広告

音程処理 音楽理論 音楽機材・ソフト紹介 音圧・音量 音像処理 空間処理 波形処理 歪み・サチュレーター 機材設定 機材 書き出し・読み込み・変換 打ち込みテクニック 打ち込み 基本編集 周波数 便利操作・作業効率化 作詞のメソッド 作業環境 低音処理 レコーディング リミッター・マキシマイザー リバーブ リハーモナイズ リズム楽器 リズム処理 リズム モニタリング ミックスが上手くなるTIPS ミキサー・ミキシング マルチ音源 マスタリング ポップス ボーカロイド ボーカル ボリューム処理(コンプレッサー) ベース ベル ヘッドホン ブレイクビーツ ブラス ファイル管理 ピアノ・Key ビンテージ ヒット曲の分析 パッド バージョン新機能解説 バンドサウンドを創るには バッキング ハード機器 ハードウェア操作 ドラム・打楽器 ドラム ドラゴンクエスト トリガー トランジェント ディレイ ディエッサー テンポ処理 テストタグネーム ソフトシンセ ストリングス ステレオイメージャー シンセサイザー サンプリング サンプラー サウンド入出力 サウンド入出 コンプレッサー ゲーム音楽 ゲート グリッチ ギター ギタリストのためのAbleton Live キック カットアップ オートメーション オーディオ操作 オーディオ処理 オーディオインターフェイス エフェクト処理 エフェクト インストール/製品登録 イコライザー アナライザー いきものがかり Zynaptiq YouTube生配信 XLN Audio Xfer Records
トップページ > KORG Gadgetの使い方 > 9. ノートの強弱ベロシティを設定する
目次を見る
Sleepfreaks監修のDTM向けPC

ノートの強弱ベロシティを設定する KORG Gadgetの使い方

打ち込みに音量変化を加えて表情を与える

Velo

前項ではステップレコーディングで作成したリズムパターンを聴きながら楽曲テンポを調整しました。
そのパターンを聴いていると、少し機械的に感じてしまう。という方も多いと思います。

マウスを使用するステップレコーディングはノートの強弱が全て一定になるという特徴があり、このノート強弱を見直すことで、ノリのある自然なビートになっていきます。

このMIDIノートの強弱のことを「ベロシティ」と呼びます。
ここでは、リズムパターンに対してベロシティを調整していきましょう。

Pt1

今回ベロシティを設定していくリズムパターンです。

少し機械的な印象を受けます。
これに対してベロシティを整えていきましょう。

korg-drum.mp3

ベロシティへのアクセスはピアノロール下に配置されているMIDIコントローラー部分をクリックします。

Velo-1

コントローラーの表示を「Velocity」へ切り替えると各ノートのベロシティが表示されています。

Draw

「Drawツール」で目的のベロシティを上下にドラッグします。
値は「1〜127」の中で調整します。

  • 上にいくほど音が強く(音量が大きく)なります。
  • 下にいくほど音が弱く(音量が小さく)なります。

ベロシティ値の解説動画

Velocity

ベロシティをドラッグしてこのように変化を加えてみました。

ボリュームが極端に変わりすぎて、いまいちの結果です。。
これは全キットの音量が一斉に変化しているためです。

このベロシティ設定は、同時間軸に配置されているノートを個別に指定して設定することができます。

Select

ベロシティを変化させたいノートのみを選択します。
以前に行なった「Shiftキー + 対象のノートをクリック」で選択しました。

Velo-select

ベロシティウィンドウを表示します。
選択したノートのいずれかを変更すると、選択したノートのみベロシティが変化します。
この方法を使用すれば各ノートのベロシティを個別に整えることができます。

Velo-2

今回はノート位置が細かくなるにつれてベロシティを弱くする傾向で設定しました。

  • 4分頭(赤) : 強め
  • 8分裏(黄) : デフォルト値付近
  • 16分裏 (緑): 弱め

という形です。

サウンドはこのような形です。

「ベロシティ変更前」

「ベロシティ変更後」

簡単にパターンや演奏に表情を出すことができますので、ぜひ、積極的に取り入れてみてください。