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9. ノートの強弱ベロシティを設定する

KORG Gadgetの使い方 公開 2017.04.11 更新 2026.07.17
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DTM制作において、ステップレコーディングで作成したリズムパターンは機械的に聞こえることが多くあります。この問題を解決するのが「ベロシティ」の調整です。ベロシティはMIDIノートの強弱を表す値(1~127)で、これを編集することで音量に変化をつけ、より自然でノリのあるビートを実現できます。ピアノロール下のMIDIコントローラーから「Velocity」表示に切り替え、Drawツールでノートごとに値を調整することで、演奏に表情を加えることが可能になります。

打ち込みに音量変化を加えて表情を与える

前項ではステップレコーディングで作成したリズムパターンを聴きながら楽曲テンポを調整しました。
そのパターンを聴いていると、少し機械的に感じてしまう。という方も多いと思います。

マウスを使用するステップレコーディングはノートの強弱が全て一定になるという特徴があり、このノート強弱を見直すことで、ノリのある自然なビートになっていきます。

このMIDIノートの強弱のことを「ベロシティ」と呼びます。
ここでは、リズムパターンに対してベロシティを調整していきましょう。

今回ベロシティを設定していくリズムパターンです。

少し機械的な印象を受けます。
これに対してベロシティを整えていきましょう。

korg-drum.mp3

ベロシティへのアクセスはピアノロール下に配置されているMIDIコントローラー部分をクリックします。

Velo-1

コントローラーの表示を「Velocity」へ切り替えると各ノートのベロシティが表示されています。

「Drawツール」で目的のベロシティを上下にドラッグします。
値は「1〜127」の中で調整します。

  • 上にいくほど音が強く(音量が大きく)なります。
  • 下にいくほど音が弱く(音量が小さく)なります。

ベロシティ値の解説動画

ベロシティをドラッグしてこのように変化を加えてみました。

ボリュームが極端に変わりすぎて、いまいちの結果です。。
これは全キットの音量が一斉に変化しているためです。

このベロシティ設定は、同時間軸に配置されているノートを個別に指定して設定することができます。

Select

ベロシティを変化させたいノートのみを選択します。
以前に行なった「Shiftキー + 対象のノートをクリック」で選択しました。

ベロシティウィンドウを表示します。
選択したノートのいずれかを変更すると、選択したノートのみベロシティが変化します。
この方法を使用すれば各ノートのベロシティを個別に整えることができます。

Velo-2

今回はノート位置が細かくなるにつれてベロシティを弱くする傾向で設定しました。

  • 4分頭(赤) : 強め
  • 8分裏(黄) : デフォルト値付近
  • 16分裏 (緑): 弱め

という形です。

サウンドはこのような形です。

「ベロシティ変更前」

「ベロシティ変更後」

簡単にパターンや演奏に表情を出すことができますので、ぜひ、積極的に取り入れてみてください。


よくある質問

Q1. DTM制作でベロシティとは何ですか?

ベロシティはMIDIノートの強弱を表す値で、1~127の範囲で設定します。値が大きいほど音が強く(音量が大きく)、小さいほど音が弱くなります。これを調整することで、機械的な打ち込みに自然な音量変化をつけられます。

Q2. ベロシティを個別に設定することはできますか?

はい、可能です。Shiftキーを押しながら対象のノートをクリックして複数選択し、ベロシティウィンドウで個別に値を変更することで、同じタイミングのノートでも異なるベロシティを設定できます。

Q3. ベロシティ調整でリズムパターンがより良くなるコツは何ですか?

4分音符は強め、8分音符はデフォルト値付近、16分音符は弱めというように、ノート位置が細かくなるにつれてベロシティを弱くする傾向で設定すると、自然で表情のあるビートになります。

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