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Studio One 4.5 これまでで最大のアップデート!? 新機能まとめ

Studio Oneの使い方 上級者編 公開 2019.05.26 更新 2026.07.18
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Studio One 4.5は70以上の新機能を搭載した大型アップデートで、ミックスコンソール、プラグイン管理、編集機能の大幅な強化により、DTM制作の効率を飛躍的に向上させます。入力コントロールやサイドチェイン機能の効率化、プラグインマネージャーによる管理の簡素化、CPU使用率の最適化などにより、プロフェッショナルなミキシングからMIDI編集まで、あらゆる制作ワークフローが改善され、制作時間の短縮と品質向上の両立が実現します。

Studio Oneの最大の機能と謳われた70以上のアップデート

Studio One 4.5

Studio One 4.5がリリースされました。
当バージョンは「間違いなくStudio Oneの最大の機能であるものに焦点を当てて開発した」と謳われている通り、非常に豪華なアップデート内容となっています。

Studio One 4をお使いの方は無償でアップデート可能となっています。
それでは目玉となる新機能を確認していきましょう。

Studio One 4.5 新機能まとめ 動画

YouTube動画への質問と回答の抜粋

いつも分かりやすい説明ありがとうございます!スタジオワンユーザーなんですが、ステムでエクスポート後、オーディオデータをプロツールスで開くと何故かBPMが明らかに変わってしまいます、、、何故なのかよければ教えてほしいです。


その際にピッチなどの変化はございますでしょうか?(書き出し前と比較して高い/低いなど) その場合は、Liveで書き出す際のサンプリングレートと、ProToolsのサンプリングレートの設定を統一することで解消されます。 ピッチの変化がない場合は、Protoolsの環境設定の中に読み込んだオーディオファイルをテンポに従わせる。というような機能があったはずです。これをオフにします。 もしくはLiveのテンポと ProToolsのテンポを同じ値に設定した後に読み込みます。 今、手元にProToolsがないため取り急ぎの回答となります。 ご確認をお願いいたします。


ミックスコンソール

今回のアップデートで新機能が多く導入されているのが、ミックスコンソールです。
制作の効率が高まる嬉しい機能が満載です。

入力コントロール

入力コントロール StudioOne 4.5

「カスタマイズ」ボタンをクリックし「入力コントロール」へチェックを入れます。

Gain Phase StudioOne 4.5

各トラックの上に「ゲイン」と「フェイズスイッチ」が表示されます。

  • 「ゲイン」
    トラックのボリュームをコントロールできます。
    フェーダーとの違いとして、エフェクトの前にボリュームのコントロールができるという点が挙げられます。
    例えば、コンプレッサーに入るボリュームをゲインでコントロールすることで、適用量を最適化することもできます。
  • 「フェイズスイッチ」
    トラックの位相を反転させることができます。
    複数のマイクでレコーディングされたドラムトラックを最適化したり、トラック同士の位相関係を変更することで、サウンドメイキングにも積極的に使用できます。

位相(インバート)について 解説動画

メーター表示のカスタマイズ

メーター表示

メーターを右クリックすることで、メーターの表示を「Peak+RMS」ヘ切り替えることができます。

また、「プリフェーダーメータリング」にチェックを入れることで、フェーダーに入る前のボリュームが表示されます。
これにより、フェーダー値の影響を受けずにボリュームを確認することができます。

グループ機能の強化

複数のトラックに対してグループを組むことで、あらゆる編集・操作を一括で行うことができます。
このグループ機能がより把握しやすくなり、細かな設定を指定できるようになっています。

グループ機能 Studio One 4.5

グループを組みたいトラックを複数選択します。
トラックの空白部分を右クリックして「選択されているトラックをグループ化」を選択します。

グループの名前

任意のグループ名を入力して「OK」を押します。

グループアサイン Studio One 4.5

「カスタマイズ」ボタンをクリックし「グループアサイン」へチェックを入れると、各トラックの下に設定されているグループ名が表示されます。

グループアサイン

コンソール左下のグループボタンを押して、点灯させるとグループリストが表示されます。
グループ名の左にあるポイントを消灯させると、一時的にグループを解除することができます。

グループ項目

グループ名を右クリックすることで、同期する編集項目を細かく指定することができます。

サイドチェインの効率化

特にエレクトロミュージックで多用される「サイドチェイン」をより便利に適用できるようになりました。
ここではベーストラックに対して、キックをトリガーにしたサイドチェイン設定を行なっていきます。

SideChain Studio One 4.5

ベーストラックにコンプレッサーを適用し、「サイドチェーン」ボタンを点灯させます。
右の矢印アイコンをクリックすることで、素早くトリガーとなるトラック(ここはキック)を選択可能です。

Copy Said-1

他のトラックにも同様のサイドチェインを行いたい場合も多いかと思います。
サイドチェインを適用したプラグインを目的のトラックへドラッグすることで、トリガー設定を引き継いでコピーが行えます。

サイドチェイン 解説動画

サイドチェインを使用したグルーブテクニック 解説動画

  • threebodytech 記事中

プラグインに関する機能

StudioOneに表示するプラグインを管理できる便利な機能が追加されました。

プラグインマネージャー

プラグインマネージャー

上メニューから「表示」→「プラグインマネージャー」を選択します。

プラグインの表示-1

StudioOneに認識されている全プラグインがウィンドウに表示されます。
プラグイン名の左にあるポイントを消灯させると、プラグインリストから表示を外すことができます。

例えば、AU規格とVST規格のプラグインが被ってしまうため、一部のAUのみ表示したい。
VST2とVST3の重複表示を避けたい。という場合にも便利です。

プラグイン規格 ベンダー

ウィンドウの左部分から目的のプラグインを素早く探すことができます。
名前検索/プラグイン規格/ベンダー(メーカー)から該当する製品を絞り込むことも可能です。

CPU使用率の最適化

StudioOne 4.5は、CPU使用率の低減にも成功しています。

マルチプラグイン

StudioOneのユニークな機能として、マルチインストゥルメントがあります。
1つのトラックに複数の音源をレイヤーして同時に演奏させることができる機能です。

Multi Instrument

この機能で音源を使用する際のCPU負荷が、StudioOne純正プラグインで約70%、Kontaktなどのサードパーティ音源で約50%低減しています。

Mai Tai _ Presence-1

また、「Mai Tai」と「Presence XT」を単体で使用した際のCPU使用率も最適化されています。

編集機能

オーディオ/MIDIなどの編集にも魅力的な機能が多数用意されており、制作の効率が一気に向上します。

コードセレクターのサウンドプレビュー

コードセレクター

StudioOne 4より実装されたコードセレクターのコードサウンドをプレビューできるようになりました。
セレクター上のプレビューボタンを点灯させるだけです。

コードセレクターのインスペクタープレビュー

コードトラックを選択しインスペクタの「コードを視聴」を有効にすることで、コードトラック上のコードネームをクリックした際も、サウンドが視聴可能です。

Chord Preview

また、コードをプレビューする音源をカスタマイズし、指定することもできます。
コードプレビュー用の音源を用意してインスペクタから音源を選択します。

クオンタイズグリッドの独立

クオンタイズグリッド

アレンジ/MIDI/オーディオエディタのクオンタイズグリッド値を個別に設定できるようになりました。
拍の値に捕らわれずに細かなエディットを行える、スナップのオン/オフも個別に設定可能です。

MIDI 音楽機能メニュー

MIDIイベントを編集するための「音楽機能メニュー」が追加されました。

音楽機能

MIDIイベントを右クリックし、「音楽機能」メニューへアクセスします。
「ノートをクオンタイズ」「ノートをミラー」「ノートを間引く」など、StudioOne 4.5から新たに追加された項目もあります。

アクション

また、MIDIエディタの「アクション」からも同様の「音楽機能」へアクセスすることができます。

ロック機能

誤操作でイベントを変更してしまうというリスクを避ける「ロック機能」も搭載されました。

ロック機能

ロックしたいイベントを選択し、「上メニュー」→「時間ロックを切り替える / 編集ロックを切り替える」を指定します。

  • 時間ロックを切り替える : タイムライン上の移動を制限します。
  • 編集ロックを切り替える : イベントまたはイベント内の編集を制限します。

1つのトラックをロック

トラックを右クリックして「1つのトラックをロック」を選択すると、トラック全体をロックすることができます。
この場合、イベントの移動/内容の変更の全てが制限されます。

エクスポート

StudioOneからのファイルインポートも強化されています。

ビデオエクスポート

上メニュー「ソング」→「ビデオをエクスポート」では、StuduioOneに取り込んだ動画、制作したサウンドを併せて動画ファイルとして書き出すことができるようになりました。

MixDown StudioOne 4.5

通常の音楽ファイルとして書き出す「ミックスダウンをエクスポート」にも機能が追加されてます。

ミックスダウンをエクスポート

「オプション」セクションの「モノ」にチェックを入れることで、楽曲をモノラルミックスとして書き出すことができます。

ミックスダウンをエクスポート MP3

MP3ファイルの書き出しには「可変ビットレート」が使用できるようになりました。

ミックスダウンをエクスポート AAC

新たにM4Aファイルの書き出しがサポートされており、「AAC」「ALAC」フォーマットでの書き出しが可能となりました。


いかがでしたでしょうか?

ミキシング、エフェクト、編集、MIDI、エクスポートなど、満遍なく機能が追加・改善されています。
すぐに制作に取り入れることができる実践的な項目が多いという点も印象的です。

Studio One 4をお使いの方は無償でアップデートできますので、気に入った機能を活用してみてください。

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よくある質問

Q1. Studio One 4からStudio One 4.5へのアップデートは有料ですか?

いいえ、Studio One 4をお使いの方であれば無償でアップデート可能です。最新バージョンのメリットを無料で享受できます。

Q2. ゲイン機能とフェーダーの違いは何ですか?

ゲインはエフェクト処理前のボリュームをコントロールでき、フェーダーはエフェクト処理後のボリュームをコントロールします。これによりコンプレッサーなどのエフェクトの最適な設定が可能になります。

Q3. サイドチェイン設定を複数トラックにコピーできますか?

はい、サイドチェイン設定済みのプラグインを目的のトラックへドラッグすることで、トリガー設定を引き継いだコピーが行えます。

Q4. CPU使用率の改善により、どの程度の負荷軽減が期待できますか?

マルチインストゥルメント使用時、純正プラグインで約70%、Kontaktなどサードパーティ音源で約50%のCPU負荷低減が実現しています。

Q5. 不要なプラグインをプラグインリストから非表示にできますか?

はい、プラグインマネージャーでプラグイン名左のポイントを消灯させることで表示を外すことができます。AU/VST2/VST3の重複表示を避ける際に便利です。

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