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Studio One Pro 7.1 リリース!新機能&改善点まとめ

待望のアップデート!音楽制作を加速させる新機能をチェック

Studio One Pro 7シリーズにおいて初のアップデート、Studio One Pro 7.1がリリースされました!
今回のアップデートでは、ユーザーからのフィードバックをもとに、新たなバーチャル・インストゥルメント「Cinematic Lights」の追加や、ワークフローの強化を中心とした機能改善が行われています。
さっそく見ていきましょう!

新機能を厳選解説 動画

オーケストラとシンセのハイブリッド音源 Cinematic Lights

新しく追加されたインストゥルメント「Cinematic Lights」は、オーケストラの重厚な響きとシンセサイザーのモダンな要素を融合させたハイブリッド音源です。

3つのレイヤーを組み合わせて1つのサウンドを作り出せる設計で、ウィンドウ中央に配置されたコントロールセクションを使えば、ドラッグ&ドロップでレイヤーのブレンドを直感的に調整できます。

120種類のレイヤープリセット、100以上のマルチサンプル、50の音楽ループを収録し、幅広いサウンドデザインに対応。
各レイヤーごとに音色を変更することも可能です。

エフェクト量や、音の立ち上がりと余韻をコントロールするエンベロープの調整が、画面の切り替えなしでスムーズに行えます。

さらに、細かな編集にも対応しているため、シンセサイザーに慣れているユーザーであれば、自分好みのサウンドを作り込むことも可能です。

バスのレンダリング機能

これまでオーディオ・トラックやインストゥルメント・トラックでしか使えなかった「レンダリングされたオーディオに変換」機能が、バストラックでも利用可能になりました。
この機能の最大のメリットは、バストラックに適用したインサートエフェクトやセンドエフェクトを含めた状態で、そのままオーディオ化できる点です。

操作も非常にシンプルで、オーディオ化したいチャンネルの出力先をバス(例では「バス2」)に変更し、対象のバスチャンネルを右クリックして、メニューから「レンダリングされたオーディオに変換」を選択するだけ。

適用後は、バス内のすべてのトラックが1つのステレオオーディオファイルに変換されるので、CPU負荷の軽減やプロジェクトの整理にも役立ちます。

また、レンダリングの適用後に、元の状態に戻すことも可能です。
対象のバスチャンネルで右クリックし、メニューから「バスチャンネルに変換」を選択すると、オーディオトラックが復元されます。

レンダリング後の操作に関する注意点

レンダリングで作成されたオーディオトラックは、デフォルトでロックがかかっていますが、右クリックメニューから「1つのトラックのロックを解除」を選択すると編集が可能になります。

ただし、この状態で「バスチャンネルに変換」で元に戻すと、編集トラックが消えてしまいます。

編集トラックを残しておきたい場合は、編集前もしくは編集後に複製トラックを作成しておくと良いでしょう。

Impact:エンベロープ調整&ループ・クロスフェード機能

ドラムサンプラー「Impact」に、エンベロープを直感的に調整できる新機能と、クリックノイズを防ぐクロスフェード機能が追加されました。

従来、ピッチ/フィルター/アンプ・エンベロープの調整にはインストゥルメント・エディターを開く必要がありましたが、パンコントロールに新たに搭載された「ENV」ボタンにより、画面の切り替えなしで即座にエンベロープ調整が可能に。
制作の流れを止めることなくサウンドデザインを行えます。

また、インストゥルメント・エディターに新たに搭載されたループ・クロスフェード機能により、クリック音やポップノイズを簡単に解消できるようになりました。
クロスフェードの長さは0~1000サンプルの範囲で調整可能で、ドラムループやシンセパッド、アンビエントサウンドなど、幅広い素材に対応。
プロジェクト内でのループ処理がよりスムーズになります。

ノートエディターでコード入力が効率的に

ノートエディターのアップデートにより、コード入力が効率的になりました。
入力したノートを選択し、Windowsでは「ALT」キー、Macでは「Option」キーを押しながらキーボードの上下キーを操作するだけで、元のノートを維持したまま音を重ねることができます。
スムーズなコード入力が可能になり、作業スピードの向上が期待できます。

その他の改善点

  • グリッドとイベントの視認性向上: 拡大時のオーバーラップやギャップが見やすくなり、新オプション「イベントにグリッドを表示」で視認性が向上。
  • スケール選択の強化: リディアン・ロクリアンのスケールが追加され、ATOMやATOM SQでも使用可能。
  • マルチアウト・インストゥルメント・バスの改善: デフォルトで不要なバスが作成されなくなり、必要に応じてミキサーのオプションメニューから設定可能に。

トライアルについて

MyPreSonusの公式サイトで、最新バージョンのStudio One Pro 7を30日間無料でダウンロードできます。
AIを活用したステム分離、Dolby Atmosミキシング、無制限のトラック、FXチャンネル、バス、そして豊富なネイティブエフェクトプラグインなど、Studio One Pro 7の充実した機能が体験可能です。
※Cinematic LightsやDeep Flight Oneなど、一部のインストゥルメントは30日間のデモ版では使用できません。

既にStudio Oneをお持ちの方は、使用中のStudio One本体の「アップデートを確認」メニューから、簡単に最新バージョンへアップデートできます。

さらに進化したStudio One。
ぜひこの機会に新機能を試してみてください!