にかける等して、よりパンチ感を出すといった使い方が一般的ですね。

エフェクトの適用方法

routing

リミックスにおいてエフェクトを適用する際は、より大胆な効果を得る手法として、マスターにかけてしまうのも一つの手です。
実際、今回ご紹介したエフェクトの内いくつかは、マスターにかけるという使い方をしています。

マスターでかけると少し効果が派手すぎるという場合は、ベースやドラム以外の上モノ等をサブミックスとしてまとめ、そこにエフェクトを適用してみるのも良いでしょう。

まとめるために使用されるトラックは、DAWによって「AUX」「BUS」「グループチャンネルトラック」等様々な呼び名があります。



いかがだったでしょうか?
本リミックス講座は、コンテスト連動企画としては今回で区切りとなりますが、今後もカテゴリーとして残し、リミックスにまつわる様々なテクニックをご紹介していきたいと思います。
引き続き、ぜひご注目ください。