ベースの音程や重低音を聞き取るコツ 耳コピ講座 (イヤートレーニング)
DTM初心者向けの耳コピ講座第5回では、楽曲制作に不可欠なベーストラックの聴き取り方法を解説しています。低音域は人間の耳にとって聴き取りが難しいという生理的特性がありますが、訓練を重ねることで正確に識別できるようになります。記事では、マルチバンドコンプレッサーで100~200Hzの周波数帯に絞るモニタリング手法や、キーの把握による音程の絞り込み、音程間違い時の違和感を手がかりとした検証方法など、実践的なテクニックを提供しており、読者はベース採譜のコツを習得できます。
メロディーと楽曲キーの割り出し

前回で楽曲キーを把握した後は、「ベース」へ入っていきましょう。
この「ベース」は「音程」「リズム」「音圧」などを制御する超重要トラックとなります。
耳の構造上、低音の聴き取りは、かなり大変です。
しかし、これも慣れの問題が大きいです。
何度も繰り返し鍛えていくことで、かなり正確に聴き取ることができます。
音の長さにも注意して、頑張ってくみてください。
素材のダウンロード
以下より楽曲/MIDIファイルをダウンロードしていただけます。
・楽曲ファイルダウンロード
・前回までのMIDIファイル
・楽曲キー/コード表
DAWの1小節目に貼り付け、テンポを126に設定することで、
動画解説と同じ状態になります。
解説動画
YouTube動画への質問と回答の抜粋
ちなみになんて曲ですか?
耳コピ講座で解説している曲は 感覚 -KANKAKU- 〜Vo.ゆり花×三浦コウ〜 という楽曲です。 このシリーズの最初の動画でご紹介しております。 https://www.youtube.com/watch?v=w4mPeQLJHQ0
ベース音域を絞ってモニタリングする
上記でも触れたように、ベースの音域は非常に聴き取りづらいです。
そのため最初は対象楽曲の周波数を絞って作業されることをオススメします。

マルチバンドコンプレッサーで、
ベースの音程感がわかりやすい「100〜200Hz」に絞って視聴を行います。
音程が違った時の違和感を感じる
前回でキーを特定していますので、使用する音程は絞り込めています。
だいぶ作業が楽になりますが、その中でも間違ってしまうこともあります。

普段は聴き取りづらいベースですが、
音程を間違えている時は、相当な違和感が出ます。
これを感じた時は、ほぼ確実に音程を間違えているということになります。
最初はこの違和感を意識し作業を進めてください。
耳コピ講座 記事へのアクセス
1_耳コピの下準備
2_リズム_キックとスネア
最初は音程に縛られないリズムから解説を行っていきます。
リズム楽器のメインである、キック/スネアが対象となります。
3_リズム_ハットとシンバル
キック/スネアが終わった後は、金物系のハット、シンバルに挑戦していきます。
4_楽曲のキーの把握と利用
楽曲のキーを把握しておくことで、
音程を判断する際の指針となります。
5_ベース(当記事となります)
リズムとコードどちらに対しても絶大な影響力を持つベース。
以降に出てくるコード分析の際にも重宝します。
6_コード概念の把握
コード進行を理解するための基礎知識を学習していきます。
簡単にコードを作ることができるようになります。
7_コード進行
ベースとメロディーを手かがりとして、
和音の採譜を行っていきます。
8_コード進行_2
キーの構成音以外の音程に関して学習していきます。
曲のアクセントとなる部分です。
9_上ものバッキング
コード進行で採譜した音達をヒントに、
フレーズを聴きとっていきます。
耳コピ楽曲採用者
今回は沢山のご応募をいただき、誠にありがとうございました。
その中から楽曲を採用させていただきました、クリエイターをご紹介させていただきます。
三浦コウ / Kou Miura
WebSite/SNS
WebSite : http://komiura.flavors.me/#soundcloud
Twitter : https://twitter.com/Miura_Kofficial
コメント
この度は、取り上げて頂けた事に大変感謝しております。
作曲を始めて3年程になりますが、cubaseを買ったばかりの頃はスリープフリークス様のサイトを拝見していました。
とてもわかりやすく解説されているのでとても有り難いです!
サウンドを作る時にいつも心掛けている事なのですが、スピーカーと聴いている自分との間にある空気感や距離感を意識して作っています。
同じ手法は使わないように気を付けて、研究しながら毎回曲を作っています。
壁にぶちあたる事だらけですが、新しい曲が出来た時の楽しさ、喜びを大切に、日々精進したいと思います!
リリース作品
よくある質問
Q1. ベース音を聴き取ることが難しいのはなぜですか?
人間の耳の構造上、低音域の聴き取りは高音域よりも難しい傾向があります。しかし、訓練を重ねることで正確に聴き取ることは十分可能です。音の長さにも注意を払いながら何度も繰り返し練習することが重要です。
Q2. ベース採譜を始める際に最初に何をすべきですか?
最初にマルチバンドコンプレッサーでベース帯域を100~200Hzに絞り、周波数範囲を限定したモニタリングを行うことをお勧めします。これにより、ベースの音程がより聴き取りやすくなります。
Q3. 音程を間違えたかどうかを判断する方法はありますか?
楽曲キーを把握していれば、使用可能な音程が限定されます。音程を間違えているときは、他の楽器パートとの不協和音により相当な違和感が生じるため、その感覚を頼りに修正することができます。








