Solid State Logic「BiG SiX」DTMにおけるサウンドクオリティ向上の選択肢

Author: sleepfreaks

アナログとデジタルが融合した名機

ここではSolid State Logic 社のBiG SiXをご紹介いたします。
一見普通のミキサーのように見えますが、パソコンとUSB-Cケーブルで接続し、オーディオインターフェイスとしても機能します。
また、DAWとシームレスに連携し、ルーティング・録音・ミキシングなどをハイクオリティなサウンドで行うことができます。

まさにSSLブランドの技術が余すことなく詰め込まれた製品と言えるでしょう。
ご自身のサウンドをプロクオリティに押し上げる選択肢として、DTMでの活用法を確認していきます。

BiG SiX 実演動画





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インプット 入力部分

まずはオーディオインターフェイスとしてのサウンド入力部分を確認していきます。

モノラルレコーディング

1〜4には高品質なSuperAnalogueプリアンプが搭載されています。
これらはマイク (9V) / ギター(ハイ・インピーダンス) / ラインなど様々なソースに対応し、すぐにDAWへサウンドを記録可能です。

ここではボーカルレコーディングを行い、異なるクラス(1万円/20万円) オーディオインターフェイスとサウンドを比較してみました。

ボーカリスト 大平あひる

オフィス PAC所属の声優。
・ディズニーミュージカルアニメーション『ミラベルと魔法だらけの家』ドロレス役
・ディズニーチャンネル『ゴースト&モリー』モリー役
・映画『ストーリー・オブ・マイライフ/私の若草物語』四女エイミー役

詳細プロフィールページ : http://www.office-pac.jp/talent/profile/?id=ohira-a

Twitter : https://twitter.com/awesome_ahiru?s=21&t=MRIdhoBvv76N7bH632ApWw

1万クラス

20万クラス

BiG SiX

滑らかで余裕のあるサウンドで録音できていることを感じていただけると思います。
入力機能も充実しており 「外部入力によるセンドリターン」「トークバック」「5〜16までのステレオチャンネル」なども自由に設定可能です。

アウトプット 出力部分

出力に関する機能も充実しており、「2つのヘッドフォンアウト」「CUEによるモニタリングコントロール」「複数のモニター切り替え」など至れり尽くせりな内容です。
このBBiG SiX1つで自宅スタジオのサウンドルーティングを効率的にコントロール可能になります。

BiG-SiX-Rear

これら機能だけではなく、本体から出力されるサウンドも圧倒的と言えるほど高音質です。
ここでも3つの製品を使用してサウンド比較を行いました。

各モデルから出力されるサウンドをマスターレコーダー「TASCAM DA-3000」を使用して録音を行なっています。
この製品については以前に記事を作成しています。ご興味を持っていただけた際には併せてご覧ください。

1万クラス

20万クラス

BiG SiX




いつまでも聴いても疲れない魅力的なサウンドで、制作時のサウンドモニタリングはもちろん、リスニング用としても活躍することは間違いありません。

ミキサー部分

当製品が持つ、斬新なポイントがUSBモードを搭載しているとう点です。

Big_Six_USB

各チャンネルに配置されたUSBモードを有効にすることで、サウンドがDAWのトラック出力とシームレスに連携します。
USBモードをオフにしている場合はBiG SiXに直接接続されているサウンド入力が有効になります。

各チャンネルにはSSL伝統の高品質3バンドイコライザーが備わっています。

非常にナチュラルで心地の良い効き方するため、簡単かつ的確にサウンドへキャラクターを与えることができます。

Big_Six_Comp

また、モノラルの1〜4チャンネルにはSSLコンプが搭載されています。
アタック8ms-30ms リリース300ms レシオは2:1
サウンドの特性をしっかりと活かしたコンプレッションが可能ですね。

そして、G-Seriesのマスターコンプも適用することができます。
これらを活用することで、サウンドをBiG SiX内でかなりのクオリティまで追い込むことができます。

サミングについて

サミングを行うことができるという点もBiG SiXのセールスポイントです。

_Six_サミング

DAW上でのミキシングは、その全工程がデジタルで行われることになりますが、各トラックサウンドをBiG SiXのチャンネルへ出力してミキシングを行う工程(アナログ)を入れることで、より豊かなサウンドを得ることができます。
例えば、ドラムトラックのキック、スネア、ハット、タム、アンビなどをBiG SiXの各トラックへ出力してミキシングを行います。
その後にドラムのトータルサウンドを改めてDAWに録音するというような流れです。

実際にサミングを行ったサウンドが下記です。

通常のDAW ミキシングサウンド

BiG SiX サミングサウンド

BiG SiXではトップエンドがしっかりと落ち着き、余裕のあるサウンドとなっています。
また、低域トラックの分離感が高く、ワイルドな印象でした。
いくつかの楽曲で試しましたが、トラックの特徴がしっかりと活きたサウンドになっている点がとても好印象です。



サウンド・使い勝手が素晴らしく、どうしても紹介しておきたいという想いからコンテンツを作成してみました。
非常に多機能で全機能をご紹介するには到底及びませんでしたが、サイズ感やスペックも小規模の個人スタジオで十分すぎる製品となっています。

また、ご自身の楽曲クオリティを高めたいという際の選択肢としても検討してみる価値はあると感じましたので、ぜひ機会がありましたらお試しください!

製品URL : https://www.solid-state-logic.co.jp/products/big-six/




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