Maschine MK3 の使い方① ブラウザセクションと環境設定
本記事はNative Instruments社の音楽制作ツール「Maschine MK3」の基本操作を解説しており、特にブラウザセクションを使用したドラムキットの読み込み方法と、環境設定によるPAD演奏の最適化について詳しく説明しています。ブラウザからリズムキットを選択・読み込む際のパターン設定やお気に入り機能の活用方法から、遅延調整やタッチセンシティビティ、ベロシティスケーリングなどのハードウェア設定まで、快適で表現力豊かなDTMワークフローを実現するための必須知識を網羅しており、購入検討者から初心者ユーザーまで幅広く活用できる内容となっています。
Maschine MK3のワークフローを操作とともに解説

当カテゴリーではNative Instruments社よりリリースされている大人気の音楽制作ツール「Maschine MK3」の使い方を順を追って解説していきます。
楽曲を構築しながら各機能や操作方法に触れていきますので、
「ご購入を検討されている方」「製品を持っているが使い方が分からない」という方は是非チェックしてみてください。
今回の内容は下記となります。
- リズムキットを読み込むためのブラウザセクション
- PADの演奏感を調整する環境設定
Maschine MK3 ブラウザセクションと環境設定 動画解説
YouTube動画への質問と回答の抜粋
はじめまして、とても丁寧な解説製品登録からこちらの動画の2:00くらいまでできました(ロードまで)がその後のソフト側にパターンが表示できずで止まってしまいまし(~_~;) どうしたらよいでしょうか?
パターンが表示されない場合、MASCHINEソフトのブラウザ左下にある「+ PATTERNS」がオフになっている可能性があります。 こちらをオンにした状態で、再度Group/キットをロードしてお試しください。
質問なんですが、mac book airの3コアプロセッサはやはり厳しいでしょうか?
楽曲のトラック数に依存します。やはりトラック数が増えてきたり、エフェクトが多くなってくるとノイズや再生の停止など厳しい場面が多々出てくると思います。
MacBookpro16で使用したいと思っていますが、普通のUSBの変換器で使用できますか?また変換器で使用した場合、技術的な問題は出たりしますでしょうか? 宜しくお願いします🤲
現段階まで、問題なく使用できており、不具合も出ておりません。
キットを選択しても動画にあるようにパターンが表示されません。 何か解決方法はあるのでしょうか?
画像部分のパターンボタンを点灯させることでパターンが読み込まれるようになります。 https://app.box.com/s/fv4x09xfq5u4g6gxmxlwey1vw6lnisrm
コメント失礼いたします パソコンに繋げないとプレイは出来ないんでしょうか? mpcを持っているんですが mpc見たく音をサンプリングしてpcなしでも使えたら良いなと思っているのですが。
はい。MASCHINEを使用するにはパソコンへの接続が必須となってしまいます。
パソコンは何を使ってますか?
MacBookPro 15インチ 2.9GHz 6コアプロセッサ モデルを使用しております。
ブラウザセクションからリズムキットを読み込む
Maschineに付属するドラムキットを立ち上げて、PADにサウンドを割り当ててみましょう。

「BROWSER」ボタンを押します。

上部2つのボタンを押して「Grouup」を選択します。

ソフト上ではこの部分が選択されます。

ノブを回して目的のキットプリセットを選択します。
プリセットを読み込むには「LOAD」ボタンを押します。

2つのノブを回して、キットカテゴリーや種類を選択することも可能です。
キットに含まれるパターンについて
デフォルトではキットを読み込むと、併せてリズムパターンも読み込まれます。

しかし、場合によってパターンの読み込みが不要という場合もあります。

ブラウザ部分の「PATTERNS」を消灯させておくことで、パターンの読み込みが無効となりキット(音色)のみを変更するとこができます。
キットのお気に入りについて
キットサウンドを視聴していく中で、今は使わないけど別の機会で使ってみたい。と感じるプリセットも出てくると思います。
この「Favorite」機能を使用することで、キットをソートしておくことが可能です。

プリセットの右部分をクリックして、スターアイコンを表示させます。

上部に配置されているスターアイコンをクリックすることで、目的のキットのみが表示されます。

本体からも選択が可能です。

スターアイコンが表示されている上のボタンをクリックします。
環境設定でPADの演奏感を調整する
次に快適なPAD演奏ができるように環境設定を調整していきましょう。

Maschine上のメニューから「File」「Preferences」を選択します。
Maschineサウンドの出力を設定する
Maschineから出力されるサウンドデバイスを指定します。

「Audio」タブの「Device」からサウンドの出力先が指定可能です。
また、サウンドをMK3本体から出力することも可能です。

「Latency」からはPAD演奏の遅延時間を調整することができます。
値を下げる(数が小さくなる)ほどサウンドの遅延が少なくなりますが、CPU負荷が高くなります。
「256」〜「512」を目安に調整してください。

「Hardware」からはPADの反応や演奏に対してのサウンド強弱を設定することができます。
- Touch Sensitivity : PADを叩いた際の感度です。
スライダーが左に向かうほど、Padの感度
メリットは誤操作が減ることですが、連打や細かなニュアンスを出しにくくなります。
スライダーが右に向かうほど感度が高くなっていき、PADに少し触れただけでもサウンドが鳴ります。
連打やニュアンスコントロールには向いていますが、誤操作が増える可能性が高くなります。
- Velocity Scailing : Padが叩かれた強さに対して、ベロシティ値を割り当てる基準
全7段階あり「Soft3」に向かうほど、弱い演奏でも高いベロシティが割り当てられます。
演奏が安定するというメリットがありますが、ニュアンスが出にくいという特徴があります。
逆に「Hard3」へ向かうほど、演奏によるベロシティ幅が広くなルため、演奏ニュアンスを出しやすいですが、安定した演奏が求められます。
初心者の方は「Liner」もしくは「Soft1」が良いでしょう。
よくある質問
Q1. Maschine MK3でキットを読み込む際、パターンも一緒に読み込まれるのを避けるにはどうすればよいですか?
ブラウザ部分の「PATTERNS」を消灯させることで、パターンの読み込みを無効にできます。これにより、キット(音色)のみを変更することが可能になります。
Q2. PAD演奏の遅延を減らすにはどうすればいいですか?
環境設定のAudioタブ内「Latency」の値を下げることで遅延を軽減できます。ただし値を下げすぎるとCPU負荷が高まるため、目安として256〜512の範囲での調整が推奨されます。
Q3. Touch Sensitivityを高く設定するメリットとデメリットは何ですか?
高感度設定は連打やニュアンスコントロールに向いていますが、誤操作が増える可能性があります。一方、低感度は誤操作を減らせますが、細かなニュアンス表現が困難になります。

オンラインDTMレッスン専門 / 2009年から17年







