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目次

Doricoの使い方③ 様々な方法で音符を入力しよう

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Author: sleepfreaks

4つの音符入力方法

五線を準備したら、いよいよ音符を入力していきましょう。
Doricoの音符の入力方法には、4つのタイプがあります。

  • 1)マウス入力:マウスカーソルを使って、画面の五線上に配置します。
  • 2)キーボード入力:パソコンのキーボードを使ったステップ入力です。
  • 3)MIDIキーボード入力:ピッチの指定にMIDIキーボードを利用する方法です。鍵盤を使うので、和音の入力が便利になります。
  • 4)リアルタイム入力:Ver2.2からの新機能で、リアルタイムで演奏して入力する方法です。

以上のタイプごとに詳細を見ていきましょう。

Dorico 音符を入力する 動画

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Doricoの使い方 基本編

製品ページ : https://japan.steinberg.net/jp/products/dorico/what_is_dorico.html

マウス入力

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音符パネルから音符の種類を選択して、カーソルを五線に近づけると、リズムグリッドという拍やタイミングを示す目盛が表示されます。
このグリッドの位置と五線の高さに合わせて、マウスをクリックして音符を配置します。

音符を入力した後に、キャレットという縦線が表示されます。
キャレットは現在位置を示すもので、リズムグリッドのステップを移動するには、パソコンの左右の矢印キー、1小節単位で移動するには、WinはControl、MacはCommandキー+左右の矢印キーで移動します。
※キャレットは、後にキーボード入力やMIDIキーボード入力の際のステップ位置として使用します。

グリッドを空けて音符を配置することで、音符のないグリッドは自動的に休符が表示されます。
また音符を入力していくと、小節の混み具合によって、オートスペーシング機能が働き、小節のスペースが自動で調整されます。

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リズムグリッドの細さを変更するには、「記譜」メニュー→リズムグリッドから選択します。

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基本的な音符の種類(デュレーション)の選択に加えて、パレットの付点、連符、デュレーション強制、タイなどを組み合わせて、マウス入力していきます。

キーボード入力

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手順としては、キャレットを入力したいタイミングまで移動して、音符の種類(デュレーション)を選択して、ピッチの高さを指定していきますが、音符の種類を選択するパレットを、パソコンの数字キーのショートカットを用いて選択することができます。

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音の高さ(ピッチ)の指定は、キーボードの英語の音名が対応しています。
オクターブの変更は、WinはAlt+Control、MacはOption+Commandキー+上下の矢印キーで移動します。

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その他の主要なショートカットキーは、このようになっています。
この一覧は、「ヘルプ」メニュー→「キーボードショートカット」で表示できます。

MIDIキーボード入力

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MIDIキーボードを接続して、設定を確認しておきます。
「Dorico」メニュー→「設定」と進み、ダイアログ左メニューの「再生」の「録音」項目にある「MIDI入力デバイス…」をクリックすると、別ポップアップ画面で、接続されているMIDIデバイスのリストが表示されますので、必要なデバイスにチェックが入っているかを確認します。

さらに、元ウィンドウにある「MIDI入力を有効にする」にチェックが入っていることも確認します。

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キーボード入力の手順と同じで、キャレットを目的の位置に移動して、音符の種類(デュレーション)を選択して、ピッチの高さを鍵盤で演奏します。
このように、和音の入力がとても便利です。

リアルタイム入力

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まず、リアルタイム入力の設定を確認しておきます。
「Dorico」メニュー→「設定」と進み、ダイアログ左メニューの「再生」の「録音」項目にある「クオンタイズオプション…」をクリックすると、別ポップアップ画面で、MIDIクオンタイズオプションが表示されますので、必要なクオンタイズ値を選択します。

さらに、元ウィンドウにある「大譜表を用いる楽器にはスプリットポイントを使用」が必要ならチェックを入れ、MIDIノート番号を指定します。
中央ドが、MIDIノート番号60となります。

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録音を開始するには、五線の入力開始位置を指定して、ウィンドウ右上の「録音ボタン」をクリックするか、WinはControl+R、MacはCommandキー+Rで、録音スタートします。

メトロノームのカウントインがあってから、録音スタートしますが、カウントインの小節数を変更するには、WinはControl+Shift、MacはCommand+Shift+Pで、再生オプションウィンドウが開くので、左メニューから「クリック」の「カウントイン」で変更できます。

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演奏した音符が意図したタイミングで入力されないときには、
「Dorico」メニュー→「設定」
ダイアログの左メニューの「再生」の「録音」項目にある「MIDI入力のレイテンシーの補正」の数値を調整してみましょう。

次回は音符の様々な修正や削除の際の便利な方法を解説します。

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Doricoの使い方 基本編

製品ページ : https://japan.steinberg.net/jp/products/dorico/what_is_dorico.html



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