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目次

ベースの音程や重低音を聞き取るコツ 耳コピ講座 (イヤートレーニング)

Author: sleepfreaks

メロディーと楽曲キーの割り出し

耳コピ講座

前回で楽曲キーを把握した後は、「ベース」へ入っていきましょう。
この「ベース」は「音程」「リズム」「音圧」などを制御する超重要トラックとなります。

耳の構造上、低音の聴き取りは、かなり大変です。
しかし、これも慣れの問題が大きいです。

何度も繰り返し鍛えていくことで、かなり正確に聴き取ることができます。
音の長さにも注意して、頑張ってくみてください。

素材のダウンロード

以下より楽曲/MIDIファイルをダウンロードしていただけます。

・楽曲ファイルダウンロード
・前回までのMIDIファイル
・楽曲キー/コード表

DAWの1小節目に貼り付け、テンポを126に設定することで、
動画解説と同じ状態になります。

解説動画

ベース音域を絞ってモニタリングする

上記でも触れたように、ベースの音域は非常に聴き取りづらいです。
そのため最初は対象楽曲の周波数を絞って作業されることをオススメします。

マルチバンドコンプレッサー

マルチバンドコンプレッサーで、
ベースの音程感がわかりやすい「100〜200Hz」に絞って視聴を行います。

音程が違った時の違和感を感じる

前回でキーを特定していますので、使用する音程は絞り込めています。
だいぶ作業が楽になりますが、その中でも間違ってしまうこともあります。

音程の違い

普段は聴き取りづらいベースですが、
音程を間違えている時は、相当な違和感が出ます。

これを感じた時は、ほぼ確実に音程を間違えているということになります。
最初はこの違和感を意識し作業を進めてください。

耳コピ講座 記事へのアクセス

1_耳コピの下準備

耳コピを行うためにテンポ、マーカーなどの下準備を行います。

2_リズム_キックとスネア

最初は音程に縛られないリズムから解説を行っていきます。
リズム楽器のメインである、キック/スネアが対象となります。

3_リズム_ハットとシンバル

キック/スネアが終わった後は、金物系のハット、シンバルに挑戦していきます。

4_楽曲のキーの把握と利用

楽曲のキーを把握しておくことで、
音程を判断する際の指針となります。

5_ベース(当記事となります)

リズムとコードどちらに対しても絶大な影響力を持つベース。
以降に出てくるコード分析の際にも重宝します。

6_コード概念の把握

コード進行を理解するための基礎知識を学習していきます。
簡単にコードを作ることができるようになります。

7_コード進行

ベースとメロディーを手かがりとして、
和音の採譜を行っていきます。

8_コード進行_2

キーの構成音以外の音程に関して学習していきます。
曲のアクセントとなる部分です。

9_上ものバッキング

コード進行で採譜した音達をヒントに、
フレーズを聴きとっていきます。

耳コピ楽曲採用者

今回は沢山のご応募をいただき、誠にありがとうございました。
その中から楽曲を採用させていただきました、クリエイターをご紹介させていただきます。

三浦コウ

三浦コウ / Kou Miura

コメント

この度は、取り上げて頂けた事に大変感謝しております。
作曲を始めて3年程になりますが、cubaseを買ったばかりの頃はスリープフリークス様のサイトを拝見していました。
とてもわかりやすく解説されているのでとても有り難いです!
サウンドを作る時にいつも心掛けている事なのですが、スピーカーと聴いている自分との間にある空気感や距離感を意識して作っています。
同じ手法は使わないように気を付けて、研究しながら毎回曲を作っています。
壁にぶちあたる事だらけですが、新しい曲が出来た時の楽しさ、喜びを大切に、日々精進したいと思います!

リリース作品



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