ヒューマナイズ機能で微妙な変化をつける Logic Pro の使い方
Logic Proのヒューマナイズ機能は、ステップ打ち込みで生じるロボット的な規則性を改善し、音声に人間らしさを加える重要なテクニックです。タイミング、ベロシティ、音の長さをわずかにランダム化することで、同じフレーズの繰り返しによるマンネリ感を解消し、リスナーに最後まで緊張感を持たせることができます。特にドラムのハイハットに効果的で、10~20程度の設定値で自然な変化を得られ、楽曲のクオリティを飛躍的に向上させることができます。
ヒューマナイズとは?
通常、ステップ打ち込みは小節や拍に対しジャストタイミングとなります。
ドラムなど特定のフレーズを繰り返し使用する場合、
聴き手はこの繰り返されるフレーズに対しマンネリ感を抱きます。
そんな時に役立つのが「ヒューマナイズ」です。
名前の通り、人間味を与える。
要は適当に音を前後にズラす機能です。
もちろん大きく変更させると、
フレーズ自体が崩れてしまうため、あくまで「微差」がポイントです。
最後まで聴き手に緊張感を与え、マンネリを防ぐことができます。
Randomize/Humanize(ランダマイズ/ヒューマナイズ)の解説
- Logic X
- Logic 8/9
Logic X ヒューマナイズ使用方法

ヒューマナイズを適用したいリージョンを選択し、
上メニュー→「ウィンドウ」→「トランスフォームを開く」を選択します。

1_ヒューマナイズを選択
メニューから「ヒューマナイズ」を選択します。
2_音のズレる幅を決定_位置
数字が大きくなるにつれランダムが強くなります
オススメは「10〜20」で音を確認しながら足していくという方法です。
3_音量を決定_ベロシティ
必要に応じ使用します。ハイハットに適用すると良いです。
4_音の長さ
こちらも必要に応じ使用します。ドラムの場合は音の長さの概念がないため、
項目の中から「スルー」を選択しヒューマナイズをオフにします。
上記を設定し「選択して実行」を選択します。
これでリージョンに「ヒューマナイズ」が適用されます。
Logic ヒューマナイズ使用方法
(クリックで拡大)
↑ ヒューマナイズを適用したいリージョンを選択し、
上メニュー→「ウィンドウ」→「トランスフォーム」を選択します。
↑ トランスフォームウィンドウが開きます
1_ヒューマナイズを選択
2_音のズレる幅を決定_位置
数字が大きくなるにつれランダムが強くなります
オススメは「10〜20」で音を確認しながら足していくという方法です。
3_音量を決定_ベロシティ
必要に応じ使用します。ハイハットに適用すると良いです。
4_音の長さ
こちらも必要に応じ使用します。ドラムの場合は音の長さの概念がないため、
項目の中から「スルー」を選択しヒューマナイズをオフにします。
5_選択して実行
リージョンに「ヒューマナイズ」が適用されます。
今回はDrのハイハットに「ヒューマナイズ」を適用しました。
この方法ではキック、スネアにも「ヒューマナイズ」がかかってしまうため、
「ヒューマナイズ」適用後に、キック、スネアにクオンタイズをかけ
ジャストの位置に戻しました。
これによりハイハットだけ「ヒューマナイズがかかった事になります」
- Logic X
- Logic 8/9
効果比較
- 適用前

- 適用後

楽曲、楽器により変わるため、何度も聞いて自然になるように調整してみてください。
よくある質問
Q1. ヒューマナイズ機能とクオンタイズの違いは何ですか?
クオンタイズはズレた音を正確なグリッド位置に修正する機能です。一方、ヒューマナイズは意図的に微妙なタイミングのズレを加える機能で、逆の役割を果たします。自然な人間味が必要な場合はヒューマナイズを、正確性が必要な場合はクオンタイズを使い分けます。
Q2. ヒューマナイズの位置設定はどのくらいが目安ですか?
推奨値は10~20です。数字が大きいほどランダム性が強まりますが、大きすぎるとフレーズが崩れます。音を確認しながら徐々に値を増やしていく方法がベストです。
Q3. ドラムのすべての要素にヒューマナイズを一度に適用できますか?
複数要素に適用されますが、キックやスネアはジャストなタイミングが必要な場合、適用後にこれらの要素に再度クオンタイズを掛けて修正することで、ハイハットだけにヒューマナイズを効かせられます。
Q4. ヒューマナイズを適用する際、ベロシティ設定は必須ですか?
必須ではなく、必要に応じて使用します。特にハイハットに適用すると、音量のばらつきが加わり、より自然な演奏感が得られるため効果的です。
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