広告

音程処理 音楽理論 音楽機材・ソフト紹介 音圧・音量 音像処理 空間処理 波形処理 歪み・サチュレーター 機材設定 機材 書き出し・読み込み・変換 打ち込みテクニック 打ち込み 基本編集 周波数 便利操作・作業効率化 作詞のメソッド 作業環境 低音処理 レコーディング リミッター・マキシマイザー リバーブ リハーモナイズ リズム楽器 リズム処理 リズム モニタリング ミックスが上手くなるTIPS ミキサー・ミキシング マルチ音源 マスタリング ポップス ボーカロイド ボーカル ボリューム処理(コンプレッサー) ベース ベル ヘッドホン ブレイクビーツ ブラス ファイル管理 ピアノ・Key ビンテージ ヒット曲の分析 パッド バージョン新機能解説 バンドサウンドを創るには バッキング ハード機器 ハードウェア操作 ドラム・打楽器 ドラム ドラゴンクエスト トリガー トランジェント ディレイ ディエッサー テンポ処理 テストタグネーム ソフトシンセ ストリングス ステレオイメージャー シンセサイザー サンプリング サンプラー サウンド入出力 サウンド入出 コンプレッサー ゲーム音楽 ゲート グリッチ ギター ギタリストのためのAbleton Live キック カットアップ オートメーション オーディオ操作 オーディオ処理 オーディオインターフェイス エフェクト処理 エフェクト インストール/製品登録 イコライザー アナライザー いきものがかり Zynaptiq YouTube生配信 XLN Audio Xfer Records
トップページ > KAGURA 使い方講座 > 5.ブロックアイコンを使いこなす KAGURAの使い方
目次を見る
Sleepfreaks監修のDTM向けPC

5.ブロックアイコンを使いこなす KAGURAの使い方

ブロックアイコンの使い方

kagura_08_top3

KAGURAでは通常のアイコンに加え、ブロックアイコンというものが存在します。
ブロックアイコンはメロディー演奏やMIDIコントロールに向いたアイコンです。
今回はこの使い方について解説していきます。

ブロックアイコンについて

kagura_08_01

縦長のものや横長なものが多いのがブロックアイコンの特徴です。
プロパティエリアで詳細設定が可能となっています。

kagura_08_02

通常のアイコンと同じくドラッグ&ドロップでサンプルを追加できます。
このブロックアイコンの最大の特徴は、一つのアイコンに複数のサンプルを追加出来るという点です。

例えば楽曲のスケール音のみを追加しておけば、適当に触れるだけでメロディ楽器になる…といった使い方ができます。
また同じ音をいくつも入れておくことでトリガーのような使い方、半音違いの音を入れてトリム…などなど、アイディア次第で多彩な使い方が可能です。

設定方法

kagura_08_09

プロパティエリアを見てみましょう。
通常のアイコンとは違う部分がありますね。
それぞれ、

  • Division…ブロックの分割数を設定できます。
  • Horizon…横分割に設定します。
  • Vertical…縦分割に設定します。

となっています。
演奏に併せてそれぞれ設定しましょう。

kagura_08_04

またモードを「Monophonic」にすることで、「次の音が鳴ると前の音がキャンセルされる」という他アイコンにはない設定が出来ます。

kagura_08_07

これらは個別に選択し設定を変更することができます。

MIDIをアサインする

kagura_08_05

またブロックアイコンには「Control Change Block」というMIDI設定を行うことが出来ます。
詳しくは別途MIDIに関しての記事で解説しますが、例えば「ボリュームを設定し、0~127の値をブロックアイコンでコントロールする」といったことができます。
こうすればブロックアイコンでボリュームコントロールをすることができるというわけですね。

kagura_08_06

Control Change Blockをアサインする場合は設定したValueの数に自動分割されますので、前もってDivisionで設定する必要はありません。

kagura_08_08

もちろんMIDIをアサインした場合も、後から設定を変更することができます。

いかがでしたか?
ブロックアイコンは使い方次第で無限の表現が可能な便利なツールとなっていますので、ぜひ使いこなしていただければと思います。

ありがとうございました。

取材・執筆:momo (田之上護/Tanoue Mamoru)

Sleepfreaks_momo_profile
profile:1995年生まれ。Digital Performer・Ableton liveユーザー。音楽学校を卒業後作曲家として福岡から上京。
2017年8月ツキクラ「STARDUST」に作・編曲で参加し作家デビュー。
「心に刺さる歌」をモットーに、作詞作曲・編曲からレコーディングまで全てをこなすマルチプレーヤー。
アートユニット「Shiro」の作編曲担当としても活動中。

ホームページ:Music Designer momo
TwitterID :@momo_tanoue