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【DTM】ピアノ音源 人気ランキング ベスト5 DTMer 3948名が回答!

音楽制作で頻繁に使用するピアノ音源

DTMer7526人に聞いたアンケートシリーズ
今回は多くの方が頻繁に使用するピアノ音源ランキングの発表です。

まずサードパーティのピアノ音源を使用されている方は7526名中3948名となっています。
多くのDAWにはピアノ音源が付属しますが、半数以上が新たにピアノ音源を追加購入しているという結果となりました。
それではランキング結果を確認していきましょう。

人気のピアノ音源ランキング

人気ピアノランキング

5位 Toontrack EZ KEYSシリーズ : 179名 €155

EZ KEYS

  • ピアノ楽曲
  • アンサンブル
  • プロ : 31名 (17.3%)
  • アマ : 148名 (82.7%)

Toontrackの人気EZシリーズが5位にランクイン。
「簡単な操作で効果的なピアノトラックを構築」できるという点がコンセプトとなっているため、DTM初心者や、鍵盤トラックの作成が苦手という方でも安心して使用できます。
DAW上での動作も軽いという点も嬉しいです。

製品URL : https://ec.crypton.co.jp/product/detail/35300

4位 Spectrasonics KEYSCAPE : 333名 $399

Omni

  • ピアノ楽曲
  • アンサンブル
  • プロ : 85名 (25.5%)
  • アマ : 248名 (74.5%)

厳選した高品質なソフト音源が売りのSpectrasonicsが自信を持ってリリースするKEYSCAPEが4位にランクイン。
出音の良さはもちろん、細かなサウンドメイクも行える頼もしい製品です。
当音源はピアノだけではなく、多くの鍵盤楽器が収録されている点が特徴で、どのプリセットも平均点を軽く超える素晴らしいサウンドを誇ります。
一通りの鍵盤楽器を揃えたいという方はぜひチェックしてください。

製品URL : https://store.miroc.co.jp/product/40904

3位 SYNTHOGY Ivory : 351名 $349

Ivory

  • ピアノ楽曲
  • アンサンブル
  • プロ : 93名 (26.5%)
  • アマ : 258名 (73.5%)

大容量ピアノ音源の走りとも言えるIvory
徹底された「上質なピアノサウンド」は、存在感・重厚感ともに群を抜いています。
ピアノを中心としたトラック構築を行いたいという方にぜひお試しいただきたい音源です。

製品URL : https://store.minet.jp/item/5149.html

2位 Native Instruments The Grandeur : 354名 13,400円

THE_GRANDEUR

  • ピアノ楽曲
  • アンサンブル
  • プロ : 76名 (21.5%)
  • プロ : 278名 (78.5%)

大人気の音源バンドル「Komplete」に収録されたピアノ音源。
出音がとても自然でジャンルを問わず使用できます。
主張が少なくサラッと使える音源を探している方にピッタリです。

製品URL : https://bit.ly/3Elw5tR

1位 XLN Audio Addictive Keys : 461名 $89.95

ADD_KEY

  • ピアノ楽曲
  • アンサンブル
  • プロ : 66名 (14.3%)
  • アマ : 395名 (85.7%)

ドラムランキングでも首位となっていたXLN Audio社のAddictiveシリーズがピアノランキングでも堂々の1位です。
サンプル容量が抑えられ、軽く使うことができるという製品コンセプトに加えて、機能面と価格のバランスの良さなどが人気となっています。
演奏ニュアンスなど細かな演奏表現は大容量サンプルの「Ivory」は「KEYSCAPE」に及びませんが、オケにしっかりと馴染む小回りが利くサウンドは素晴らしいの一言です。
ポップスやエレクトロなどアンサンブルとしてピアノを使用したい場合に向いていると感じました。

製品URL : https://www.xlnaudio.com/products/addictive_keys

ピアノサンプル楽曲

サウンド比較にて使用させていただきました楽曲(MIDI)は、作曲家/サウンドクリエイターとして活躍されているKeikoさんにご協力いただきました。
比較楽曲からもお分かりいただけるように、ピアノを中心とした美しい癒しのサウンドを楽しむことができます。ぜひサイトもチェックしてみてください!

価格やサンプル容量

ピアノ音源_価格_容量

サウンドクオリティに直結するサウンドライブラリの容量について。
容量が圧縮されている製品も多くありますが、IvoryとKeyscapeが多いです。
これにより、ベロシティや演奏ニュアンスを細かく再現可能ですが、同時にCPU負荷が高くなるという傾向にあります。
ピアノを中心とした楽曲など、ピアノトラックの比重が高い楽曲にはこれら音源が向いているのではないかと感じました。
逆にEZ KEYSやAddictive Keysは可能な限り容量を削減して、軽く手軽に使えるという点が売りとなっています。
ポップスなどピアノの比重が高くない楽曲や、ピアノサウンドを他トラックに馴染ませたいという場合はこれらが向いていそうです。

サウンド機能

機能面 ピアノ音源

上記でも触れましたが、サウンドサンプル容量が多いほどベロシティを含め、より細かなピアノニュアンスを表現することができます。
Addictive Keysはピアノ演奏時のメカニカルノイズも含まれていませんでした。

サウンド表現

ペダル機能について、Ivoryが多くの項目をカバーしています。

チューニング

チューニング

EZ KEYSのみセント単位の調整となっているため、チューニング変更時は少し不便に感じる面が出てくるかもしれません。
Addictive KeysとKeyscapeは一般的なスケールチューニングと合わせ、世界で使用される様々なチューニングプリセットが用意されています。

エフェクト

エフェクトなど

リバーブなど最低限のエフェクトは全製品に備わっています。
Addictive Keysのエフェクト数が優れており、エレクトロ系サウンドを含めて様々なエディットが行えるという点が特徴です。



いかがでしたでしょうか?

今回の検証を通し、各製品に対しての印象は下記です。

  • XLN Audio Addictive Keys
    ・サウンドが馴染みやすく、アンサンブル向き
    ・細かなニュアンスが弱いため、ソロピアノには不向き
    ・動作は軽快でサウンドも自然
  • Native Instruments The Grandeur
    ・同社のKompleteバンドルに収録されており、すぐに使用できる
    ・アンサンブルの中での演奏にも対応可能で、サウンドスペックも十分
  • SYNTHOGY Ivory
    ・ストリングレゾナンスを備えており、アコースティックピアノのシミュレーターとして非常に多機能
    ・再現性が高いためリアルなピアノが欲しい場合にお勧め
  • Spectrasonics KEYSCAPE
    ・総合鍵盤音源のため、様々なキーボード音色を求める場合にお勧め(サウンドクオリティも高い)
    ・柔らかめで優しいサウンドが特徴
  • Toontrack EZ KEYS
    ・サウンドクオリティよりもフレーズ入力のアシストを求める方にお勧め
    ・MIDIデータ作成を別音源で再生する使い方も有効

以上です。
ピアノ音源選びの際にはぜひご参考にしていただけますと幸いです!