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EDMレシピ #9 低音をクリアに! KickとBassに今すぐ使えるテクニック

EDMレシピ 公開 2023.09.19 更新 2026.07.18
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EDM制作における低音処理は、単なるEQやエフェクト処理だけでは実現できません。この記事では、KickとBassをクリアに仕上げるための3つの実践的テクニックを紹介しています。音の組み合わせの検討、20Hz以下の不必要な低音域のカット、そして打ち込みノートの長さ調整という、すぐに実装できる方法を学べます。これらのテクニックを活用することで、楽曲全体の一体感とグルーブ感が格段に向上し、プロフェッショナルな低音表現が可能になります。

低音処理テクニック

EDMレシピ 第9回目は低音域で使える簡単テクニックをご紹介!
すぐに実践出来るものばかりなのでぜひお試しください!

低音をクリアにするテクニック

  1. 1STEP1 -組み合わせを考える
  2. 2STEP2 -低音域をカット
  3. 3STEP3 -音の長さを変えてみる

まずはテクニックを取り入れたサウンドを確認してみます。

処理前のサウンドは一体感がなくバラバラな音が鳴っている印象ですが、処理後はまとまったグルーブ感のある音になっています。
それでは流れをステップで確認していきます。

組み合わせを考える

【音の組み合わせ】で楽曲全体のグルーブ感は大きく変わります。
今回は2つのKickを使って比較してきます。
まずはそれぞれの音とスペクトラムを見てみましょう。

▶︎Kick①のスペクトラム
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▶︎Kick②のスペクトラム
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次にBassの音とスペクトラムも確認します。

▶︎Bassのスペクトラム
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今回のKick②とBassのような同じ音域の音の組み合わせはより一体感のあるグルーブを作ることが出来ます。
一体感

このように【音の組み合わせ】は楽曲の一体感に非常に大きな影響を与える要素です。
MIDIの打ち込みやEQなどに目が行きがちですが、その前に音の組み合わせを数多く検討することでより質の高い楽曲に仕上げることが出来ます。
ぜひ時間をかけて様々な組み合わせを試してみましょう。

  • threebodytech 記事中

低音域をカット

次は【不必要な低音をカットする】テクニックです。
このテクニックを使うことでより音のリズム感がくっきり現れ、クリアな低音に仕上がります。
ジャンルにもよりますが一般的には【20hz以下】の音を削ることが多いです。

▶︎低音をカット
eqカット

音の長さを変えてみる

次は【打ち込みの音の長さを変える】テクニックです。
今回はBassの打ち込みの長さを比べてみました。

り

りあり

このように打ち込むノートの長さによって【音のリズム感】が大きく変わります。
楽曲に合わせて音の長さを変えることもクオリティアップに繋がります。

いかがでしたでしょうか?
低音処理はダンスミュージックにおいて非常に重要になります。
プラグインやエフェクトといった処理でもいい音に仕上げる事はできますが、その前に【一つ一つの音をより細かく見ること】でより簡単に、そして効果的に楽曲のクオリティを上げることが出来ます。
ぜひテクニックを取り入れてご自身の楽曲をより質の高いものに仕上げてみてください!

それではまた次回のレシピでお会いしましょう。

よくある質問

Q1. EDMで低音がクリアに聞こえない場合、何から始めるべきですか?

まずはKickとBassの音の組み合わせを検討することが重要です。同じ音域の音を組み合わせることで一体感が生まれ、グルーブ感のある楽曲に仕上がります。その後、EQやエフェクト処理に進むことで、より効果的な低音処理ができます。

Q2. 低音域をカットする際、どのHz以下を削るのが一般的ですか?

ジャンルにもよりますが、一般的には20Hz以下の音を削ることが多いです。この範囲の低音は人間の耳では認識しづらく、不必要なノイズの原因となるため、カットすることでリズム感がより明確になります。

Q3. Bassの打ち込みノートの長さでグルーブ感が変わるのはなぜですか?

ノートの長さは音のリズム感に大きく影響します。短いノートを中心に打ち込むと硬く切り詰められたリズムが生まれ、長いノートを使うと滑らかなグルーブが表現できます。楽曲の雰囲気に合わせて長さを調整することで、クオリティが向上します。

記事の担当 町田 航平/kouhei Machida

18歳から音楽制作を始める。 その後、19歳の頃にイギリスにあるPoint Blank Schoolにて音楽制作を学ぶ。

翌年、DJとしてスペインのイビサ島へ渡り、「Hotel Ocean Driveや Club Itaca」を始めとするホテル/クラブでのプレイを経験。 同時にハウスミュージックの制作を始める。

2019年、ドイツ/ロシア/イギリス/ポルトガル/東京の複数レーベルから楽曲リリースを果たす。

2020年にはイギリスのレーベル「Back It Up Records」よりリリースした楽曲「Werk」がBeatport Tech Houseチャートでランクインし、現在もダンスミュージックアーティスト/DJの若手アーティストとして精力的に活動を行なっている。

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